ホーチミンで日本の食べ物・化粧品・本・医薬品が買える!便利なお店リスト

準備万端でベトナムへ旅立ったものの、必要な物を忘れてしまった…!なんて事はありませんか?衛生用品や化粧品、薬、文房具、書籍など、日本製でないと困る方も多いと思います。また、朝昼晩とベトナム料理が続く中で、日本のお味噌汁が恋しくなる時もあるはずです。

そこで今回は、ホーチミンの中心地にある日系スーパーや雑貨店をご紹介すると共に、どのような日本製の商品が手に入るのか、医薬品はどうやって入手するのか等、詳しく解説していきます。旅行中にお困りの際は、ぜひ参考にしてくださいね。

ホーチミンを代表する日系スーパー「AKURUHI SUPERMARKET」&「Ichiban Market」


引用:@ichibanmarket

ホーチミン在住なら誰もが訪れる「AKURUHI SUPERMARKET(アクルヒスーパーマーケット)」は、レトルトの味噌汁やうどん、納豆や梅干しなどの冷蔵食品、お菓子、アイス、酒類が充実しています。2020年にオープンした系列の「Ichiban Market(イチバンマーケット)」はさらに拡充され、風邪の日に嬉しいお粥やベビー用食品も手に入ります。相場は日本価格の2倍程度~となりますが、日本人にとって無くてはならない存在です。

AKURUHIはホーチミン1区に2店舗、Ichiban Marketは中心地からタクシーで15分の場所にあります。急ぎの方は前者、色々な商品から選びたい方は後者がオススメです。

<店舗情報>
AKURUHI SUPERMARKET(Tôn Thất Thiệp通り店)

AKURUHI SUPERMARKET(Lê Thánh Tôn通り店)

Ichiban Market

24時間営業!日本のインスタント食品が充実「ファミリーマート レタントン通り店」


引用:Foody

深夜に日本食が欲しくなったら、24時間営業の「ファミリーマート レタントン通り店」へ向かいましょう。日本語の会話が飛び交い、何だかホッとする雰囲気のお店です。店内では日本のカップ麺や焼きそばといったインスタント食品、豆腐や漬物などの冷蔵食品、アイス、酒類を扱っています。全体的に割高ですが、一部のおにぎりやパンは現地価格で購入可。ちょっとした生活用品もあるので、すぐに必要な物があれば立ち寄りましょう。

場所はホーチミン1区のサイゴンスカイガーデンに隣接しており、中心地から徒歩10分で行けますよ。AKURUHIからも近いですし、付近の日本食店は夜遅くまで営業しています。

<店舗情報>

使い慣れたスキンケア・生理用品が買える!日系雑貨店「Hachi Hachi」


引用:Hachi Hachi

日本の食品から生活用品まで、バランスよく取り扱っているのが日系雑貨店「Hachi Hachi(ハチハチ)」です。特に基礎化粧品の種類が豊富で、洗顔料・クレンジング・化粧水・乳液・フェイスパック・日焼け止めが一通り揃います。日本ブランドの歯磨き粉や生理用品も置いているので、忘れてしまっても一安心。シャンプー・リンスやコスメも多少は揃います。ホーチミンで美容関連の商品を買うなら、まずはHachi Hachiへ行きましょう。

場所はホーチミン1区のPasteur(パスター)通りに位置し、中心地から車で10分程度。炎天下の日はタクシーを利用した方が良さそうです。

<店舗情報>

外資系ドラッグストア「Guardian」「watsons」で日本のコスメを発見!


引用:A.S. Watson Group

日本のコスメを探すなら、ホーチミンのマツキヨとも比喩される「Guardian(ガーディアン)」や、ビテクスコフィナンシャルタワーに入居する「watsons(ワトソンズ)」といった外資系ドラッグストアが狙い目です。街中に点在するGuardianは、3区のPhạm Ngọc Thạch(ファムゴックタック)通り店でセザンヌのコスメを発見。WatsonsではKATEも置いていました。やはり割高ではありますが、買い足したい時に何かと便利です。

どちらもホーチミン1区の中心地から、タクシーまたは徒歩で行けます。特にWatsonsは観光エリアのど真ん中にあるので、機会があれば立ち寄ってみてください。

<店舗情報>
Guardian(Phạm Ngọc Thạch通り店)

Watsons

小説、マンガなど日本の本が並ぶホーチミンの紀伊国屋「FAHASA書店」


引用:@fahasa

ホーチミンで唯一、日本の書籍(正規品)を取り扱うのが「FAHASA(ファハサ)書店」です。文庫本、小説、マンガ、ビジネス書、参考書、児童書、雑誌などなど…品数は多くありませんが、日本価格の1.5割増しで購入できます。飛行機の離陸時間がしょっちゅう遅れるベトナムですから、暇つぶしに読める本が1冊あるだけでストレスが減ります。ベトナム語で書かれた日本語の参考書も面白いので、興味があれば読んでみてください。

