ダイビングツアーにインストラクターやガイドが必要な理由【セブ島編】

綺麗な海でのダイビング。実は日本でもスキューバダイビングインストラクターの国家資格は必要ありません。しかし、インストラクターなしはとても危険です。

ダイビングツアーにインストラクターやガイドが必要な理由【セブ島編】

スキューバダイビングインストラクターとは

まずはじめに、インストラクターって具体的にどんな人の事かと言うと、その国のスキューバダイビングインストラクター団体の認定資格を持っている人達です。

スキューバダイビングに、必要な器材(空気タンクや自給式水中呼吸装置)などの知識もあり、同じ海でもその土地の海と世界の海では、波の状況や潮の流れ方、危険の魚など全然違いますが、現地のインストラクターはきちんとその海を把握しているので、素人のダイバーとは異なります。

 

インストラクターとガイドは違う?

ダイビングツアーにインストラクターやガイドが必要な理由【セブ島編】

インストラクターは、一緒に潜り参加者にダイビングの仕方などを教えてくれます。ガイドは安全なポイントに案内して、安全管理はしますが、基本的に経験者が申し込むので、手取り足取り何かを教えるという事はしません。初心者の方は、必ずインストラクターのツアーに申し込みましょう。

 

インストラクターなしのダイビングは危険!

ダイビングツアーにインストラクターやガイドが必要な理由【セブ島編】

日本でも、浅瀬の海で波にさらわれて亡くなってしまったというニュース聞いたことありますよね。スキューバダイビングは、浅瀬どころの話ではありません。足は着きません。浅瀬でも危険な海なのに、足もつかないスキューバダイビングをインストラクターなし楽しもうなんて、自ら溺れに行くような物です。

海は、その日その日で状況が違います。潮の流れも違いますし、危険な魚だっています。突然危ない海域に切り替わっている場所もあります。ダイビングに慣れていても、その土地の海には慣れていません。必ずインストラクターと一緒にスキューバダイビングを楽しんでください。

 

スキューバダイビングは飛行機搭乗制限あり⁈

ダイビングツアーにインストラクターやガイドが必要な理由【セブ島編】

実は、スキューバダイビングをした後すぐは飛行機に乗れません。これはダイビングツアーの説明の時に聞くと思いますが、スキューバダイビングをすると身体に、窒素が貯まります。その窒素が溜まった状態で、飛行機に乗ると窒素が血液内で膨らみ、気泡になって激痛もしくは気を失う減圧症になってしまいます。

ダイビングをした当日は、飛行機に乗れません。短い間のダイビング1回のみだと12時間以降、ダイビング2回した場合は、18時間以降、深い所(減圧潜水)でダイビングした場合は、24時間〜48時間飛行機に乗れません。気をつけてください。

 

セブ島でのダイビングで事故⁈

事故 ダイビングツアーにインストラクターやガイドが必要な理由【セブ島編】

2014年に、地元のインストラクターなしである旅行客3人名がスキューバダイビングをしました。そのうちの1人は、インストラクターの資格を持っていました。2人は助かり、1人は亡くなってしまいました。先程お話したように、インストラクターの資格を持っていてもセブ島の海の事はわかりません。

地元でもそのポイントは流れがとても速いので注意すべき場所とダイバーの中で有名の場所での事故でした。セブ島の海自体、日本のようにザバーンと言う波も比較的少なく、穏やかな海ですスキューバダイビング向けの海ですが、ポイントポイントで危ない場所はあります。知識があっても、地元のインストラクターまたは沢山ダイビングの経験がある人は、ガイドには必ず同行してもらいましょう。

 

インストラクターの選び方

ダイビングツアーにインストラクターやガイドが必要な理由【セブ島編】

命も危険もあるスキューバダイビング。出来れば経験も長く安心できるインストラクターさんと同行したいですよね。そんな時はインストラクターさんのインストラクターカードを見せてもらいましょう。

数字の後にアルファベットが書いてあります。そのアルファベットはインストラクターさんのランクです。低い順にDM、AI、OWSI、MSDT、IDSI、MI、CDです。MSDTで、中級インストラクター、IDSIで立派なインストラクターです。不安な方はインストラクターカードを見せてもらう事をオススメします。

まとめ
ダイビングツアーにインストラクターやガイドが必要な理由【セブ島編】

いかがでしたでしょうか?せっかくの透き通った綺麗なセブ島でのダイビング、より安全、安心に楽しんでくださいね。

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