チャオプラヤ川側の対岸の純白の仏塔の正体【ワット プラユーン】への行き方、見どころをご紹介します。

チャオプラヤ川側の対岸の純白の仏塔の正体【ワット プラユーン】への行き方、見どころ

バンコクには大小さまざまな寺院があります。今回はその中のひとつ「ワット・プラユーン」をご紹介。

バンコク在住の筆者が実際に足を運び、その魅力を徹底解剖します!

ワット・プラユーンはどんな場所?

チャオプラヤ川側の対岸の純白の仏塔の正体【ワット プラユーン】への行き方、見どころ

白い巨大な仏塔が特徴的なワット・プラユーンは、ラマ3世によって建立された寺院です。もともとはコーヒー・プランテーションだった土地が、1828年に寺院のために寄付され、建設されました。

ワット・プラユーンが位置するトンブリー地区は、以前トンブリー王朝の都があった古い街であることから、歴史的に価値のある寺院が数多く存在しています。

ワット・プラユーンは、その中でもトンブリー地区のシンボル的存在。現在でも地元の多くの人々が、参拝に訪れています。

ワット・プラユーンへの行き方は?

チャオプラヤ川側の対岸の純白の仏塔の正体【ワット プラユーン】への行き方、見どころ

ワット・プラユーンに行くには、チャオプラヤ川をはしる船を使います。まずBTS「Saphan Taksin(サパーン・タクシン)駅」で下車し、直結している乗船場まで徒歩で移動。

そこで受付のスタッフに「Memorial Bridge」に行きたい旨を伝えれば、そこで止まる船まで案内してくれます。

どの船に乗るかによりますが、私の場合船の移動時間は10分ほどでした。船は観光気分が味わえるので、バンコク滞在中は積極的に使うことをおすすめします!

チャオプラヤ川側の対岸の純白の仏塔の正体【ワット プラユーン】への行き方、見どころ

「Memorial Bridge」に着いたら、目の前にある橋まで移動し、反対側まで歩きます。反対側に着いたら階段を降り、2分ほど歩くと右手にワット・プラユーンが見えてくるはずです。Memorial Bridgeからは、徒歩10分ほどで着きます。

ワット・プラユーンを訪れる際の服装は?

ワット・プラユーンを訪れる際は、他の寺院と同じく過度な露出は控えましょう。サンダルやハーフパンツ、タンクトップは控えた方がベター。なるべく身体のラインがでないワンピースや、手足が隠れる服装を選びましょう。

ただ、他の寺院のように厳しい服装チェックなどはない模様。寺院の中では、服装規定がゆるめかもしれません。

ワット・プラユーンは、素晴らしい場所だった!

ワット・プラユーンは、他の寺院のような入場料はありません。無料で訪れることができます。

見所はやっぱり、チャオプラヤ川の対岸からも良く見える純白の仏塔。360度どこを見ても真っ白でシンプルな造りで、間近で見るとその壮大さに驚かされます。純白な外観は、神聖な雰囲気すら漂っているような気が。

チャオプラヤ川側の対岸の純白の仏塔の正体【ワット プラユーン】への行き方、見どころ

白い仏塔の横には、改修時に出てきた仏具を収蔵した博物館があります。筆者が訪れた際は残念ながら開館していませんでしたが、UNESCOアジア太平洋文化遺産保全賞も受賞しているすごい場所。ワット・プラユーンを訪れた際は、ぜひ足を運んでみてくださいね。

そしてワット・プラユーンの左手には、2つの本堂が並んでいます。中に入ると黄金の仏像がお出迎え。両脇に同じく黄金の像をたずさえています。

筆者が訪れた際は、可愛らしい女の子が参拝していました。

チャオプラヤ川側の対岸の純白の仏塔の正体【ワット プラユーン】への行き方、見どころ

繊細なデザインが施された壁画も素晴らしく、しばらく見入ってしまいました。お参りに訪れる人が多いのも納得です。

チャオプラヤ川側の対岸の純白の仏塔の正体【ワット プラユーン】への行き方、見どころ

ちなみに本堂は、両者とも黄金の仏像が飾られていました。

ワット・プラユーンは、バンコク屈指の観光スポット!

チャオプラヤ川側の対岸の純白の仏塔の正体【ワット プラユーン】への行き方、見どころ

ワット・プラユーンはシンボルである純白の仏塔と、黄金の仏像が飾られた2つの本堂があり、見所満載の観光スポットでした。

穴場なのかあまり観光客の姿はなかったため、騒がしい場所や定番スポットは避けたい方にぴったりの観光スポットです。

チャオプラヤ川を渡らなければならないため少し遠いですが、その景観は一見の価値あり。

バンコクを訪れた際は、ぜひワット・プラユーンに足を運び、タイの深い歴史を肌で感じてみてはいかがでしょうか。

ワット プラユーン ウォンサーワート
วัดประยุรวงศาวาสวรวิหาร