【2020年版】タイに1年住んでみて実際にわかったバンコクのリアルな治安を解説します。

サワディーカー!バンコク在住の愛優です。
東南アジアの中でも安全だと言われているバンコク。しかし安全と言ってもそこは海外…。いろいろな情報があるけれど実際にバンコクの治安はどうなの?という疑問をお持ちの方も多いと思います。今回はタイに約1年住んだ私がバンコクのリアルな治安をご紹介していきます。

危険な犯罪に巻き込まれることはある?

治安がいいと言われているバンコクですが、危険な犯罪に巻き込まれることはあるのでしょうか。
結論から言うと可能性はあります。安全と言われている日本でも犯罪に巻き込まれる可能性があるのと同じで、バンコクでも強盗や発砲事件といった危険な犯罪に巻き込まれる可能性はあります。
最近のニュースで言うと、実際にバンコクで働く日本人が路地で強盗に遭い刃物で刺されたり、コーラート県というバンコクとは離れた場所ではありますが、銃を持った人がショッピングセンターで発砲事件を引き起こし数人がなくなっている事件も起きました。

脅すわけではありませんが、こういった事件がタイでも起こっているということが気に留めておいてください。

スリのような軽犯罪には気を付けて!

ですが、上記のような危険な犯罪に観光客が巻き込まれることは稀です。観光客が気を付けなけでばならないのはスリやひったくりといった軽犯罪です。人が多い観光地やラッシュ時の電車といった場所ではスリの被害に遭うことがあります。リュックサックを持っている人は荷物を前に持って来たり、貴重品は視界に入る場所に小さなカバンを別に持ったりと対策が必要です。携帯電話や財布をズボンのポケットに入れている日本人を見かけることがありますが、これも危険です。
また、トゥクトゥクやバイクタクシーに乗っているときのひったくりにも注意してください。こちらも荷物を膝に置いておくだけにせず、しっかりと掴んだり肩にかけたりとすぐに盗られないように管理しましょう。

 

夜は出歩いても大丈夫だけど…

バンコクは夜でも出歩けるほどに治安がいいです。実際に私も夜中までお酒を飲んでタクシーで家に帰ることもあります。しかし、夜に出歩く場合は人通りの少ない道は歩いて通らないようにしましょう。どうしてもそういった道を通らなければならない場合はタクシーや、タクシー配車アプリのGrabを利用するようにしてください。
また、夜出かけてお酒を飲むこともあると思いますが、くれぐれも飲みすぎにはご注意ください。
バンコクでは観光客を狙った睡眠強盗と呼ばれる犯罪や、美人局のようなトラブルに巻き込まれる人の話を耳にすることがあります。お酒を飲みすぎると正しい判断ができなくなったり、気が大きくなって普段はしないようなことをしてしまうこともあります。そういった行動は海外では非常に危険です。

 

バンコクを歩くときに気を付けること

バンコクを歩くときには、
・スリやひったくりに気を付ける
・夜で歩くときは人通りの少ない道を通らない
・どうしてもそのような道を通る場合はタクシーやGrabを使う
・お酒の飲みすぎには気を付ける
ということに注意してくださいね。

基本的にタイ人の性格が優しく温厚だということもあり、バンコクは安全な場所ですが、気を緩めるとここまで紹介したようなトラブルに巻き込まれることもあります。また、しっかりしていれば防げたトラブルに巻き込まれる可能性も高くなります。

トラブルに巻き込まれるとせっかくの旅行の思い出が楽しくないものになってしまうだけでなく、場合によっては事件処理がとても大変だったり、けがをしてしまうと予定通りに帰国できなかったりする可能性もあります。
思いっきり楽しみながらも羽目を外しすぎないようにということに気を付けてバンコク旅行を楽しんでくださいね!