ベトナム(ホーチミン・ハノイ・ダナン)の気候とお天気情報について - ベトナム現地情報

ベトナムの気候とお天気情報

旅行の準備で一番の悩みどころは洋服選びだと思います。長袖?半袖?パーカー?何が必要かわからない。そんな方にベトナム各都市の気候状況をお伝えします。
できるだけ荷物は軽いのに越したことはありません。旅行前に、旅行に必要なものを一度整理するのにお役立てください。

南部(ホーチミン)の気候について

ベトナムといえば、暖かい国というイメージがあるかもしれません。しかし、ベトナムは南北が長いため、南部(ホーチミン)は長袖なんて必要ない!というくらいに暑く、年間の平均気温は、約28度で20度を下回ることがめったにありません。 また、モンスーン気候に属し、年間を通して湿気も多いです。高温多湿のムシムシした暑さの都市です。
5月から10月までは雨季で、降水量が多くほぼ毎日雨が降ります。1日1回のときもあれば、1日に2,3回降ることもあります。雨が降ると行っても、日本の梅雨と違って1日のうちで、30分~1時間ほど雨が降リます。豪雨のときもあれば、小雨の時もあります。ベ雨季のホーチミンの天気予報はいつも雨なので、天気予報なんてあってないようなものです。
観光にベストな気候になるのが11月から3月の乾季の間で、湿気が少なく、程よく日が照っており、過ごしやすい気候になります。

南部(ホーチミン)気候について

中部(ダナン・ホイアン・フエ)の気候について

世界遺産の街ダナンや王宮跡があるフエなどのあるベトナム中部では、平均気温が26度ほどで比較的過ごしやすい気候となっています。中部にはリゾート地が多く、年中ビーチで海を楽しむことが出来ます。
南部(ホーチミン)ほど、乾季雨季がはっきりと別れておらず、乾季であっても雨が続くこともあリます。中部は、南部と違って1日中雨が降り続くこともしばしば有り、洪水が発生してしまうこともあります。9月から12月にかけて降水量が多いので注意が必要です。
観光にベストなのは、3月から5月の乾季で、特に観光が目的であれば3月、ビーチを楽しむことが目的であれば5~8月がおすすめです。この時期は過ごしやすい気候にはなりますが、日差しが強いので日焼け止めや帽子などが必要になります。

ダナン・ホイアン・フエの気候について

北部(ハノイ)の気候について

ベトナムの首都ハノイやハロン湾などがあるベトナム北部は、東南アジアでは珍しく四季がある地域になっています。日本のような寒暖差はありませんが、11月頃から3月頃まで、朝夕は肌寒くジャケットを羽織ることもあるくらいに気温になります。平均気温は32度ほどで、6月から9月にかけて降水量が多くなり湿気の多くまとわりつくような暑さになります。
また、中国との国境付近にあるサパは山岳地帯で、寒暖差が激しく、長袖を必要とするような気候のときもしばしばあります。
観光にベストなのは、雨が少なく気温も比較的低くなる10月から12月初旬で、平均気温は20台前半で、あるきまわって観光するには過ごしやすい気候になっています。

北部(ハノイ)の気候について