【”本物”のレトロ感】人気上昇中のバンコクの古道ジャルンクルン通りを歩いてみました。100年続くレストランやお店が沢山!

サワディーカー!バンコク在住の愛優です。
バンコクは第二次世界大戦中に東南アジアで唯一国内で戦争が行われなかった国ということもあり、昔からの道のつくりや古道が多く残っている街です。その中でもタイで初めてできた通りがジャルンクルン通りです。150年の長い歴史があるこの通りには多くの観光スポットがあり、じわじわとその人気を高めています。
今回はそんなジャルンクルン通りのおすすめスポットを集めてみました。よかったら街歩きの参考にしてみてくださいね。

 

 

ジャルンクルン通りの歴史

ジャルンクルン通りは今から150年前、ラマ4世の時代に、当時馬車がスムーズに走れるような道を作ったことが始まりです。タイで初めての車道で、この道からタイの馬車文化、車文化は始まりました。現在ではバンコクのメイン通りというと、上にBTS(高架鉄道)が走るスクンビット通りを思い浮かべる方が多いと思いますが、このジャルンクルン通りからそういったスクンビット通りをはじめ様々な道が伸び現在のバンコクの道路が形成されたことを考えると、少し感慨深い気持ちになります。

ジャルンクルンというのはタイ語で首都の繁栄という意味があります。その名の通り、この道からバンコクの発展は始まり、現在では東南アジア最大の都市にまで成長しました。

 

ジャルンクルン通りの見どころ①旧税関

昔税関として使われていた建物が現在も残っています。現在は中に入ることはできませんが、窓から中の様子を見たり、外観の写真を撮ったりすることができます。建物の中は撮影禁止になっているので気を付けてください。廃墟のようになっていますが、重厚な造りの建物は時代を感じることができます。建物が現役だった当時に想いをはせてみてはいかがですが?

 

ジャルンクルン通りの見どころ②アサンプション大聖堂

旧税関から少し歩くと、仏教国のタイでは見かけない珍しい建物を見かけます。教会です。
このアサンプション大聖堂はタイのキリスト教カトリックの総本山で、決して豪華できらびやかな造りではないですが、内部の装飾は細かく見るものを圧倒します。
ミサの時間以外であれば内部の見学もできるので、ぜひ中ものぞいてみてくださいね。

 

ジャルンクルン通りの見どころ③ワットスアンプルー

もちろんお寺もあります。
ワットスアンプルーは白と青の細やかな装飾が美しい寺院です。寺院の敷地はそこまで広くはないものの、観光客が多くないこのお寺は静かな時間が流れ、ゆっくりとお寺を見学できます。このお寺の見どころは真っ白な本殿。敷地内の他の建物は差し色に赤い色が使われているのですが、この本殿は真っ白な色に青の細かな装飾がとても美しい作りになっています。

 

ジャルンクルン通りの見どころ④シロッコ

世界で最も高い場所にあるルーフトップバーがこのシロッコです。
映画「ハングオーバー2」の舞台になったことで世界的に有名になりました。そのお値段もバンコク随一ですが、シーロム地区やチャオプラヤ川沿いの夜景を見ながらのお酒は格別です。
バンコクのルーフトップバーの中では比較的ドレスコードが厳しいバーなので、せいいっぱいおしゃれして訪れてくださいね。

 

ジャルンクルン通りの見どころ⑤ソイ42/1

ジャルンクルン通りの見どころで最後に紹介するのはソイ42/1です。ここはジャルンクルン通りから一見なんともない通りを入った場所なのですが、その通りには左右に大小さまざまなおしゃれなカフェがたくさん並んでいます。また、建物もカラフルで、カフェの前やカラフルな建物の前で写真を撮っている観光客の姿をよく見ます。
通りにはミシュランを獲得したパッタイ屋さんもあり、そのきれいな真っ青な建物も必見の写真スポットです。

 

 

今回はジャルンクルン通りの見どころをご紹介してきました。
タイで最も古い車道ということでこれまでのタイの歴史を感じながらこの道を歩くと、少し昔の時代にタイムスリップしたかのような気分が味わえます。寺院や観光スポットを回る旅もいいですが、目的地なくうろうろと道を歩きたまたま見つけたお店に入るような旅も風情があっておすすめです。ぜひバンコク街歩きでバンコクの歴史を感じてみてくださいね。