【徹底解説】バンコクの喫煙事情。罰金や懲役も!?マナーやルールを守ってタバコや電子タバコを嗜みましょう

サワディーカー!バンコク在住の愛優です。
タイに行きたいけれど海外の喫煙事情が分からない…。路上喫煙は罰金だときいたけれどもタバコを吸える場所はあるのか…。などなど喫煙者にとってタバコがどこで吸えるのかというのは気になるのではないでしょうか。今回はそんなタイの喫煙事情についてご紹介していきます。

タイのたばこ事情

タイでは路上でタバコを吸っているタイ人や外国人をよく見かけますが、タイの法律ではタバコのポイ捨てには罰金が科せられるとなっています。警察に見つかると罰金を払うことになるので喫煙所で吸うようにしましょう。
また、タイでも日本のようにコンビニでタバコを購入することができます。タイ産のたばこであれば60バーツ(約210円)、外国産のたばこであれば150バーツ(約520円)が相場です。タイ産のたばこであれば日本に比べるとかなり安く購入できます。
もちろん日本から持ち込むこともできます。喫煙者の中には日本でイミグレーションを抜けた後の免税店でまとめ買いする方もいると思います。しかしタイに持ち込める量には制限があるので気を付けてください。タイにタバコを持ち込む際は1カートン(紙巻タバコ200本)までは免税で持ち込めますが、それ以上は罰金の対象となり免税対象外のたばこは没収されるので注意してください。

 

こういう場所は絶対に禁止!

タバコのポイ捨てが禁止とはいえ、バンコク市内を歩くと道のわきにタバコがポイ捨てされているのをよく見かけます。それだけでなく外国人だけでなく、タイ人も道端でタバコを吸っている姿をしばしば目にします。しかし、そんなタイ人も絶対にタバコを吸わないのが室内です。
タイは室内は全面禁煙。飲食店やホテル、ショッピングセンターといった施設もその対象となっています。
バンコクには日本人が多く住んでいるため、日本式の居酒屋もたくさんあるのですが店内はもちろん禁煙。多くのお店で店頭に喫煙スペースを設けています。お酒を飲む場所というジャンルだと、バーやゴーゴーバーといったお店も室内は禁煙です。ごくまれに室内での喫煙がOKになっているお店もあるのですが、必ず店員さんに確認するようにしましょう。
また、バーでもルーフトップバーのような屋外に設置された場所ではタバコOKのお店もあります。こちらも必ず店員さんに確認してくださいね。

もう一つ、公共交通機関も全て禁煙となっています。駅や電車内はもちろん、駅の入り口から5m以内は禁煙と取り決めがされています。
バンコクでタバコを吸う際は喫煙場所を探してタバコを吸うのが間違いないですので、近くの喫煙所を探したり、周囲の人に聞いてみたりしてくださいね。

 

電子タバコは罰金!?

日本では近年利用者が増えているアイコスのような電子タバコですが、タイでは電子タバコは全面的に禁止されています。電子タバコに限っては屋内外問わず禁止です。吸っているのを見つかったら罰金をとられるのはもちろん、逮捕されるケースも発生しているので気を付けてください。
ちなみに電子タバコはタイ国内への持ち込みも禁止されています。実際にバンコクで電子タバコを吸っていた日本人が現行犯で5万バーツの罰金となったり、欧米人が捕まり有罪判決を受けたりしています。
持ち込んだ場合も違法となるので日頃電子タバコを吸っている方はタイ滞在中だけ紙タバコを吸ったり、禁煙したりという対策を行ってください。

 

 

今回はタイの喫煙事情についてご紹介してきました。
タイの警察はこういった取り締まりをするのにタイ人ではなく観光客をターゲットとするケースが多いです。せっかくの旅行で罰金を取られて楽しい思い出が嫌な思い出に変わってしまいます。
マナーを守って喫煙するためにもタイの喫煙事情をしっかり把握してタイへ渡航してくださいね。