【2020年最新版】タイの物価と相場を徹底解説。安いものと高いものを見極めてお得に旅行しましょう!

サワディーカー!バンコク在住の愛優です。
東南アジアといえばその物価の安さも魅力の一つです。実際にタイにも日本では考えられないような値段で食事ができたり、お土産物を変えたりします。しかし、大都会バンコクではその物価も年々上がってきているのも事実…。中には日本よりも価格が高いものもあります。
今回はそんなタイの物価について詳しく解説していきます。

 

 

タイの物価は安い!?

物価が安いと言われているタイですが、その物価は年々上昇しています。というのもタイ人の所得がどんどん上がっているからです。現にバンコクのコンドミニアムは年々家賃が上昇していますし、数年前は観光客しか乗らないと言われていたBTSというバンコクの高架鉄道は現在はタイ人も大勢乗っており、ピーク時間になると東京顔負けの満員電車になります。
しかしながら屋台やローカルバスといったまだまだ現地の人に根差した部分ではまだまだ物価の安さを実感することができます。

ここからは観光の様々な場面ごとにその物価を詳しく解説していきます。

 

食事はピンキリ

まずは切っても切り離せない食事の物価についてです。
先ほどもお話ししたように、屋台やフードコートといった場所はかなりお得に食事をすることができます。屋台であれば1食40バーツ(約140円)前後でおなか一杯食べられますし、フードコートも場所によって40~60バーツほどで1食食べることができます。

タイ料理が食べられるレストランでも、日本でレストランに入るよりも安価で食事を楽しむことができます。高級タイ料理店でなければ、数人でタイ料理を数皿頼んでみんなでシェアして食べ、お酒も嗜んで1人300~500バーツほどです。

一方で、イタリアンレストランや、ショッピングセンターの中に入っているレストランは日本よりも高いことがあります。実際にバンコクのショッピングセンターのイタリアンレストランでパスタを食べた際には、1皿400バーツ(約1400円)ほどでした。日本食レストランに関しても、やはり日本のクオリティーの日本食をバンコクで求めると、日本で食べるよりも価格が高くなることもしばしば…。
タイの物価の安さを体験するのであればローカルな場所で食事を楽しむのがおすすめです。

 

公共交通機関は日本よりもお得

公共交通機関は全体的に日本よりも安く乗ることができます。
BTSと呼ばれるバンコクの高架鉄道は1区間15バーツ(約50円)から乗ることができますし、その料金は最大でも60バーツ(約210円)です。
さらに、タクシーは初乗り35バーツ(約120円)で、深夜料金がないので夜でも昼間と同じ価格で乗車可能です。深夜の電車がなくなった時間帯でタクシーで20分ほどの場所から帰ったときにも、100バーツ(約350円)かからずに家まで帰ることができています。

他にもタイにはバイクタクシーがあります。バイクタクシーはタクシーと違い短距離移動の乗り物なのですが、行先によって20~40バーツ(約70~140円)ほどで目的地まで送り届けてくれます。バイクタクシーは長距離になると乗車拒否されることもあるので気を付けてくださいね。

また、観光客用の乗り物であるトゥクトゥクはバンコクの乗り物の中では一番価格が高いです。
タクシーの1.5~2倍ほどの価格帯が相場だと思っていれば大丈夫でしょう。もちろん、タイらしい乗り物ですし、一度は乗ってみたいという方も少なくないと思うので、ぼったくりに気を付けてトゥクトゥク乗車体験してみてくださいね。

 

お土産品は高め

最後にお土産についてです。お土産品はやはり観光客向けということもあり相場よりも高いことが多いです。また、ショッピングセンターやしっかりとお店をかませている場所では商品に値札が付いていたり、価格が記載されていたりするのですが、ナイトマーケットやローカルなマーケットでは値段が書かれておらず値段交渉をしなければ相場よりも高い金額を言われることが多いので、言われた値段が正規の値段だと安心せずに一度値段交渉をしてみてください。くれぐれも無理な値段交渉はされないようにお気を付けください…。

しかし、スーパーでタイのお菓子やタイ料理の元を買ったりということであればタイ人がスーパーで購入するものと同じ価格で購入できるので、たくさんの人に配るバラマキ土産は安価に抑えたいという方はスーパーのお菓子でというのも一つの方法です。

 

 

今回はタイの物価やモノの値段についてご紹介してきました。
日本より物価が安く観光中もその恩恵を食事や移動で受けることができるタイですが、中には日本よりも高い場合もあります。そうでなくても、お買い物やタクシーでぼったくられてしまい結果的に高くなってしまうということがあるのもタイの特徴です。
それも経験の一つではありますが、せっかくのタイ旅行、適正な価格を知り旅行を楽しんでくださいね。