場所はホーチミン1区のNguyễn Huệ(グエンフエ)通り沿いにあります。入店して大きな荷物をフロントに預けたら、2階の日本書売り場へ向かいましょう。

<店舗情報>

ホーチミンでコンタクトレンズ&洗浄液を買うならローカル店へ


引用:Kính áp tròng Eye Secret

旅行の際に意外と忘れがちなコンタクトレンズの洗浄液。筆者はよくローカル店の「TRUNG TÂM MẮT KÍNH(チュンタムマッキン)」や「Phong Phú Optical(フォンフーオプティカル)」で、コンプリートやレニューの商品を買っています。価格は日本で買うよりも少し高い程度です。在庫は少ないですが、2weekのコンタクトレンズやカラコンもあるので、いざという時に助かります。

TRUNG TÂM MẮT KÍNHはホーチミン1区の外れに、Phong Phú Opticalはベンタイン市場のすぐ近くにありますよ。

<店舗情報>
TRUNG TÂM MẮT KÍNH

Phong Phú Optical

ホーチミンのダイソーは200円均一!?日用雑貨が揃う「DAISO JAPAN」


引用:Daiso Vietnam

ホーチミン2区の商業施設・ビンコムメガモール内には、なんと100均の「DAISO JAPAN(ダイソージャパン)」が入居しています。といっても輸入品なぶん割高なので、実際の価格は200円から。基本的には在住者向けの雑貨を取り扱っていますが、日本のお菓子や子供向けのおもちゃ、ベビー用品も揃っていて、何かと入用な家族旅行の際に便利です。

ビンコムメガモールは、中心地からタクシーで20分程度の場所にあります。近隣のタオディエンエリアはおしゃれなショップが多いので、お土産探しに散策してみましょう。

<店舗情報>

ホーチミンで日本の文房具が買える!100円ショップ「TOKUTOKUYA」


引用:@tokutokuyavietnam

生活雑貨店「TOKUTOKUYA(トクトクヤ)」は、日本の文房具やキッチン用品、食品、衛生用品などを扱う100円ショップ(実際には200円します)。旅行で忘れがちなノートやペン、意外と必要になるハサミ、セロテープ、ホチキスといった文房具を購入できます。ホーチミンにあるローカル向け文房具は使いにくい物が多いので、日本製品にこだわりがある方はこちらで買った方が良さそうです。

TOKUTOKUYAは先述したHachi Hachiと同じ通りにあり、徒歩3分くらいの距離です。併せて立ち寄ってみましょう。

<店舗情報>

衣類を買うならやっぱりここ!ホーチミンの「ユニクロ ドンコイ店」


引用:@uniqlovnam

2020年にオープンしたホーチミンの「ユニクロ」1号店は、1~3階の3フロアに渡る巨大売り場が自慢の大型店。日本と変わらない品揃えで、ベトナム限定のオリジナルTシャツも扱っています。日差しが強いホーチミンでは、UVカットのパーカーやカーディガンが必須。エアリズムのような涼しい肌着も欠かせません。もし忘れてしまっても、現地ですぐに調達できますよ。

場所は観光エリアのど真ん中、ドンコイ通りにあるParkson(パークソン)という商業ビルに入居しています。付近にはZalaやH&Mもあるアパレル激戦地となっています。

<店舗情報>

ホーチミンで日本の薬を購入できるのか?利用時の注意点

ホーチミンには、日本の薬を専門に取り扱う薬局がありません。日系製薬会社がローカル向けに販売している薬や、日本の薬と成分が近しいものをローカル薬局で購入できます。しかしながら、パッケージや説明書は現地語で書かれているため、慣れない方は抵抗があるかもしれません。

筆者の場合、サロンパスや冷えピタといった医薬部外品はローカルのものを使用し、鎮痛剤・風邪薬・胃薬などの錠剤は日本から持ち込みました。どうしても薬が必要であれば、日系病院の「ロータスクリニック」や「サイゴン虎の門クリニック」での受診を検討してください。日本人医師や日本語話者の看護師さんが常駐しているので、安心して処方を受けられます。

<店舗情報>
ロータスクリニック

サイゴン虎の門クリニック

ホーチミンの日系ショップは日本語が通じるのか?

これまで紹介した日系ショップは、必ずしも日本語が通じるとは限りません。お店の店員さんは全員ベトナム人で、運が良ければ簡単な日本語が話せる方に出会えます。基本的には英語かベトナム語での対応となりますので、日本語での細かい相談は難しいと考えておきましょう。もちろん日本円も使えませんので、ベトナムドンかクレジットカードをお忘れなく。

まとめ

以上、ホーチミンにある日系スーパーや雑貨店などの紹介から、医薬品の調達方法、日系ショップでの買い物のコツなどお伝えしました。慣れない環境で食べたい物や使い慣れた物が手に入らないのは、予想以上にストレスを感じるもの。なるべく日本から持ち込みたいですが、必要なものは無理せず購入して良いと思います。

個人的には、風邪をひいた時にベトナム料理が受け付けず、パウチのお粥やフルーツゼリーが本当に有り難かったです。皆さんも旅行中にお困りの際は、ぜひ日系のお店を訪ねてくださいね!

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