今バンコクでじわじわと人気になっているフェアトレードの店「LOFTY BAMBOO」に行ってみた。

サワディーカー!バンコク在住の愛優です。
みなさんはお土産を買うときはどこで購入しますか?タイであればナイトマーケットやウィークエンドマーケットといったショッピングスポットがありますし、もちろんショッピングセンターやスーパーでも購入可能です。
今回ご紹介するのはフェアトレードの雑貨屋さん「LOFTY BAMBOO」です。安いものを探したり、マーケットで値切って買い物をするのもタイらしいですが、ここで今一度フェアトレードについて考えながらタイのお土産事情について紹介していきます。

 

 

そもそもフェアトレードとは?

フェアトレードとは、日本語に訳すと「公正取引」です。その言葉の通り、公正な取引になるような取り組みです。というのも、服や食品の原材料を生産している国では、立場が弱いためにそういった生産物に適正な価格が払われることなく、安価で取引されていることが原因で、収入が少なく貧しい生活を送っている人が多くいます。こういった不公平な取引を是正し、生産者に適正な報酬を支払うことができるよう取引を行うことをフェアトレードと言います。

日本でもフェアトレードの商品を扱うお店が増えてきており、こういった商品を購入することで労働者に適正な報酬が支払われる手助けになります。

 

タイにおけるフェアトレード

タイでも近年フェアトレード商品を取り扱うお店が増えてきています。そういったお店で取り扱っているのは、主に、タイの田舎で清算される材料を使ったタイらしいデザインの服や雑貨、アクセサリーが主流です。そういったバンコクのフェアトレード活動には多くの日本人が関わっており、今回紹介する「LOFTY BAMBOO」もオーナーを日本人が務めています。

 

フェアトレード雑貨を取り扱う「LOFTY BAMBOO」

「LOFTY BAMBOO」は先述した通り、日本人がオーナーを務めるフェアトレードの雑貨を販売している雑貨屋さんです。店内にはタイの各地の雑貨が取り揃えられています。その一つ一つに、どの場所で作られてものなのか、雑貨やその地方に関する詳しい説明が書かれているので、お買い物をしながらタイの地方やその地方の伝統工芸についても知ることができます。

私がお店に行ったときにたまたまオーナーさんが店頭にいらっしゃったのですが、とても明るい方で、気さくに話しかけてくださいました。それだけでなくお店の説明等もしていただき、思いのほか長居してしまいました。

お店に並んでいる商品は服やアクセサリーのような女性へのお土産にぴったりなものから、ポーチやカバンのような渡す人を選ばないものまで幅広い商品が並べられており、お土産選びにはもってこいです!

フェアトレードということもあり、価格は他の雑貨屋さんに比べると少し高めの設定になっています。しかし、これがいわゆる適正価格。普段私たちがタイでお土産を購入する価格がいかに安く適正価格で行われていなかったのかということを考えさせられました。

 

お店はバンコクに数店舗!

LOFTY BAMBOOはバンコクに数店舗お店を構えています。お店のリストは下記の通りです。

  • プロンポン店
    BTSプロンポン駅から歩いて5分ちょっとの場所にあるお店。赤い建物が目印です。お店の面積も広くたくさんの商品を取り扱っているので、どのお店に行ったらいいか分からないという方はまずここを訪れてみてください。
  • MBK店
    BTSナショナルステーション駅直結のショッピングセンターMBKの中にもお店があります。バンコクの中心地で、観光の際にBTSの乗換駅として利用するサイアム駅からも徒歩圏内なので、観光のついでに立ち寄りたいという方はこちらがおすすめです。
  • カオサン通り店
    バックパッカーの聖地とも言われているカオサン通りにもお店があります。カオサン通りに滞在している方はこのお店が一番利用しやすいのではないでしょうか。

 

 

今回はフェアトレードの雑貨を取り扱うLOFTY BAMBOOをご紹介してきました。
マーケットの雑多間の中、根切交渉をしたり面白いお店を探すのも面白いですが、せっかくバンコクでお土産を買うのであれば、少しでも現地の人の生活のためになる商品の購入を検討してみてくださいね。