
皆様こんにちは!ベトナム在住スタッフです。ホーチミン旅行の計画を立てていると、「クチトンネルって何時間くらいかかるの?」「半日で行ける?」というご質問をよくいただきます。
結論から言うと、クチトンネル観光は移動を含めて「半日(約5〜6時間)」で行けます。ただし、混雑を考慮すると、半日+数時間というイメージが良いと思います。朝ホーチミンを出発すると、14:00過ぎにホーチミンに戻ってくるイメージです。
ホーチミン市内からの往復に3時間前後、現地での見学に1.5〜2時間ほどが目安です。
今回はホーチミン在住の筆者が、クチトンネル観光の所要時間と、午前・午後ツアーそれぞれの自分に合ったツアーの選び方を正直に解説してみます!
| 当記事は、ベトナム在住スタッフが実際の体験や現地情報に基づいて作成しています。個人の主観による情報も含まれるため、記事内容が原因となるトラブルなどについては当社では責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。 |
目次
そもそもクチトンネルとは?

クチトンネルは、ホーチミン市の北西約70kmに位置するクチ地区に残る、ベトナム戦争時代の地下トンネル網です。
南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)の兵士たちが、アメリカ軍と戦うために掘り進めたもので、総延長は約250kmにもおよびます。トンネルの中には、作戦会議室や病院、台所、寝室などがつくられました。
現在は戦争遺跡として一般公開されており、実際にトンネルの中に入って歩いたり、当時の暮らしや戦術を学んだりする日帰りツアーの定番スポットです。
観光できるのは「ベンディン」と「ベンユック」の2か所
クチトンネルには、観光客が見学できるエリアが2か所あります。
| ベンディン | ベンユック | |
|---|---|---|
| 市内からの距離 | 約50〜60km。比較的近い | 約70km。ベンディンより少し遠い |
| 特徴 | ツアーで訪れることが多い定番エリア。見どころがコンパクトにまとまっている。戦車あり | 昔ながらのほう。より当時に近い状態のトンネルが残る。慰霊のための寺院もある。 |
| 混雑 | 観光客が多く、時間帯によっては混み合う | 比較的空いていて、ゆっくり見学しやすい |
初めての方や効率よく回りたい方はベンディン、混雑を避けてじっくり見学したい方はベンユックがおすすめです。多くの日本語ツアーは、アクセスの良いベンディンを訪れます。
クチトンネル観光の所要時間は?半日で行ける?

所要時間の目安
クチトンネル観光の所要時間は、ホーチミン市内からの往復を含めて約5〜6時間が目安です。
| 内容 | 所要時間の目安 |
|---|---|
| ホーチミン市内 → クチトンネル | 車で約1.5〜2時間(混雑するともっとかかる) |
| クチトンネルの見学 | 約1.5〜2時間(射撃場に行く場合は+1時間) |
| クチトンネル → ホーチミン市内 | 車で約1.5〜2時間 |
| 合計 | 約5〜6時間(半日) |
※交通状況によって移動時間は大きく変わります。特に朝夕の通勤ラッシュの時間帯でスコールが降ると、渋滞で時間がかかることがあります。
現地ではどんなことをするの?

現地での見学は、ガイドの案内に沿って次のような流れで進むのが一般的です。
・ベトナム戦争やトンネルの歴史を紹介する映像を視聴
・敵の目を欺くために作られた、隠し入り口や通気口を見学
・ブービートラップ(落とし穴などの罠)の展示を見学
・実際にトンネルの中に入って歩く体験
・当時の兵士たちが食べていた蒸したキャッサバ(芋)の試食
また、敷地内には射撃場もあり、希望者は追加料金で実弾射撃を体験することもできます。ツアーによって、射撃場に行くor行かないははじめから決められているので、注意しましょう。
自力で行くことはできる?

