タイ・バンコク旅行に旧正月(春節)の影響ってあるの?東南アジア旅行で欠かせない旧正月情報を徹底解説いたします。

サワディーカー!バンコク在住の愛優です。
みなさんは「旧正月」をご存知でしょうか?日本では1月1日に新年がはじまりますが、国によっては使われている暦が違い、年末年始の日にちが日本とは違う国もあります。
今回は旧正月中にバンコクを観光する際の注意点や、旧正月中のバンコクの様子をご紹介していきます。

 

 

旧正月とは?時期はいつ?

日本では毎年1月1日に新しく1年がはじまります。しかし、これは新しい暦によるもので、現在の新しい暦が使われる前には「太陰太陽暦」という暦が使われていました。これは月の満ち欠けを基準とした暦で、中国やベトナムをはじめとした東南アジアの国ではこの旧暦のお正月にあたる旧正月を重要なイベントとしている国も多いです。
旧正月を重視している国ではこの時期になると、レストランやお店、観光地が休みになり観光に支障が出てしまいます。旧正月という貴重な日にその国に入れるのは面白そうですが、存分に観光ができないとなると少し残念な気持ちも残ってしまいます。

月の満ち欠けを利用した暦は1年が13か月になる閏月があるため、現在使われている暦とは多少のずれが生じます。そのため旧正月は毎年日付が変わり、2020年では1月25日が旧正月でした。

 

タイで使われている暦

一方タイでは「タイ太陽暦」と呼ばれているタイ独自の暦を使っています。
釈迦が入滅したと言われている年を元年とした暦で、基本的なカレンダーは日本や世界中で使われているものと同じなのですが、年を表す数字が西暦よりも543年先に進んでいます。そのため、タイで書類をもらうときや年が書かれた書面をもらうときにはそのたびにこれはいつの年のことを示しているのか…と考えなけれななりません…。
しかしながら、基本的なカレンダーは日本で使われているものと同じなので、1年は12か月、1週間は7日ですし、土日が休みとなっています。もちろん信念も1月1日に始まります。

 

旧正月による影響はあるの?

先ほどもお話ししたように、タイで使われている暦は日本と同じように1月1日に新年がくるので、旧正月による影響はありません。しかしながら、中華街(ヤワラート)のお店や中華系の方が営業されているお店は休みになる可能性があります。美味しい飲食店がたくさんあったりタイのローカルさを味わえたりと魅力の多い中華街は、バンコクの人気観光スポットの一つとなっていますが、この時期に訪れる予定の方は目当てのお店が休みの可能性もあるので注意してください。
しかし中華街はこの時期旧正月の催し物をやっています。日本の獅子舞に似たものが太鼓などの学期と一緒に街を歩いたり、あらゆる場所で爆竹を鳴らしていたり…、この時期にしか見られない中華街の一面を見ることができるかもしれません。

 

旧正月でもタイ旅行は楽しめるけれども…

ということで、旧正月期間中でもタイにあるほとんどのお店は通常通り営業しているのでタイ旅行は通常通り楽しむことができます!むしろ注意しなければならないのはタイの仏教の祝日です。
この日はタイの祝日になるので、ローカルなレストランや商店が閉まってしまうだけでなく、禁酒日といって、スーパーやコンビニだけでなく、飲食店でもお酒の提供が禁止されています。タイでタイビールを飲むのを楽しみにしている方や、晩酌にお酒を飲みたいという方はタイ旅行のスケジュールを決める前にタイの禁酒日とスケジュールが重なっていないか確かめてみてください。

 

 

今回はタイでの旧正月中の様子をご紹介してきました。
ショッピングセンターや中華街が旧正月カラーとなり、どことなく中国のような雰囲気がただようものの、旧正月もタイは基本的に影響なく観光することができますよ!
むしろ、旧正月にしか見られないショッピングセンターの装飾などが観られて面白いかもしれません。旧正月中でも安心してタイ旅行を楽しんでくださいね。