チェンマイの近くに夜に楽しめるお寺があった!ドイステープ寺院をご紹介します。

サワディーカー!バンコク在住の愛優です。
タイの観光の目玉でもある寺院巡り。タイにはたくさんのお寺があり、その一つ一つに面白い特徴があります。私は日頃バンコクに住んでいるのですが、先日チェンマイを訪れた時もいくつかのお寺を訪れました。その時に訪れたお寺のひとつ、「ドイステープ」をご紹介していきます。

 

 

ドイステープってどんなお寺?

ドイステープは1383年にタイランナー朝の6代目王であるクーナ―王によって建てられました。正式名称は「ワットプラタートドイステープ」。ドイというのはタイ語で「山」という意味で、ステープ山の上に建てられたことからその名前がつきました。
この場所に建てられた理由は諸説ありますが、その中に一つにクーナ王が仏舎利(お釈迦様の遺骨)を安置する場所を探していた時に、ゾウに乗り歩いているとゾウがこのドイステープで3回回って3回鳴いたことからこの場所にお寺を建てることになったという説があります。

 

最初に待ち受けるのは306段の階段!

ドイステープに到着してお寺へ向かう途中に現れるのが306段の階段です。急な階段が306段続くので、下から見るとかなりの迫力…。元気な方は早ければ3分~5分で登れると思いますが、体力に自信のない方は無理をせずにケーブルカーに乗りましょう。往復20バーツ(約70円)で乗れるのでかなりお得です。

階段で登る方は途中途中休憩も挟みながらゆっくり登ってくださいね。先ほどもお話ししたように急な階段なので、不安な方は左右にある手すりを使って安全に登りましょう。

 

金色に輝く仏塔

階段を登りきるといよいよドイステープの目玉、金色の仏塔が待っています。靴を脱いで仏塔のあるエリアへ入るとすぐに仏塔が目に入ります。空へと伸びるこの仏塔には、実際に25kgもの金が使われているそうです。
私が訪れた日は晴れていたので、太陽の光を反射してとてもきれいに光っていました。仏塔の前で記念撮影をする人、周囲の屋根の下で涼みながらゆっくりと見学する人、お祈りをする人…。それぞれ思い思いの方法でこの場所を楽しんでいました。

 

チェンマイ市内を見渡せる展望台

仏塔への参拝が終わったらチェンマイを見渡せる展望台で景色を楽しみましょう。
この展望台からチェンマイを見下ろすとこのお寺がいかに高い場所にあるかを実感させられます。それもそのはず。この場所は標高1053mというかなり高所にあるんです。チェンマイ市内もかなり遠くまで見渡せるほか、右手にはチェンマイ空港も確認ことができます。

展望台は2か所あるのですが、より景色がきれいに見えるのは特徴的な柱が4本立っている展望台。展望台の端や、柱の間で写真を撮っている人がたくさんいました。

 

ドイステープへの行き方

ドイステープへはチェンマイ市内からタクシーかソンテウを使っていくことができます。を人が乗れるように改造したようなタイの乗り物なのですが、ドイステープまでの専用のテンソウがチェンマイの旧市街から出ています。集まったら出発する乗り合いシステムですが、片道40~50バーツほどで行くことができるのでお値段的には一番おすすめの交通手段です。しかし、このテンソウ乗り合いシステムのため人数が集まるまで発車しないことや、運転が荒いこともあるので要注意です。特にドイステープまでの道のりはかなりの山道を行くことになるので、乗り物酔いしやすい方はタクシーを利用することをおすすめします。
待ち時間が嫌な方は少しお値段は高くなりますが、テンソウをチャーターしていくこともできるので、値段交渉に挑戦してみてくださいね。

 

 

今回はチェンマイ近郊にあるお寺ドイステープをご紹介してきました。
今回は昼間にドイステープを訪れたのですが、実はこのお寺夜21時まで開いており、夜になると暗闇に浮かび上がる仏塔が楽しめます。展望台からは少し遠いですがチェンマイの夜景を眺めることもできますよ。夜にお時間があれば夜のドイステープ観光もおすすめです。
お昼と夜で姿を変えるお寺を楽しんでくださいね。