女子旅で人気のアジアの国、ベトナム。グルメや雑貨、スパ、フォトジェニックな街並みなど、女性の“好き”がぎゅっと詰まった観光地です。
しかし、日本と違う気候や衛生環境に戸惑うことも…。今回は、女子旅経験者の声も交えながら「これは持っていってよかった!」「絶対あった方がいい!」というアイテムをピックアップしました。
旅行前のチェックリストとしても活用してください。
当記事は、ベトナム在住のスタッフが実際の体験に基づいて作成しています。個人の主観による情報ですので、記事の内容が原因となるトラブルなどについては、当社では責任を負いかねます。ご理解いただきますようお願いいたします。 |
ベトナム旅行の前に知っておきたいポイント
まずはベトナム旅行前に押さえておきたい、ベトナムの基本情報を確認しましょう。
地域で気候が異なる
ベトナムは南北に長いため、地域によって気候が異なりますが、基本的に「乾季(11~4月)」と「雨季(5~10月)」に分かれます。
ホーチミンなど南部は一年を通して暑く、30度前後が平均。北部のハノイは冬場は15度程度まで冷え込むこともあります。
食べ物・飲み物には注意する
ベトナムでは水道水は飲まないのが基本。必ず市販のミネラルウォーターを購入して飲みましょう。
また、ホテルやレストランでも念のため、氷や水には注意が必要です。観光客の中には、うがい・歯みがきにもミネラルウォーターを使う旅行者も少なくありません。また、ローカルフードはベトナム旅行の醍醐味ですが、衛生面での注意が必要です。
路上屋台では、清潔な調理環境かどうかをよく確認しましょう。「食べた後にお腹を壊した…」という声も多いため、胃腸薬や整腸剤を事前に持参しておくと安心です。
女子旅では体調不良が全体のスケジュールに影響しやすいため、無理せず、自分の体に合った食べ方を意識しておきましょう。
治安と物価
治安は比較的安定していますが、スリやぼったくりには注意が必要です。物価は日本より安めですが、観光客向けの場所では相場が高めな場合もあります。
【必須】女子旅で絶対に持っていきたい基本の持ち物
ベトナム旅行を快適に過ごすために、まずは基本の持ち物からチェック!
パスポートとコピー | 盗難対策用に |
現地通貨(ドン)とクレジットカード | 現金は市場や小さな店で必要。カードは2枚以上が安心。 |
服装 | 暑さ対策と冷房対策の両方が必要。室内はエアコンで寒いことも多く、羽織りものは必須です。 |
常備薬 | 整腸剤・頭痛薬・酔い止めなど、日本で使い慣れたものがおすすめ。 |
【女子旅に特化】あると便利な持ち物リスト
女子旅ならではの「便利グッズ」も用意してあると役立ちます。
ウェットティッシュ・除菌ジェル | 食事前やトイレ使用後に活躍 |
虫除けグッズ | 痒み止め、虫除けスプレー |
ティッシュ | 公衆トイレに備えあり |
折り畳み傘 | 突然のスコール対策、日傘 |
エコバッグ | 市場でのショッピングやビーチ用 |
生理用品 | 現地では手に入りにくいブランドもあるため慣れ親しんだアイテムを持参しましょう |
【リアルな声】ベトナム女子旅経験者の「持って行ってよかったもの」BEST5
ベトナム旅行を体験した女子たちのリアルな声から、役立ったアイテムをピックアップしました!
1位:現地SIM or eSIM
「道に迷ったときにGoogleマップが使えて助かった」「写真をすぐアップできた!」など、ネット環境は必須です。SIMは日本で事前に買うこともできますし、ベトナムの空港でも買えます。SIMフリースマホの人は、eSIMの使用を検討してみましょう。
2位:カーディガン
「冷房が強すぎて風邪ひきそうだった」「フライト中や観光バスで寒さ対策にぴったり」といった時に、1枚あると安心です。アクティブな人はウィンドブレーカーなどでも良いと思います。
3位:防水ポーチ
突然のスコールや、海・スパなどで大活躍します。「スマホやパスポートを濡らさずにすんだ」の声も多数ありました。
4位:洗濯グッズ
長期滞在や着替えを減らしたいときに重宝します。ベトナムは基本的に常夏なのでホテルのバルコニーなどでカラッと乾きます。
5位:フェイスミスト・保湿グッズ
「日差しと冷房で乾燥するから重宝した」「メイク直しもこれでOK」と女性の声が多く上がりました。
【女子旅ならではの注意点】準備段階で気をつけたいこと
ベトナムは女性にとって魅力的な旅行先ですが、現地の文化や治安状況をふまえた事前の心構えも大切です。女子旅だからこそ気をつけたいポイントを、詳しく解説します。
バッグは手提げではなくリュックや斜めがけが安全
ベトナムではバイクでの「すれ違いざまのひったくり」が頻繁に発生しています。トートバッグは特に狙われやすいので注意しましょう。気づかないうちに中身を盗まれるケースも。
おすすめは身体の前にしっかり抱えるタイプの斜めがけバッグ。バッグのファスナー部分を内側にしたり、体に密着させたりする工夫も有効です。特にナイトマーケットや観光客の多い場所では注意しましょう。
貴重品は分散収納でリスク軽減
パスポート・現金・クレジットカードなどの貴重品は、一つの財布やバッグにまとめず複数のポーチやバッグに分けて持ち歩くのが基本です。
例えば、パスポートはホテルのセーフティボックスに保管し、コピーだけを持ち歩く。現金はメインと予備に分けて所持する。カードもメインとサブを用意する。こういった対策が、万が一の盗難時にも被害を最小限に抑えてくれます。
夜の外出はグループ行動が基本
ベトナムの主要観光地は比較的治安が良いとされているものの、夜間の一人歩きはトラブルのもとです。女性ひとりの行動は目立ちやすく、客引きやタクシー詐欺、スリなどの犯罪に遭いやすい時間帯は出歩くのを控えておくと安心です。
夜市やディナーに出かける際は、必ず複数人で行動するようにしましょう。また、タクシーや配車アプリを使う際も、公式アプリやホテル手配の車を利用すると安心です。
体調管理も旅の満足度を左右する
旅先では気分が高まりがちですが、疲れや水分不足は体調不良の原因になります。特に気温や湿度の高いベトナムでは、知らず知らずのうちに体力を消耗していることも。
「スケジュールを詰め込みすぎない」「こまめに水分を摂る」「昼間の外出は帽子やサングラスで日差し対策をする」といった自己管理が重要です。また、生理の時期にあたる場合は対策グッズも忘れずに準備しましょう。
しっかり準備して、安心&快適な女子旅を!
ベトナム旅行では、事前の準備が旅の快適さを左右します。日本とは異なる気候や環境に合わせて、女子旅ならではの視点で持ち物を工夫しましょう。
「これ、持ってきてよかった〜!」と思えるアイテムをそろえて、ベトナムの街歩きやグルメ、スパをたっぷり満喫してくださいね。
ぜひこの記事を保存して、出発前の持ち物チェックリストとして役立ててください!