「乗車拒否も当たり前!?」 タイ・バンコクでタクシーにぼったくられないための注意事項と対処法。これさえ覚えておけば怖くない!

サワディーカー!バンコク在住の愛優です。
物価の安いタイ。その物価の安さは食事や買い物以外に移動手段においても実感することができます。その一つがタクシーです。日中は最高気温35度を超えることも珍しくないタイでは、15分も歩いていると汗だくになってしまうのですぐに価格の安いタクシーは生活や観光に重宝します。
ですが、タイのタクシーはぼったくりやトラブルがあるのも事実。そこで今回はタイ旅行でタクシートラブルに巻き込まれないために、その注意事項や対策をご紹介していきます。

 

 

タイのタクシー事情

先ほどもお話ししたように、タイのタクシーは日本よりも安く乗ることができます。初乗りは35バーツ。日本円で120円ほどから乗車できるとあり、私もバンコクで生活していると日本では考えられないほどの高頻度でタクシーを利用します。
暑い日の移動は15分も外を歩くと汗だくになってしまうタイ。買い物で荷物が多くなってしまったときはもちろん、徒歩で15分~20分ほどの距離の場所でもタクシーを利用します。
深夜料金もないので、夜でも金額を気にせずにタクシー利用ができます。

タイのタクシーはピンクや黄色といった目立つ色。「TAXI」という表示が出ていたり、日本のタクシーのように助手席の前にライトがともっているので見た目にすぐわかります。
タクシーを止めるには、手を腰の下のところでひらひらとすると止まってくれます。止まってくれたタクシーにすぐに乗ってしまうのではなく、行先を伝えて行ってくれるか、メーターで行ってくれるかの確認をお忘れなく!

 

タイではよくあるタクシーの乗車拒否

タクシー乗車の前に行先を伝えることが大切ということをお伝えしましたが、タイのタクシーは乗車拒否にあうことがあります。距離が近すぎたり、逆に遠かったり、運転手さんがよく分からない場所であったり、そういった場合は乗車拒否にあうことが多いです。
本来はタイの法律でタクシーの乗車拒否は行ってはいけないことになっているのですが、やはり向こうも商売…、行先を伝えると「ノー、ノー」といわれることもしばしば…。

乗車拒否にあったときは他のタクシーを探しましょう。
タイ、ことにバンコクは流しのタクシーがかなり走っています。よほど田舎にいない限りはすぐに次のタクシーが通るので、安心してください。

 

タクシー料金をぼったくられないように注意!

もう1つタイのタクシートラブルで多いのがぼったくりです。
タイのタクシーのぼったくりは2種類あります。1つはメーターに細工をしているパターンです。これは違法なのですが、なかなか旅行者では見破ることができません。見破ることができても相手が認めない場合は泣き寝入りをするしかなくなります。無理やり返金等を求めると更なるトラブルを引き起こすことにもなるので気を付けてください。

2つ目はメーターでなく言い値で走るパターンです。メーターでの乗車を拒否され値段を言われる場合は100%ぼったくりの値段であると思ってください。メーターで乗車した場合の2~3倍の値段を言われていることが多いです。
特に観光地で乗車する場合に多いトラブルなので、乗車する前に行先を告げて「200バーツ!」と値段を言われた時は「メーター!」といってメーターで走ってもらえるように交渉しましょう。
もし、メーターで走ってもらえなさそうな場合は他のタクシーを探すことをおすすめします。

 

ぼったくりタクシーに合わないために…

ここまでタイでよく遭遇するタクシートラブルについてご紹介してきました。
タイのタクシーにも個人タクシーと会社に所属しているタクシーとの2種類がありますが、トラブルが少ないのは会社に所属しているタクシーです。(あくまでも比較すると少ないというだけで、会社に所属しているタクシーだからトラブルが絶対にないということではありません。)

見分け方は簡単!
車体の色が緑と黄の2色のタクシーは個人タクシー、逆に車体の色が1色のタクシーは企業に所属しているタクシーです。もしタクシーを選ぶことができそうな環境であれば、ピンクや黄色一色のタクシーを選んで乗ることをおすすめします。

 

 

今回はタイのタクシーのトラブル事例やその対策方法をご紹介してきました。
上手に使えば観光中の移動がかなり便利になるタイのタクシー。トラブルに巻き込まれないように気を付けてタクシーを利用して観光に役立ててくださいね!