1年間タイ・バンコクで長期滞在した感想。特に長期滞在で注意しておきたいポイントをまとめます

サワディーカー!バンコク在住の愛優です。
私はバンコクで1年間暮らしていました。たった1年間でしたがバンコクで生活していたからこそ、旅行では見えないタイでの生活のあれこれを実感することができました。今回はそんなタイに住んでいる私が、タイに長期滞在するときに注意しておきたいポイントや、事前に準備しておきたいポイントをご紹介します。

 

 

タイでの生活~食事編~

まずは生活に欠かせない食事に関することからご紹介していきます。

水道水は飲まない

日本では飲める水道水も海外では飲むことができません。味が美味しくないとか日本人の体に合わないというわけでなく、飲むとお腹を壊すことがあります。私は料理に使う水や歯ブラシの水は水道水を使っていたのですが、衛生面が気になるという人の中には、はそういった口の中に入る水は全てペットボトルの水を使っているという人もいました。

生卵はNG

タイではスーパーや市場に売られている卵は生食NGです。日本の卵は新鮮なうちにお店に並びますが、タイはなかなかそうもいきません。日本人のように生で卵を食べる習慣もないので、生で食べることを想定していないというのもあります。
日本食レストランでは時々卵かけご飯を目にしたり、日本の食材を取り扱うスーパーでは時々生で食べられる卵を販売しているので、どうしても生の卵が食べたい方はそういったばしょの卵を食べるようにしましょう。

タイの家にはキッチンがない

タイで節約のために自炊を考えている人に注意してほしいのは、タイにはキッチンがない家も多いということです。タイ人は屋台やお店で作られたものを持ち帰る持ち帰りの文化があります。家であまり料理をしないという人も少なくありません。
そういった文化背景もあり、タイにはキッチンが備え付けられていない家もあります。賃貸を借りる時に自炊を考えている人はなからずキッチンの有無を確認しましょう。

 

タイでの生活~身の安全編~

タイは基本的には治安がいい国とされていますが、とはいっても海外。日本では気を付けない部分にも気を付けなければなりません。

貴重品は常に肌身離さず

日本ではレストランの席取りで、自分の荷物を置いて席を離れることも多いですが、タイではNGです。もちろん荷物がそのまま残っていることもありますが、その状態で荷物がなくなっても文句は言えません。特にお金やパスポートといった貴重品は肌身離さず持っておくようにしましょう。

カメラを持って歩かない

観光客に多いのがカメラを首から下げたまま歩いている人です。観光客と分かるとぼったくりや詐欺の対象になります。タイは安全だからといってカメラを提げたまま、公共交通機関で移動することはあまりお勧めしません。
同様にガイドブックを気を付けてください。

夜の人気のない道は注意

いくら比較的治安がいいタイと言えど、夜間の外出時には注意してください。
特にい宿や家が人気のない道を歩いていかなければならない時は、タクシーやGrabを使いましょう。女性一人であれば、途中で何かあったときに通報機能があるGrabの利用がおすすめです。

 

タイでの生活~その他生活編~

これまで紹介した以外にもタイでの生活で気を付けるべきことがいくつかあります。

タイの電圧

タイは日本と電圧が違います。日本の電圧は100V、タイでは220Vです。タイの電圧に対応していない電化製品は、そのままタイで使用すると爆発したり火が出ることもあるので、必ず変圧器を利用しましょう。
最近では、充電器やドライヤー、ヘアアイロンといった日常的に使う多くの電化製品で電圧気が内蔵された、どの電圧にも対応しているものが発売されています。そちらの購入も一つの方法です。

タイの賃貸の家具

タイで家を借りる方に知っていてほしいのが、賃貸はほとんどの場合家具や家電がオーナーさんによって備え付けてあります。冷蔵庫やベッド、電子レンジといった生活に必要なものは一通りそろっているので安心してください。私は最初洗濯機がついていなかったのですが、不動産経由でオーナーさんに頼むと入居前に付けてくれました。

タイの賃貸に入居する際の注意事項

部屋を借りて入居時に気を付けたいのが最初入居したときの部屋の状況をきちんと写真で記録しておくことです。特に壊れている部分や、汚れている部分は入居の際にここは最初から汚れているとしっかりオーナーさんや不動産の方と確認しましょう。これをしていないと退去の際に修理代やクリーニング代を請求されてしまいます。

 

 

今回はタイに長期滞在する人に向けて、滞在前に知っておいてほしいことをまとめました。
基本的にタイは他の外国と比べて、日本の物が多く、日本人にとってはかなり住みやすい国だと思います。しかし、やはり外国。勝手が違うことも多いです。タイでの生活を始める前に、この記事を読んでタイ生活のイメージをふくらませてみてくださいね。