バンコクから日本へ帰国するときに気を付けたいことまとめ。バーツの両替や機内への持ち込み荷物のルールなど、旅行や帰任で役立つ知識をまとめました。

サワディーカー!バンコク在住の愛優です。
3月は年度が替わる季節ということもあり、引っ越しをしたり、春休みに旅行したりする人も多いのではないでしょうか。今回はバンコクに住む方が日本へ帰国するとき、また旅行でバンコクに来た方が日本へ帰国するときに役立つ情報をまとめます。
帰国の荷物を作る際にお役立てください!

 

 

余ったタイバーツはどうすればいい?

在住者や旅行者が日本へ帰るときに意外と疑問に思うのが余った現地通貨の問題。
またタイに来ることが決まっているのであれば、そのまま持って帰って次の訪泰のさいに使うこともできますが、なかなか先の予定までは分からないのが現実…。バンコク市内ですべて日本円に変えると、帰りに何かトラブルがあったときに現金がなく困ることもあります。

現金が多く残っている方は最低限だけを残してバンコクで日本円に両替するのがおすすめです。というのもタイと日本では物価の関係もあり、タイの方が手数料が安いことが多いからです。しかし、中にはタイバーツ→日本の両替を受け付けていない両替所もあるので、両替前に確認するようにしましょう。

もし日本に帰国してから両替する場合は、金券ショップでの両替がおすすめです。空港や銀行でも両替はできるのですが、空港は家から遠い人がほとんどだと思いますし、空港や銀行は金券ショップに比べてレートが高いことが多いです。
日本でお得に日本円に両替する際は、金券ショップを使用してみてください。

 

荷物を作る際にはここに注意!

続いては荷造りの注意点を2つ紹介します。

持ち込み荷物の液体に注意

まずは機内に持ち込む荷物の注意点からです。
機内には100ml以上の液体は持ち込むことができません。タイで購入したお土産や、日本へ持ち帰る生活消耗品など、機内に持ち込む荷物の中に100mlの液体物を入れないように気を付けてください。

また、ジェル状の物やクリーム状の物もこの液体物に含まれます。保湿クリームや整髪剤のようなさらさらとした液体いがいのものも、セキュリティーチェックのところで没収されるので注意してください。

 

日本へ持ち込むものには制限がある

また、預け荷物として預けることが可能であっても、日本に持ち込むのに規制があったり、持ち込める量に制限があったりします。下記の表を参照して、荷造りや買い物を進めてください。

品名 数量または価格 備考
酒類 3本 1本760mlのもの。
「紙巻たばこ」のみの場合 400本 【加熱式たばこの免税数量の例】
「アイコス」(IQOS)の場合:400本
「グロー」(glo)の場合:400本
「プルーム・テック」(Ploom TECH)の場合:100個なお、2021年10月1日からは、
紙巻たばこ200本
葉巻たばこ50本
加熱式たばこ個装等10個
その他のたばこ250g
となります。
「加熱式たばこ」のみの場合 個装等20個
※1箱あたりの数量は、紙巻たばこ20本に相当する量
「葉巻たばこ」のみの場合 100本
その他の場合 500g
香水 2オンス 1オンスは約28ml(オーデコロン、オードトワレは含まれません。)
その他のもの 20万円
(海外市価の合計額)
1.合計額が20万円を超える場合には、20万円以内におさまる品物が免税になり、その残りの品物に課税されます。
税関は、旅行者の皆さんに有利になるように、免税となる品目を選択の上、課税します。
2.1個で20万円を超える品物、例えば、25万円のバッグは25万円の全額について課税されます。
3.1品目ごとの海外市価の合計額が1万円以下のものは、原則として免税となります。(例えば、1コ1,000円のチョコレート9コや1本5,000円のネクタイ2本は免税になります。)

(税関ホームページ:「外旅行者の免税範囲」より引用)

帰国の準備は余裕をもって

また、帰国の準備は余裕を持ってすすめましょう。
特に在住者は帰国の間際になると、ビザの手続きや、銀行座の手続きといった諸々の手続きが増えてきます。それだけでなく、帰国直前にしなければいけないことが発覚することもあるでしょう。
できる準備は余裕をもって進めることで、タイでの最後の時間をゆっくりと落ち着いて過ごすことができます。