バンコク観光は水上バスで快適に！効率的に観光地を巡るおすすめのルートや乗り方、路線図を解説いたします。

サワディカー！バンコク在住の愛優です。バンコク市内を流れる大きな川、チャオプラヤ川をご存知でしょうか。日本ではあまりみないような大きな川幅にゆったりとした流れはタイのの国土がゆったりとした平地であることを感じさせてくれます。

実はこのチャオプラヤ川、ただの川ではなく、バンコクの人にとっては重要な交通の一部となっているんです。今回はそんなチャオプラヤ川を通る水上バスについてご紹介してきます。

チャオプラヤ川の水上バスとは？

水上バスとは、バンコクを縦断するチャオプラヤ川を通っている船のことです。チャオプラヤ川沿いの主要個所を結んでおり、道路渋滞のひどいバンコク市民にとっては渋滞知らずの交通手段のひとつとして利用されています。

また、チャオプラヤ川沿いにはリバービューのレストランやホテルが多く点在しています。そのため観光客にとっても便利な移動手段として、また、バンコク観光の一部として人気な交通手段として多くの人が利用します。

どんな路線があるの？水上バスの路線図

水上バスには大きく2つの種類があります。チケット売り場もそれぞれ違うので気を付けてくださいね。

1つは「チャオプラヤツーリストボート」です。こちらは、文字通り観光客が利用するために、水上バスで泊まる船着場のうち、観光客が訪れる主要な船着場に止まる路線が1つ設定されています。一度にたくさんの人が乗ることができます。便数がチャオプラヤエクスプレスに比べて少ないのが難点ですが、主要な船着場にしか止まらないので目的地まですいすいと行くことができます。

もう1つが「チャオプラヤエクスプレス」です。こちらはバンコク市民も利用する水上バスで、全部で4つ路線が用意されています。

（水上バス公式ホームページより　http://www.chaophrayaexpressboat.com/en/home/index.asp）

各路線は旗の色で乗る船が分かるようになっています。オレンジ、黄色、緑、旗なしの4つです。路線図をみても分かるように、旗なしはすべての船着場に止まる電車でいうところの「普通電車」にあたります。他の旗のある3路線はそれぞれ止まる船着場が飛ばし飛ばしになっている「快速電車」の役割をしています。

とても簡単！水上バスの乗り方

水上バスに乗る際は、チケット売り場でを買い各路線の列の最後尾で待っていると船が到着してから、乗船の案内をしてもらえます。

チケットは路線によって変わります。路線ごとに、均一料金の路線や、乗る距離で料金が変わる路線等様々です。旗なしの路線は、距離によって10～14バーツ、オレンジの路線はどこまでのっても均一で15バーツ、黄色の路線も均一の20バーツ、緑の路線は距離によって13～32バーツという価格設定になっています。

チケットは手のひらサイズの小さな紙を渡されます。乗船中や下船時に提示するよう言われませんでしたが下船時までなくさないように気を付けてくださいね。

船内では船着場の名前をアナウンスしたり、電光掲示板で教えてくれたりということはありません。Googlemapの位置情報で確認したり、船着場の看板を確認したりして乗り過ごすことがないように気を付けてください。

観光にも便利！？水上バスのおすすめルート

観光に便利な水上ボートですが、その中でも特に観光する際におすすめのルートはオレンジの路線です！この路線は寺院がワットアルンやワットポーなどの集まるエリアの船着場や、バックパッカーの聖地として知られているカオサン通りの近くの船着場まで乗せていってくれます。

おすすめは、始発の「サトーン船着場」からの乗船です。観光客が多く乗るオレンジの路線はいつも人でいっぱいです。せっかく水上バスに乗るのであれば通路側の席では景色が思うように楽しめません。そこで、始発の船着場から乗船して川側の席からの景色を楽しんでください！

Sathon Pier
ท่าเรือ สาทร

さらにおすすめは左側の席です。右側にはリバーサイドレストランがならび、左側にはホテルやショッピングセンター、さらには寺院が並んでいます。左側に座っていれば、移り変わる景色を船上からじっくりと味わうことができます。

今回は、バンコクの交通手段である水上バスについてご紹介してきました。日本にいるとなかなか水上バスで移動するという機会もないので、貴重経験ができますよ！

エンジンボートが風を切って進む水上バスは、川からバンコク市内の街並みを楽しむこともできますよ。どの路線もチャオプラヤ川を通るので、見える景色には差がありません。もし水上バスに乗ってみたい、水上バスからの景色を楽しみたいという方は、どの路線に乗っても同じように楽しめます。

ぜひバンコク観光の日程に水上バスも計画してみてくださいね！