【腹痛注意!】セブの水道水が危険な理由を解説!レストランやカフェも危ないってホント?

セブの水道水が危険な理由

皆さんこんにちは、セブ島旅するライターの林ツイタチです。セブの魅力を発信するTNKトラベルセブ島ライターをやっています。よろしくお願いします。

さて「セブの水道水、飲んだことあるよ〜!」って方はいらっしゃいますか?

有識者であれば、ほとんどの方が水道水を飲んだことはないと思います。それもそのはず。あらゆるポータルサイトやガイドブックで「セブの水道水は飲んではいけない!」との記述があります。

ではなぜ飲んではいけないのでしょうか。

セブの水道水は”石灰”が含まれている恐れがある!

セブの水道水が危険な理由

セブの水道水を直接飲むことをお勧めできない理由。それは水道水に石灰が含まれているためです。

石灰とは石灰石のことであり、その大元は暖かい海にいるサンゴのカラです。

つまりセブの水道水に含まれている石灰は、元々サンゴのカラだったものです。それが細かく砕かれて水道水に混じっているという理屈です。

水道水は徐々に綺麗になっているという噂も?

セブの水道水が危険な理由

では絶対に水道水は飲んではいけないのでしょうか。

Metropolitan Cebu Water District(MCWD)は、「水道水も飲料水としての水準をクリアしている」との声明を発表しています。水道水を飲むのは安全で健康的で、身体に良いいくつかの必須ミネラルが含まれているとのこと。

「セブの水道水は絶対に飲んではいけない」との情報を僕自身が耳にしたのは古い情報誌からでした。しかし今でもこの水道水危険説はかなり浸透しており、留学学校において安全ガイドラインに「水道水を飲んではいけない」との記述があるほどです。

しかし、この記事によれば近年、浄水施設の環境や衛生意識が改善されました。飲料水としてのクオリティをクリアしていることを世間に対し公に発表したことはセブにとって大きな進歩でしょう。

しかし僕自身、この記事を読んで「よし!じゃあ飲もう!ゴクゴク」とはならないのが本音です。なぜならセブのインフラ設備に対する信頼感がないためです。

上水道が綺麗でなければ飲めるレベルの水道水は供給できない

セブの水道水が危険な理由

これは持論ですが「上水道が綺麗でなければ飲めるレベルの水道水は供給できない」と僕は思います。上記の記述にあった「Metropolitan Cebu Water District(MCWD)」の主張はあくまでも浄水設備内の話です。

つまり、家庭やレストランに届くまでの上水道が綺麗でなければ水の泡。浄水場でろ過や沈殿を経た上水がいくら綺麗であっても、道中に汚れや汚染がある可能性を考えてしまいます。

路上に落ちている数多のゴミの山。川の流れる魚は1匹もおらず、おびただしい量の家庭廃棄物がゆらゆらと遊泳しているのを見ていると、水に対する不信感は積るばかりです。

水道水、どこまでなら人体にとって大丈夫?

セブの水道水が危険な理由

この記事では「水道水の飲水は控えた方がいい」と主張しています。では、日常生活において、水道水との関わり方はどこまで安全なのでしょうか。

セブ在住歴が3年を越すゲストハウスの管理人によれば、

・口にゆすぐ程度なら問題ない

・多少飲んでも有害ではない

とのことでした。歯磨きの口ゆすぎ等で水道水を使用する分は特に問題はないとのことです。

まとめ

セブの水道水が危険な理由

セブにいる限りは極力、水道水の飲水は控えた方が吉です。ボトルウォーターなら500mlが10ペソから購入可能です。街や路上で販売されているボトルウォーターは20ペソです。

水道水は無料ですが、身体を壊す危険性を考えると飲水におけるリスクは高いことでしょう。楽しいはずの旅行。楽しいはずの留学。水に関しては正しい知識をもって危機管理しましょう。