クチトンネルへは、路線バスやタクシー、配車アプリのGrabを使って自力で行くことも可能です。ただし、路線バスは乗り換えが必要で片道3時間以上かかることもあり、帰りの交通手段の確保にも苦労しがちです。
また、クチトンネルの見どころは、ガイドの解説があってこそ理解が深まるものが多いです。限られた旅行日程を有効に使いたい方には、送迎とガイドがセットになったツアーの利用をおすすめします!
午前ツアーと午後ツアー、どっちを選ぶ?

クチトンネルのツアーは、午前発と午後発の半日ツアーが一般的です。それぞれの特徴を比べてみましょう。
ただし、前もってお伝えすると、午前発ツアーの参加が9割り。午後は1割りくらいの参加率になります。※午後の場合はプライベートツアーが多い。
| 午前ツアー | 午後ツアー | |
|---|---|---|
| スケジュール例 | 7:00〜8:00頃出発、13:00〜14:00頃戻り | 12:00〜13:00頃出発、18:00〜19:00頃戻り |
| 気温 | 比較的涼しく、見学しやすい | 日中の暑さのピークにあたる |
| 天気 | 雨季でも晴れていることが多い | 雨季はスコールに降られることも |
| その後の予定 | 午後を市内観光などに使える | 朝はゆっくりできる。帰りは夕方の渋滞に注意 |
午前ツアーがおすすめな人
・暑さが苦手な方
・雨季(5月〜11月頃)に旅行する方
・午後は市内観光やショッピング、スパなどの予定を入れたい方
筆者のおすすめは、断然午前ツアーです。ホーチミンは一年中暑く、昼過ぎには気温が30度を超える日がほとんど。トンネルの中は風通しが悪く蒸し暑いので、少しでも涼しい午前中に見学するほうが快適です。
また、雨季のホーチミンは午後〜夕方にスコールが降ることが多いため、天気の面でも午前中が有利です。屋外の見学がメインのクチトンネルでは、雨に降られるとぬかるみで足元が悪くなってしまいます。
午後ツアーがおすすめな人
・朝早く起きるのが苦手な方
・前日の夜に到着するなど、朝はゆっくり過ごしたい方
・午前中に別の観光の予定を入れたい方
午後ツアーは、朝の時間をゆっくり使えるのが最大のメリットです。早朝便でホーチミンに到着した日や、前日の夜遅くまで遊んだ翌日などには、無理なく参加できる午後ツアーが向いています。
ただし、帰りは夕方の帰宅ラッシュに重なりやすく、市内に戻る時間が予定より遅くなることがあります。夜にディナーの予約などを入れる場合は、時間に余裕を持たせておきましょう。フライトにも注意!
1日たっぷり楽しみたいなら組み合わせツアーも
「せっかくなら1日で効率よく回りたい」という方には、クチトンネルとほかの観光地を組み合わせた1日ツアーもおすすめです。
定番はクチメコンツアーでホーチミンの2大観光地を1日で巡りきります。時短やタイパ重視の方はこちらもおすすめです!
クチトンネル観光の服装・持ち物と注意点

最後に、クチトンネル観光の際に気をつけてほしいポイントをまとめます。
・汚れてもいい服装で!トンネルの中は土がむき出しなので、明るい色の服や白い服は避けるのが無難です
・歩きやすい靴は絶対!足元が悪い場所も多いので、サンダルよりスニーカーがおすすめ。サンダルだとトンネルの中に落としたら最後です。(笑)
・虫よけスプレーもあると良い。森の中にあるため蚊が多いです。
なお、トンネルは観光客向けに少し広げられていますが、それでもかなり狭く、中腰やかがんだ姿勢で進む必要があります。
閉所が苦手な方や、膝や腰に不安がある方は、無理に入らず外から見学するだけでも十分に楽しめます。
途中で外に出られる出口も設けられているので、ガイドに相談しながら無理のない範囲で体験してくださいね!
クチトンネルは半日+2-3時間!午前ツアーがやっぱりおすすめ!

クチトンネルは、ベトナム戦争の歴史を肌で感じられる貴重な場所です。ホーチミン旅行の際には、ぜひ旅程に組み込んでみてください。
ベトナム旅行のお手伝いは、ぜひTNKトラベルにお任せくださいね。



