なぜ大国アメリカがベトナム戦争で負けたのか?歴史を振り返り調べてみました。

ベトナム戦争

ベトナム戦争という戦争があったことは知っている方はもちろんいると思いますが、原因や結果となると知らない、となる方も多いのではないでしょうか?結論から言うと、アメリカを始めとする資本主義国家が支援していた南ベトナムが、当時のロシア等の社会主義国家が支援していた北ベトナムに敗北するという形で終わります。

建前としては、北と南に分かれたベトナムの内戦ですが、事実上は第二次世界大戦後に生じた冷戦を背景にした代理戦争です。そして、ベトナム戦争は強国アメリカが初めて敗北した戦争です。今回はアメリカが負けた原因やその背景にあるものを調べてみました。

なぜ大国アメリカがベトナム戦争で負けたのか?

 

第二次世界大戦ごろのベトナム (1940年代)

第二次世界大戦ごろのベトナム (1940年代)

ベトナムはもともとは北、南と分かれている国ではなく、当時はフランス領インドシナという一つのフランスの植民地となっていました。そして、第二次世界大戦中に日本の同盟国であるドイツにフランスが敗北します。そのときに日本がフランス領インドシナを進駐(軍隊を目的の場所まで進軍させ、そこに留まらせること)します。これを仏印進駐と言います。

ホーチミンはベトナムの革命家・政治家です

しかしながら、それをベトナムの人間がよしとするはずもありません。後の初代主席となり、共産主義であったホーチミンが独立を得るために抵抗運動を始めます。そして1945年に日本をはじめとした枢軸国が連合国に敗北します。これに伴い、仏印進駐した日本軍勢力もベトナムから消滅します。こうしてホーチミンを主席とした共産主義国家ベトナム民主共和国が新に誕生することとなりました。

インドシナ戦争 (1940年代~1950年代)

新たに始まったベトナム民主共和国ですが、フランスによる介入の結果、フランスの傀儡国家が成立してしまいます。ここでベトナムは二つの国家で分断されてしまいます。ホーチミンらベトナム民主共和国家側は統一を維持するため、フランスと交渉を続けますが、結局決裂してしまいます。こうして統一をめぐる、インドシナ戦争が始まりました。

8年間続きましたが、ベトナム民主共和国が勝利を収めます。このとき、緩やかな南北統一を目指すために、国連が北緯17度線を停戦ラインを設け、ベトナムを南北に分けました。

インドシナ戦争

 

アメリカによる南ベトナムへの介入(1950年代)

メリカによる南ベトナムへの介入(195

しかしながら、結果的には南北は分かれたままで、北は共産主義国家、南は資本主義国家という形になってしまいました。南ベトナムが資本主義国家になった経緯は、当時アメリカとソビエト連邦をはじめとする国家間の冷戦が背後にあります。その影響もあって、南ベトナムは資本主義国家から支援を受けゴ・ディン・ジエムが大統領となり南ベトナム共和国が成立してしまいます。

この南ベトナム共和国の政治はゴ・ディン・ジエムの独裁的で秘密警察や軍特殊部隊を設立し、共産主義者はもちろん、反政府分子を弾圧し、政府の主要なポストには自分の一族を登用するなど腐敗したものでした。これを是正するために北ベトナムは南ベトナム開放民族戦線(ベトコンとも言われます)から南ベトナムを守ると言う名目でアメリカは派兵します。

なぜアメリカが介入するかというと、当時のアメリカにはドミノ理論と言うものがあり、これはある国が共産化すると周りの国も連鎖的に共産化するという考えです。アメリカにはそういった出来るだけ共産主義の勢力を抑えたいという考えがあって介入したということです。そして、トンキン湾事件が起こり、ベトナム民主共和国とアメリカの対立は決定的なものとなりベトナム戦争が始まってしまいました。

アメリカによる南ベトナムへの介入

 

ベトナム戦争(1950年代~1970年代)

ベトナム戦争 フエ

ベトナム戦争(1950年代~1970年代)

こうして、アメリカとベトナム民主共和国は戦争を開始しましたが、ベトナム民主共和国のベトコンをはじめとする、ゲリラはジャングルを利用した戦法を用い、アメリカ軍を苦しめます。そしてこの劣勢を打開するためにアメリカは爆撃を行います。これを北爆と呼びます。度重なる爆撃を三年間続けますが、それでも北ベトナムの勢力は抵抗を続けます。

そしてついには、南ベトナムの首都であるサイゴンが陥落しかけます。これにはアメリカも焦りを感じ、ついには、怪しいと思った農民をゲリラだと断定し、虐殺するといった事態も出現し始めました。これらを受け、アメリカではこの戦争を問題視する人々も現れ始めました。この影響もあって、アメリカ政府は南ベトナムへの軍事支援を縮小することにしました。

南ベトナムの首都であるサイゴンが陥落

アメリカとベトナム民主共和国は戦争を開始

それでもアメリカは枯葉剤といったゲリラの脅威を弱めるためにベトナムのジャングルを枯れさせる兵器を使用しましたが、北ベトナムの勢力は抵抗し続けました。ベトナム戦争におけるアメリカに対する批判は強まっていき、そしてついには世界各地で反戦運動が起こりました。これを受け、当時のアメリカ大統領であるニクソン大統領は、共産主義で北ベトナムに介入していた中国に介入するのをやめるよう求めるために訪中します。これをニクソンショックといいます。

アメリカ大統領であるニクソン大統領

しかしながら、それでも抵抗は続き最終的にアメリカはこの戦争にもはや意味はないということで考えがまとまり、パリ平和協定を結び、アメリカはベトナムから撤退します。それを知った北ベトナムは南ベトナムに総攻撃を仕掛け1975年にサイゴンを陥落、翌年、北側がベトナム統一を成し遂げると言う形で戦争は終わりました。

 

まとめ

ベトナム戦争終結から43年が経ちました

ベトナム戦争終結から43年が経ちましたが、未だに戦争の爪痕は残っていますし、ベトナム戦争にちなんだ博物館もあります。歴史を少しでも念頭に入れておけばそういった場所に訪れた際、色々なことを考えさせられるのではないでしょうか。そして、願わくば今回の記事がその助けとなれば幸いです。

ベトナム戦争の当時の写真

 

 


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