【これだけは覚えておこう!】タイ・バンコクに1年住んで学んだタイで絶対に守るべきルール・マナー10選。

サワディーカー!バンコク在住の愛優です。
国が違えば文化が違う。ここタイでも日本とは違う文化が多く存在しています。知らないで観光していると知らずしらずのうちにタイ人に嫌な思いをさせてしまっていることも…。
旅行の前にタイでのルールをマスターして気持ちよく旅行ができるように準備しましょう。

 

 

お寺に入るときの服装に注意!

まずはタイに来たらほとんどの方が訪れるであろう寺院観光のルールです。
寺院は宗教施設ということもあり、露出の多い服装での入場を禁止しています。具体的にはキャミソールやショットパンツ、シースルーの服といった服です。寺院によっては上から羽織るものを貸し出していたり、ストールを販売していたりしますが、そうでない寺院もあります。
寺院観光に行く日は服装には気を付けてください。

 

お寺では足の裏を大仏様にむけないで

寺院の中では大仏様に足の裏を向けるのは禁止です。仏教では足の裏は不浄なものとされており、それを向けるのは大変失礼なことにあたります。またお寺の中で寝たり、写真を撮るために横になったりということも失礼なのでしないようにしてください。

 

女性の方はお坊さんに触れないで

タイ仏教は日本の仏教と少し教えが違います。その一つに、修行中のお坊さんが女性に触れるとそれまでに積み上げてきた徳がなくなってしまうとされていることが挙げられます。
このことから、タイのお坊さんに女性は触れてはいけません。道ですれ違う時、電車で同じ車両に乗り合わせた時、女性はお坊さんに道也席を譲る光景を目撃することがあるかもしれません。女性の方は寺院観光中や街を歩いているときにお坊さんとすれ違う時は気を付けてください。

 

お酒が買える時間が決まっている

タイ仏教では飲酒喫煙が禁止されています。その影響から、タイではコンビニやスーパーでお酒が購入できる時間が限られています。具体的には11:00~14:00、17:00~24:00の間だけ購入可能です。飲食店ではこれ以外の時間でもお酒類を提供しているのですが、お店で買おうと思っている人はこの時間以外に購入するようにしましょう。

 

禁酒日に注意

また、タイには仏教の祝日等が禁酒日に定められていることがあります。この日は1日中お酒の販売が禁止されています。この日に限っては飲食店でのお酒の提供も禁止です。あらかじめ購入しておいたお酒をホテルで飲む分には構いませんが、外ではお酒が飲めないので気を付けてください。

 

室内は禁煙!

日本では居酒屋でタバコが吸えたり、カフェでも分煙制度を導入して店内でタバコが吸えるスペースを確保している場所もあります。しかしタイでは室内は全面的に禁煙です。これは法律で決められており、喫煙禁止場所でタバコを吸うと罰金の対象となるので気を付けてください。

 

電子タバコはNG

さらにタイではアイコスのような電子タバコは禁止されています。これも法律で決められており、電子タバコの持ち込み自体も罰金の対象となっています。街で電子タバコを吸っていて警察に見つかった場合は数万円の罰金が科せられるので気を付けてください。
普段日本で電子タバコを吸っている方は事前に紙タバコの調達をお忘れなく!

 

頭は触ってはダメ

タイでは頭は神聖な場所とされています。
海外で電車に乗っているときや何か順番待ちをしているときなど近くにいる子どもが可愛いときに、言葉が通じないからと頭をなでる方もいるかもしれません。しかしタイではそれはタブーです。笑顔やジェスチャーでこともとコミュニケーションをとりましょう。

 

トイレットペーパーな流さないで!

タイのトイレは日本のトイレほど下水環境が整っていないこともあり、トイレットペーパーを使うとつまってしまうこともしばしば。タイのトイレには個室内に必ずゴミ箱が設置されているので、使用したトイレットペーパーは必ずこのゴミ箱に捨てるようにして下さい。
最初は抵抗があるかもしれませんが、誤って流してしまって店員さんを呼ぶときの申し訳なさと言ったら…。習慣で思わず便器に流してしまいそうになるので気を付けてください。

 

王室批判は絶対にダメ!

タイでは王室批判は不敬罪という犯罪になります。観光で数日タイに滞在する方が王室に批判をすることはないとは思いますが気を付けてください。
また、タイでは毎日8時と18時の2回公共の場で国歌が流れます。この間は歩くのをやめて、立ち止まって国歌を聞かなければなりません。周りの人がみんな突然に立ち止まるので驚くかもしれませんが、周りの人に合わせて立ち止まるようにしましょう。

 

 

今回はタイを旅行する際に気を付けたいルールをご紹介してきました。
日本人からするとなかなか不慣れなルールもありますが、しっかりと気を付けていれば大丈夫です!郷に入っては郷に従えという日本のことわざもあるように、お邪魔させてもらっている以上、その土地に住む人に迷惑はかけないようにしたいものです。
タイに旅行に行く前にしっかりとルールを押さえておきましょう。