ロシア人の街!?ベトナム南中部の隠れ家リゾート「ムイネー」の魅力と見どころをご紹介します。どうしてロシア人が殺到しているのか、驚きの秘密がありました。

ムイネーはベトナム南部でも人気のリゾート地漁師町としても栄え、新鮮なシーフードが食べられるとあって近年欧米人にも人気の観光地です。バカンスに最適なムイネーですが、実際に行ってみるとロシア人を多く見かけます。

街中至るところにロシア語表記がされており、まるでロシアにいるのかと間違うほどです。なぜこんなにもロシア人が多いのかその謎と、ムイネーに来たらおすすめの楽しみ方やスポットもご紹介します。ムイネーではショッピングよりも、アクティブに動き回る方がおすすめですよ。

ロシア人にとってバカンスの場所であるムイネー

ムイネーは1995年頃、観光地として開発されました。当時からロシア人に人気があり、自然とロシア人が集まるようになり、今では欧米人にも話題の観光地です。表札や看板にはロシア語が表記されており、一瞬どの国にいるのか忘れるほどです。レストランに入れば、ベトナム語や英語はもちろん、丁寧にロシア語表記してあるお店も多数。

またロシアのお酒といえばウォッカ。ウォッカの種類も多く置いてあるお店があります。ロシア人が手軽でバカンスしたいと思うと、ムイネーを選ぶ人が多いんです。今ではロシア人経営のお店も増え、ロシア人にとって居心地のいい場所となりました。

漁師町ムイネーの楽しみ方はアウトドアがおすすめ

ベトナムの素朴な雰囲気が残るムイネーは、漁師町としても有名です。時間を忘れてのんびり過ごすのもおすすめ。でもムイネーに欠かせないスポットといえば自然です。

南国気分を味わえる場所もありますが、これからご紹介する砂丘にはぜひ足を運んでください。「ベトナムで砂丘⁈」と驚くと思いますが、ムイネーには代表的な2つの砂丘があります。どちらも楽しみ方はそれぞれ違い、ローカル感も味わえるのでおすすめ。

また漁師町でもあるので、新鮮なシーフードを安く食べることもできます。日本では考えられないような値段もあるので、レストランではシーフードの注文を忘れずに。

ムイネーの外せないスポット5選

ムイネーに行ったらぜひ訪れてもらいたいスポットをご紹介します。自然を満喫できるところから名所、新スポットまであるので滞在中も飽きることなく観光できますよ。

ムイネーの代名詞ともいえる砂丘「イエローサデューン」

ムイネーの砂丘でまず訪れてもらいたいのがイエローサデューンです。ベトナム人はこの砂丘は歩くだけでなく、砂滑りをして楽しみます。

プラスチック板を貸してくれるので、一度体験してみてください。意外にも楽しくてハマる人もいるほどです。砂丘の上からの景色も、ベトナムらしい風景が見られます。

砂丘の前には食堂が並んでおり、砂丘ではドリンクや生春巻きなどを売っている売り子もいるので利用してみてもいいかもしれませんね。ムイネーは年中暑いのと、砂丘はそれ以上に暑さを感じるので、水分補給は忘れずにしましょう。

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住所:Nguyen Thong St.Muine

マイナスイオンが心地いい「スイティンエン」

ムイネーの景勝地として外せないのがスイティンエンです。スイティンエンとはベトナム語で「妖精の渓流」という意味。ベトナムの言い伝えで、小川や沼地に妖精が住んでいるとされているんです。

足首までの浅瀬の小川は、暑いムイネーで涼むのにちょうどいいです。周りは石灰岩の岩肌と赤砂、緑豊かな木々が生い茂っています。途中には小さな滝もあるので、マイナスイオンもしっかり浴びておきましょう。屋台やカフェもあるので、途中休憩もできますよ。

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住所: Vietnam, 59 Huỳnh Thúc Kháng, khu phố 4, Thành phố Phan Thiết, Bình Thuận

リゾート気分を満喫するなら砂丘「ホワイトサデューン」

イエローサデューンとはまったく雰囲気が変わるホワイトサデューン。ムイネーでは欠かすことのできないスポットです。360度見渡せる景色は圧巻。イエローサデューンとは違い、白くてさらさらの砂丘は楽しみ方も違います。

イエローサデューンほど傾斜のないホワイトサデューンでは、バギージープで砂丘を走り回るアクティビティを体験してみてください。砂丘には、寄り添うように湖が広がっています。ここではボートに乗って周遊することも可能。砂丘からの景色とは違う風景を楽しめるのでおすすめです。

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住所:White Sand hill. Mui Ne

史跡巡りなら1000年以上歴史をもつ「チャム塔」

チャンパ王国の遺跡が残されているチャム塔。チャンパ王国はベトナム中部で栄えた王国ですが、勢力を伸ばしムイネーにも遺跡が残されています。チャム塔は、チャンパ王国の寺院として建てられたもの。レンガだけで造られた建造物は、風化は進んでいるものの、当時の姿がわかるものも数多くあります。

ヒンドゥー教を信仰していたチャンパ王国では、今もヒンドゥー教を象徴するものが残されています。歴史好きにはおすすめのスポットです。チャンパ王国の子孫と言われているチャム族の人が民芸品を作っている光景も目にできます。どれも手作りで繊細な作りなので、お土産に最適です。

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住所:Phú Hài, Thành phố Phan Thiết, Bình Thuận Province
営業時間:6:30~17:00
入場料:無料

ムイネーの新名所ともいえる「ワインキャッスル」

5つ星ホテル「シー・リンクス・ゴルフ&カントリークラブ」内にあるワインキャッスル。お城のような建物は、内部も豪華絢爛です。ここはベトナムのワイナリー。ベトナムはフランス植民地だったこともあり、ワインは日頃から親しまれているんです。

一定温度が保たれた内部には、至るところにワインが保管されています。ヨーロッパを思わせる内装は、それだけでも見る価値ありです。途中、ベトナム語にはなりますがフロアやワインの説明もしてくれます。フロアを見学したあとは、お待ちかねの試飲コーナー。年代物のワインもあるので、お土産にいかがですか。

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住所:khu phố 1, Thành phố Phan Thiết, Bình Thuận Province
営業時間:8:00~16:30
入場料:100,000ドン(約500円)

まとめ

ムイネーは日本人にとってはなじみの薄い観光地かもしれません。しかしホーチミンとは違い、ゆっくりした時間が流れているのはリゾート地ならでは。都会の喧騒から逃れてぜいたくに過ごすのもおすすめです。

今後、日本人にも注目されるムイネーは、今が穴場のときですよ。ホーチミン発の日本語ガイド付きの日帰りツアーはオススメなのでぜひチェックしてみてください。

日本語ガイド付き
料金:$230~(5,520,000ドン、約25,500円)/2名様まで

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