【2024年最新】5分でわかる!ベトナムの観光ビザの基本情報と注意点|旅行前に知っておきたい入国ルール

2023年、ベトナムのビザ事情は、非常に大きな変化がありました。元々ややこしかったビザ事情ですが、現在は極めて大幅に緩和され、非常に旅行や長期滞在がしやすい状態になっています。

今回の記事では、そんなベトナムのビザと入国ルールを旅行者の方向けに解説します!(移住などのビザに関しては説明しません!)シンプルにこれだけ守ればOK!という観点で記載していますので、ぜひ最後までお読みください。

当記事は、ベトナム在住のスタッフが実際の体験に基づいて作成しています。個人の主観による情報ですので、記事の内容が原因となるトラブルなどについては、当社では責任を負いかねます。ご理解いただけますようお願いいたします。

注意!確実に出入国するために大使館の最新情報をチェック!

ベトナムのビザルールは頻繁に変更されます(ほんと勘弁してくれ…)。そのため旅行前に必ず大使館で入国ルールを確認しておきましょう。この記事は常に最新情報に更新して参りますが、正直、心配です。

ベトナム大使館ホームページでは、最新のビザ情報を常に更新してくれています。旅行に行く前に必ず確認しておくようにしましょう。さらに出入国審査や通関に関する情報もまとめられているので安心です。必ずチェックしましょう。

ベトナム大使館の出入国情報
https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/JP_Shuttsunyukoku.html

観光目的でベトナムに入国する際のビザに関する3つの新ルール

観光目的でベトナムに入国するときは、以下の3つのルールを覚えておきましょう!この3つが原則となっており、このルールを覚えておけば、一般的な観光目的の入国は問題ありません。それぞれ詳しく解説していきます。

・ビザ無し渡航可能!期限は45日まで!

・何度でも出入国が可能に!30日ルールは撤廃!

・観光ビザが超超超大幅緩和!最大90日、招聘状無し、オンライン申請可!

※観光以外の目的(長期出張・就業・就学・投資)などはまた違ったルールがあるのでご注意ください。観光以外でベトナムに滞在するときは必ず事前に調べておきましょう。

ビザ無し渡航可能!期限は45日まで!

2023年11月時点で、ベトナムの入国にビザは必要ありません!日本国パスポートがあれば、ビザ無し渡航が可能です。さらにビザ無しで滞在できる日数が最大45日までになりました。これにより長期滞在も容易になっています。

何度でも出入国が可能に!30日ルールは撤廃!

ビザの有無に関わらず、何度でも、いつでも再入国が可能となっています。これまで多くの旅行者を悩ませていた30日ルールは撤廃されました。

30日ルールとは、ビザ無しで一度ベトナムに入国して出国したあとは、30日間はビザがなければ 入国することができない、というルールです。

これにより、ベトナムを玄関口として、東南アジアを周遊する旅行などでは、飛行機の乗り継ぎなどで、入国できないというトラブルが頻発していました。

この30日ルールが撤廃されたことで、ベトナム経由カンボジア旅行や、ベトナム経由インド旅行などの航空ルートが賑わっています。

観光ビザ大幅緩和!最大90日、出入国回数制限無し、招聘状無し!

観光ビザも大幅緩和され、最大90日かつ何度でも出入国できるようになりました。さらにこれまで複雑だった招聘状(紹介状)制度が無くなり、個人で、オンラインで取得できるようになりました!

予め長期でベトナムに滞在する予定がある人は、オンラインまたは東京のベトナム大使館、大阪のベトナム領事館で取得しましょう。シングルエントリーとマルチプルエントリーを選択することができます。

オンラインの申請オームはこちら(英語です)

https://evisa.xuatnhapcanh.gov.vn/

ベトナム出入国の際に絶対に守らなければならないビザ以外の2つのルール

ビザの有無に関わらず、ベトナムには入国するときの原則となっているルールを2つご紹介します。基本的にこのルールを守っておけば入国は問題ありません。逆に、必ず遵守する必要があるため、注意しましょう。

・パスポートの残存期間が6ヶ月以上必要

・ビザ無しで滞在するときは出国を証明する書類や説明が必要

パスポートの残存期間が6ヶ月以上必要

ベトナム入国時点でパスポートの有効期限が6ヶ月以上あることが必要です。意外と忘れている人が多いので、本当に注意しましょう。ビザの有無などに関係なく、飛行機に乗ることすらできません(カウンターで止められます)

ビザ無しで滞在するときは出国を証明する書類や説明が必要

以前ほど厳しくはなくなりましたが、入国のイミグレーションで出国するときの書類や証拠の提出を求められることがあります。その際は、帰りの航空券や、第三国から日本へ帰る航空券を提示しましょう。それがない場合は、陸路(バス)などで出国することの説明などが必要です。

以前はノービザで15日しか滞在できなかったため、不法滞在を防ぐ目的があったと思われます。現在、45日に延長されていから証拠の提出を求められることは、ほぼ無くなりましたが、準備しておくと安心です。

2023年に観光向けビザが大幅緩和!長期滞在もできる東南アジアで最も近い国

ベトナムの観光向けのビザと出入国に関するルールは大幅に緩和されています。筆者は10年ベトナムに住んでいますが、ここまで緩和されたことはありません。ベトナム政府の観光客受入の本気度が伺えますね。

ベトジェットエアをはじめとする航空会社も続々と新しい路線が就航しています。東アジアと東南アジア、西アジアをつなぐハブとして、益々発展が期待できますね!

もちろん!日本との航空ルートもどんどん就航しています。日本から最も近い東南アジア、ベトナム旅行にいくなら今しかない!皆様のご来越を心よりお待ちしております。