【2020最新版】タイの絶景行事コムローイ見学の注意事項と気をつけるべきことまとめ。実際に経験してきました!

サワディーカー!バンコク在住の愛優です。
コムローイ祭というとタイのお祭りの中でも1位2位を争う人気のお祭りです。一斉にコムローイ(ランタン)をあげる様子は幻想的で、死ぬまでに一度は行ってみたいという方は多いはず。今回はそんなコムローイ祭に参加する際に注意したいことをまとめました。
実際にコムローイ祭への参加を検討している方は是非一度読んでみてくださいね。

コムローイ祭りとは?

日本では「コムローイ祭」の名で知られているランタンを一斉にあげるお祭りは、タイでは「イーペン祭」と呼ばれており、「コムローイ祭」の由来はお祭りで一斉に挙げるランタンがタイ語で「コムローイ」と呼ばれていることから来ています。願いを込めてあげられるランタンがいくつもそらに上がっていく様子が幻想的なだけでなく、ディズニー映画である「塔の上のラプンツェル」の中にも同じような場面が登場することも、このお祭りが世界的に有名になった理由の一つです。

コムローイ祭は元々、このお祭りが行われる11月はタイの旧暦では12月にあたり、その年の豊作を祝って行われる「収穫祭」の意味を持つお祭りとして行われるようになったことが始まりです。このお祭りは仏教行事の一つで、コムローイをあげることが神様(ブッタ)への感謝を表しています。
さらにコムローイをあげることでその年の苦難を取り去ってくれるとも言われており、厄払いやお清めとしての意味も持ち合わせているそうです。

現在は観光客に人気になったことから、お寺の一角で行われているものだけでなく観光客向けの大きなイベント会場も用意されており、よく写真でみる景色はそういった観光客向けの会場の物であることがほとんどです。

 

服装の注意点

観光客向けのイベントといえど、宗教行事。コムローイをあげる前にはお坊さんのお経や厳かな式典が行われます。宗教行事ということで、お寺を訪れる時のように服装には注意しなければなりません。肌の露出が多い服や、短パンなどは避けるようにしましょう。肌の露出が多い服を着ている方は、入り口で腹を隠すように用意された服をお金を払ってレンタルする必要があるので注意してください。

しかし、実際に会場にはかなり露出の多い服装の人や、短パンで来ている人もいました。もちろん止められなかったらいいやという方もいるかもしれませんが、タイのお祭りに参加させてもらっているということを忘れずに、「イーペン祭」への尊敬をもって参加してほしいなと思います。

 

ご飯の注意点

大きな観光客向けの会場ではご飯を食べることができます。
私が参加した会場はメージョー大学の「イーペンランナーインターナショナル」だったのですが、この会場では会場へ入場する際に食券が5枚、ドリンクチケットが1枚もらえ、その券を食事やドリンクに引き換えて飲食ができるというシステムでした。食事ラインナップはタイ料理やチキンなど様々で、5枚あれば十分にお腹いっぱい食べられるほどの量でした。
また、ドリンクチケットは1枚なのですが、お水は無料でペットボトルが何本でももらえるので飲み物に関しても心配いりません。

しかし、ご飯を食べられる場所は式典が行われる会場とは別で、式典が行われる会場では飲食が禁止となっていました。ご飯は式典が始まる前に飲食可能なエリアで食べて式典に向かわなければならないので時間をしっかりと見ておくようにしましょう。

 

コムローイ上げの時の注意点

コムローイは、コムローイの中央下部についている点火ポイントに火をつけてその熱で上げます。実際に目の前のろうそくに火がともされ、その火を使ってコムローイに火を灯すのですが、うまくつけなければコムローイに火がうつり燃え上がってしまいます。
数人で、燃え移らないように気を付けて点火すれば大丈夫なのですが、人数が少なかったりコムローイの上部をしっかりと持ち上げていないと意外とすぐに火が燃え移ってしまいます。私の隣にいたグループもコムローイに火が燃え移ってしまっていました。

特に小さいお子様がいたり、髪が長い人は、ろうそくの火やコムローイに燃え移った火が体に燃え移らないように気を付けてください。

 

 

今回はコムローイ祭に参加するときに注意したいことについてまとめました。
会場の全員で一斉にコムローイをあげるその景色は一瞬なのですが、本当に幻想的で何度もコムローイ祭に足を運ぶ人の気持ちもわかるなと思いました。
先ほどもお話ししたように、観光客向けに開催されているイベントとはいえお坊さんも来るような宗教行事の一つです。マナーを守ってコムローイを楽しんでくださいね!