南シナ海沿岸の静かな漁村 ムイネー・ファンティエット  - ホーチミン観光スポット

ムイネービーチ

ファンティエットは南シナ海沿岸の静かな漁村です。フーコックと並ぶヌックマム(ナンプラー・魚醤)の産地として知られ、街は独特のにおいが溢れ、風にのってヌックマムの香りが漂っています。ヌックマムは「魚醤、ナンプラー、フィッシュソース」など様々な呼ばれ方で親しまれている沿岸地域特有の調味料です。
春巻きやサラダなどベトナム料理には欠かせません。港から魚を運ぶ船が行き交う風景は活気ある漁港特有の風情があふれています。

ムイネービーチ ファンティエット

リゾート地ということだけあって日中は陽射しが強く、気温もぐんぐん上がっていくので朝の早いうちに行って、朝日を見ることのがおすすめです。朝日が昇った瞬間は早起きした後の眠気や睡眠不足感が一気になくなります。早朝の渓流ウォーキングは爽やかな気持ちいい時間を過ごせます。

ムイネービーチ ファンティエット

ホーチミン市内とは全く異なる静かで、ゆったりとした時間を過ごせるファンティエットは近年はムイネーと並び、開発が進んでおりゴルフをやる外国人観光客が急速に増えています。ファンティエットはこういった観光開発が進みつつも昔ながらの漁村の雰囲気や自然が残る旅情ある街です。

ムイネーはベトナム南部・ビントゥアン省のリゾート地です。ホーチミンからニャチャンまでの道のりの中間地点にあるので、ニャチャンより気軽に行けるリゾートとして人気です。ファンティエットから続く20㎞ほどの海岸沿いの道はは椰子の木が並び、南国リゾートの雰囲気があふれています。

スイティエン渓流

ファンティエットの観光名所といったらスイティエン渓流です。「妖精のせせらぎ」「最後の清流」と言われる透き通った美しい渓流を歩いていきます。川はくるぶしくらいまでのとても浅い川で川底の柔らかくてサラサラした赤い砂を踏みしめながら歩いていきます。
周りの自然を満喫しながら20分ほどゆっくりウォーキングをしながら風で削られた砂の地形を見るのは感動モノです。自然の雄大さや神秘を感じることができます。どこを見ても同じ模様のものはなく、異世界に入ったような錯覚に陥ります。

スイティエン渓流 ファンティエット

ムイネー砂丘

1990年代中頃から開発が進み、風光明媚なビーチや美しい砂丘が広がっています。年間を通して暖かいベトナム南部らしく、平均気温は27度と暑すぎす穏やかでで過ごしやすい街です。 12月~5月がベストシーズンで多くの人で賑わいます。

ビーチリゾートのイメージが強いムイネーですが、観光名所はなんといってもムイネー砂丘です。赤みがかった砂と青い空、白い雲のコントラストが非常に美しい事で有名です。どこを見ても美しいですが特に砂漠の北側は海風が強く、植物が育ちにくい荒野が広がっていて見逃せません。風が強い分、美しい風紋がはっきり出ます。高さ10メートル以上もある砂漠からソリで滑ったり、露店でタコを買ってタコ揚げしたり、思い思いに楽しい時間を過ごすことができます。

ムイネー砂丘 リゾート

陽射しが強い上に風が吹くと大量の砂が舞うので目を守るためのサングラスが必須です。ムイネーは一本道で構成されていると言ってもいいくらい小さな街で、主要一本道の右側に海岸やビーチやリゾートホテル、左側にはレストランや雑貨屋さんが立ち並んでいます。海岸沿いを走っていくとロシア語の看板が目に入ってきます。これはロシア企業がいち早くベトナム進出したからです。フランスに統治されていた事が有名なベトナムですが、ロシア企業の進出はあまり知られていません。
こういった歴史からか観光客大半はロシア人です。ロシアの口にあうロシア料理、ベトナム料理、イタリアンなど様々な国の料理が美味しいですが、共通しているのはシーフードが美味しいことです。早朝のビーチに行くと活きのいい海産物であふれています。ムイネーは年々活気づいている注目のリゾート地です!!!!