南部の名産を詰め込んだベトナム版お好み焼きバインセオのお店「Banh Xeo An La Ghien」 - ホーチミンオススメのお店

ベトナム版お好み焼き？！バインセオのお店「Banh Xeo An La Ghien」

麺料理やバインミーが有名なベトナム料理ですが、バインセオってご存知ですか？
平たく言ってしまうとベトナム版のお好み焼きで、ベトナム南部の名産となっており、米粉とココナツミルクとウコンでできている皮は、外側はカリッと中はもちっと、甘めで黄色いです。
中身はもやし、豚肉、エビ、ニラ、玉ねぎなどがたくさん入っているのでヘルシー。
そんなバインセオの人気店「Banh Xeo An La Ghien」（バインセオアンラーギエン）をご紹介いたします。

ローカル感が漂うが、清潔感のある店内

バインセオをご存知の方だと、「Banh Xeo 46A」というお店がすぐに思い浮かぶと思います。
今回ご紹介する「Banh Xeo An La Ghien」も老舗でして、ベトナム人の国民食でもあるバインセオレストランとしてとても人気です。
昼食時は欧米からのお客さんやベトナム人でごった返しております。
大勢で大量の料理をにぎやかに食べている姿はベトナムらしくてほっこりしますね。

店内も机といすは竹を使用していたり、飾ってあるものもベトナムらしさがいっぱいなので、味覚も視覚もベトナムに浸ることができますよ。
食器もバナナの葉をかたどったものを使っていて雰囲気抜群です。
ローカルっぽさもありながら、店内がとてもきれいなので居心地がいいですよ。
メニューは英語とベトナム語で、店員さんも英語が堪能ですので、食べ方がわからない時はぜひ聞いてみましょう。

ちょっと迷う？バインセオの食べ方とは

ちなみにバインセオの食べ方ですが、一緒に運ばれてくる大量のレタスにバインセオを少し乗せ、ハーブもちぎって乗せ、なます入りの甘酸っぱ辛いたれ（ヌクチャム）に漬けてガブリ！と手でいただきます。
周りのベトナム人を見るときれいに包んで食べているのですが、あまり周りを見ていないと思うので豪快にいきましょう。

バインセオ専門店なので、上記のスタンダードなものももちろんありますが、中身はきのこや鶏肉などいろいろ選ぶことができます。
メニューがわかりにくいかもしれないので、その時もぜひ店員さんにお尋ねください。

ちなみにサイズは大と小があり、大はとても大きいです！
ですがこれがまた不思議。ヘルシーさゆえにさらっと平らげてしまいます。
海鮮など、他の具にすると少し値段が上がりますが、それでも69000ドン（約350円）ほどなのでとてもリーズナブルですね。

「Banh Xeo An La Ghien」はベトナム料理全般を網羅

生春巻きもそうなのですが、包むのが本当に上手ですよね！ 自宅で作ると一口目から崩れてしまうので、手間がかかるベトナム料理はベトナムで食べるに限ります！ ベトナム料理は、一品で甘い辛い酸っぱい、野菜に肉に魚介類に炭水化物といろいろな食材を使うことによって色合いもきれいで、一気に食べられることが魅力です。 だからみなさん肥満にもならず、暑い中でも健康に暮らしていけるのかもしれませんね。

他にもおかゆ、チャーハン、生春巻き、揚げ春巻き、海鮮、麺類、小さなバインセオのようなバインコット、オックハップと呼ばれるタニシの蒸し物があり、バインセオ専門店の定義ってなんだろうと不思議になるくらいメニューが充実しています。 バインコットとオックハップを頼んでいる方が多いようですが、チャレンジできそうな方は、ぜひ！

「Banh Xeo An La Ghien」（バインセオアンラーギエン） - 店舗情報

まとめ

いかがでしたか？
バインセオに興味を持っていただけたでしょうか。ぜひさまざまなお料理に挑戦してくださいね。
アクセスですが、統一会堂よりタオダン公園を突っ切ると徒歩10分ですが、暑い中迷ってしまうと大変なので、タクシーで来ることをお勧めします。
一区からは車で10分程です。徒歩圏内に観光地はありませんが、わざわざ行く価値は十分にあるほど、リーズナブルでおいしい料理を楽しんでいただけると思います。