暑い?疲れる?アンコールワット観光を大解剖 – 気温や適した服装など基本情報もご紹介

どうも!久々にカンボジアはシェムリアップ支店にて勤務しております久保です。(普段はベトナムにいます)

疲れる暑い アンコールワットで跳ぶ久保

若かりし頃の久保

何回来ても思いますが、やっぱりカンボジア素敵な国です。アンコールワット観光だけが注目されがちですが、その魅力は遺跡だけではないのです…!
以前シェムリアップで半年ほど書いていたブログ。ディープなカンボジア情報が満載なので、気になる方はそちらもチェックしてください。

アンコールワットだけがカンボジアじゃない!

ということで、今回はアンコールワット観光の険しさについて書いていきます。
なぜかって?

 

 

・・・

 

 

みんなアンコールワット観光をなめすぎなんだよ( ゚Д゚)

失礼しました。つい荒ぶってしまいました。

でも本当に、皆さまカンボジアの暑さとアンコールワットの規模をちゃんと調べずにカンボジアまでいらっしゃるので、改めて注意喚起の意味もかねて筆を取らせていただいた次第です。

Q. アンコールワット観光は疲れるの?

疲れる暑い アンコールワットの容赦ない日差しはまじで疲れる

乾季の体感温度は50度近く

A. めちゃくちゃ疲れます!

何がそんなに疲れされせるというのでしょうか…
主な理由は3つあります。

①容赦のない日差し

カンボジア、特にアンコールワットのあるシェムリアップは日差しの強さがまじでハンパじゃないです。

疲れる暑い アンコールワット焼け

自分でも引いた

上の写真はシェムリアップに来てわずか5日後の久保の腕です。恐ろしいまでの時計焼けです。
そのくらい日差しが強いので、天気予報で見る気温と体感温度の差がえげつないのです。(ちなみに天気予報はあてになりません)

さらに観光のメインである遺跡には、日差しを遮る屋根や木がほとんどないため、必然的に直射日光にさらされてしまいます。
もう聞いてるだけで暑くなってきますね。

②でかすぎるアンコール遺跡群

疲れる暑い アンコールワットは本当に広くて疲れる

とにかく広い

これも皆さま意外と知らないのですが、アンコールワット観光ってアンコールワットを見るだけだと思ってる方が多いです。
と言ってもしっくりこないと思うので、分かりやすく説明します。

・アンコールワットはアンコール遺跡群の最大寺院

・アンコール遺跡群とは、アンコール朝時代に築かれた遺跡グループ(←これらがまとめて世界遺産となっています)

・アンコール遺跡群の面積=約400㎢=ほぼ長崎市

そうなんです。つまり皆さまが、でかくてもハウステンボスくらいだと思い込んでる観光地は、実は灼熱の長崎市に突撃しているのと変わりないということです。

もちろん400㎢の全てが見どころという訳ではないです。しかしアンコール遺跡の入場券は最長のもので7日券、つまり7日かけて観光できるほどのアトラクション(遺跡)があるということです。

③人多すぎぃ

疲れる暑い アンコールワットの朝日には人が群がる

時期によってはもっと多い

これはそのままですが、時期によっては人が多すぎて、人に疲れてしまいます。

暑い中屋根もなく、人混みのせいで進めない。そんな状況に陥った時の絶望感たるや…
南無。

アンコールワット観光の基本情報

疲れる暑い アンコールワットの朝日は遊ばれがち

朝日はこんな感じで遊ばれがち

さて、アンコールワット観光がいかに険しいか十分に伝わったのではないでしょうか。
ここからは最低限知っておきたいアンコールワットの情報を淡々と記載します。

アンコールワットの気温

アンコールワット(シェムリアップ)には雨季と乾季があります。

乾季:11月~5月
雨季:6月~10月

乾季の最高気温は40℃を超える日もあり、雨季の最低気温は20℃を下回る日もあります。

あったかく思えますが、日本の20℃よりよっぽど寒く感じるので、雨季に来る方は油断せずに暖かい服をお持ちください。

アンコールワット観光のおすすめシーズン

そんなアンコールワット、おすすめシーズンは乾季ながらも比較的気温の低くなる10月~12月頃です。とはいえ暑いです。

一番涼しいのは3月頃ですが、スコールが多く雨に降られる可能性が高いです。

いずれにしても「暑い」か「雨」か「暑いし雨」の3択です。

アンコールワット観光に適した服装

・長袖は必須(薄手の脱ぎ着しやすいものが良い)

・帽子とサングラスも忘れずに

・露出が多いと遺跡に入れない(あと焼けるのでおすすめしません)

