【2019年度版 バンコク旅行 犯罪編】治安と過去の旅行者の犯罪トラブルを考えてみました。備えあれば憂いなし、せっかくの旅行で事故、トラブルに合わないために!

サワディカー!バンコク在住の愛優です。
日本とは違う非日常が味わえる海外旅行。バンコクでも、日本では見られないような景色を見ることができたり、タイ料理を食べたりと、日本とは全く違う雰囲気を楽しむことができます。
しかし、海外旅行には日本では遭遇しないような危険もついてきます。周辺国に比べて比較的治安がいいと言われているタイですが、油断は禁物です。
今回は、過去にバンコクで起こった犯罪トラブルから、危険を未然に布防ぐ方法をご紹介していきます。

過去の犯罪トラブル①スリ


海外で犯罪と聞くとスリを想像する人が多いと思います。ヨーロッパほどではありませんが、バンコクでもスリ被害に遭う人の話をまれに耳にします。ナイトマーケットで買い物に集中しているとき、食事中など、荷物に注意がいっていないタイミングをうまくつかれ、カバンの中から財布や携帯といった貴重品が抜き取られます。

過去の犯罪トラブル②見せ金詐欺

日本円を見せてと見せていると、そのうちの何枚かを盗られてしまうという詐欺です。
街なかやショッピングセンターで「今度日本に行く」「日本が大好きで」と話しかけられ、そこから話術巧みに、日本円を見せてもらえるように誘導されます。
目の前で見ているから安心と思いきや、気づくとお札が数枚なくなっています。
たとえ日本円を持っていても、持っていないといって見せるのは断りましょう。

過去の犯罪トラブル③睡眠強盗


現地で出会った人と仲良くなるのも旅の醍醐味ですよね。
ですが、睡眠強盗にご注意ください。睡眠強盗とは、レストランやバーといった場所で出会った人と意気投合して飲んでいるうちに、なぜか突然眠くなってしまい、目が覚めると貴重品はもちろん、カバンや時には来ている服まで盗られてしまっているという犯罪です。
トイレ等で席を離れた時に飲んでいるお酒に睡眠薬を混ぜられるという手口から、一人旅の人が被害に遭いやすいです。

危険を防ぐ方法①日本語で話しかけてくる人には注意!

観光地や夜道で突然日本語で話しかけてくる人には注意してください。もちろん純粋に日本が好きで日本人と分かって話しかけてきてくれる人もいるのですが、日本人を狙ったスリや詐欺の可能性が高いです。親しく話してしまうと、どこか遠くに連れていかれ高額商品を売りつけられたり、親しく話している間に見せ金詐欺にあったりと危険も伴います。
親切心で話しかけてくれる人との判断が難しいですが、警戒心は解かないほうがいいでしょう。

危険を防ぐ方法②夜道の一人歩きは避ける


これは女性に限ったことではありません。男性も同様に夜道の一人歩きは避けましょう。
特に先ほどご紹介した睡眠強盗に関しては女性よりも男性の方が被害に遭いやすいと言われています。バンコクのナイトライフはタイ旅行の醍醐味のひとつでもありますが、深夜の一人での行動やタクシー移動は避け、ゲストハウス等であれば同じ宿に泊まっている人と一緒に行動したりと、安全に夜を過ごす工夫が必要です。

危険を防ぐ方法③荷物には常に意識を向けておく


ナイトマーケットなど人が多い場所では特に荷物に意識を向けておくことは大切です。
買物に集中しすぎてしまったり、食事中に荷物を隣の席において注意を向けないでいると、いつのまにか貴重品がとられていたり、かばんそのものがなくなっていたりします。また、リュックサックのような荷物が後ろに来るタイプのカバンよりも、斜め掛けでき、荷物を常に自分の視界に入るところに持っていられるようなカバンがおすすめです。また、トートバックのような口が閉まらないものは、スリにとっては物を盗りやすく格好の餌食になってしまいます。チャックがついているカバンのような、カバンを開けるのにワンステップ必要なカバンを準備しましょう。

今回はバンコクで起きた犯罪をご紹介していきながら、そのような犯罪に遭わないためにできる予防策についてお話ししてきました。
基本的にバンコクの治安は周辺の東南アジア諸国に比べると安全なので、犯罪が怖いからと言って旅を諦めないでください!しっかりと犯罪への対策や準備、意識があれば安全に楽しく旅行できます。
また、もし犯罪被害に遭ってしまったら一人で解決しようとはせず、日本大使館や周りの信用できる人にすぐに助けを求めてください。
皆様のバンコク旅行が安全で楽しいものになりますように!