・かなり歩くので履きなれたスニーカーで

疲れないアンコールワット観光の仕方

ここからが本題。ということで少し丁寧に(比較的)疲れないアンコールワット観光の仕方をお伝えしていきます。
大事なのは「観光する時間帯」「行程の組み方」です。

疲れないアンコールワット観光の時間帯

疲れる暑い アンコールワットの朝日

運がいいとこんな朝焼けも

まずは疲れないアンコールワット観光の時間帯について。
よくよく考えれば当然ではありますが、朝の時間は比較的涼しく、たくさん歩いてもそこまで疲れません

具体的に言うと、アンコールワット観光の目玉でもある朝日鑑賞は、5時頃にホテルを出発し、6時前にはアンコールワットに到着します。

多くの観光客は朝日が昇るところだけ見て、朝食を取るため一旦ホテルへと戻ります。

しかし、ここでホテルに帰らずそのままアンコールワット内部も見学するか、他の遺跡を見に行くのが疲れずに遺跡を周るポイントです。

この時間は観光客もそこまで多くないので人に疲れることもほとんどありません。

滞在日数を長くとれる方は是非ぜひ、3日券や7日券を購入して、遺跡観光は早朝から昼だけ。というプランがおすすめです。

“午後から何すんねん”と思った方、ホテルのプールやスパでゆっくりしましょう。ちょっといいレストランで美味しいご飯をゆっくり食べましょう。

次の日も観光を元気に楽しむためにも、暑さはなるべく避けて観光することが大事です。

疲れないアンコールワット観光の行程

疲れる暑い アンコールワット - 東メボン

こんなかわいい遺跡にも行きたい

そしてそして、そんなに長く滞在できないという皆さま、こう思いますよね…
せっかく遠路はるばるアンコールワットを見にやってきたのに、午前だけ観光して終われるか!と。

そんなあなたに、おすすめする観光の仕方があります。

それは、ゆっくり観光すること!

時間がないといってるのに矛盾するようですが、遺跡観光で疲れてしまう原因は、”もったいない精神で色々と詰め込みすぎてしまう”ことです。

本当に一日だけしか遺跡観光に費やすことができない、という方はしょうがないかもしれないです。

しかし、「1日目は遺跡観光・2日目は市内観光」みたいに組もうとしている方は、遺跡観光のペースを落として二日に分けるのがおすすめなのです。

アンコールワット日本語ツアーについて

疲れる暑い アンコールワットの日本語ガイドはレベルが高い

ガイドのブンさん

遺跡観光をする際は、必ずしもガイド付きツアーで行く必要はないですが、大きなメリットがあるのも確かです。
デメリットと併せてまとめるとこんな感じです。

メリット:遺跡の説明を聞くことができる・広い遺跡内で迷わない・自分で深く調べたり考えなくていい

デメリット:自力で行くよりは高くなる・自身のペースで周れない・急な変更ができない

ざっくり上記みたいな感じですかね。
ということで、ツアーで行きたいという方のために、(比較的)疲れないアンコールワットツアー2つをご紹介。

①アンコールワット朝日鑑賞+アンコールトム+タプローム午前半日ツアー

疲れる暑い アンコールワット - タプローム

久保はタプローム推し

細かい説明は省きますが、このツアーで訪れる3つの遺跡がアンコール遺跡で最も有名な遺跡です。
このツアーの最大の魅力は、朝は早いですが午前中だけで定番の3遺跡を周れるという点です。

コンパクトな分、少しせかせかと周る形ですが、お昼にはホテルに戻ることできます。

気になるお値段、なんとお一人様39ドル。日本語ツアーとしてはかなり安いです。今月出費がかさんでしまったという方にもおすすめです。笑

詳細・ご予約はこちらから

ゆったり楽しむアンコールワット+アンコールトム+タプローム+夕日鑑賞1日ツアー

 

疲れる暑い アンコールワット - プレループ

夕日鑑賞の名所プレループ

さっきの何が違うか、こちらは朝日鑑賞がない代わりに夕日鑑賞がツアーに含まれています。
このツアーでは休憩も長めに取りながら、疲れないよう比較的ゆっくりアンコール遺跡を観光します。

遺跡見学はじっくりしたいけど、体力に自信がない方にもおすすめです。

お値段はお一人様60ドル。美味しいお昼ご飯も料金に含まれています。

詳細・ご予約はこちらから

まとめ

疲れる暑い アンコールワット - 南大門

スタッフ一同お待ちしております

いかがでしたでしょうか。アンコールワット観光の険しさが過剰なくらい伝わったのであれば嬉しく思います。

旅先で体調を崩すほど悲しいことはないので、心も身体も準備を万全にカンボジアまでお越しください。

今回は疲れないアンコールワット観光をお伝えしましたが、元気が有り余って仕方がないという方は、詰め詰めの旅程もおすすめです。

アンコールワットのあるシェムリアップ近郊はほんとに見るところがたくさんあるので、何をしたらいいか分からないという方はご相談ください。

シェムリアップ市内にある弊社オフィスでは、日本人スタッフが常駐しているので、観光の相談や情報収集などお気軽にお越しいただければ幸いです。

以上、カンボジアより久保がお届けしました~。

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