ホーチミンで新たな食の発見・レバノン料理「WARDA] - ホーチミンオススメのお店

馴染みは薄いけど病み付きになるレバノン料理「WARDA」

ホーチミンの中心部、ドンコイ通りからほど近い路地の奥でひっそりと隠れるようにあるのが、レバノン料理レストランの「WARDA（ワルダ）」
ホーチミンで、レバノン料理・・・日本人には、あまり馴染みがない中東のお料理ですが、実は、欧米人にとっては当たり前の通常食なんですよね。
トルコのお料理と思っていたケバブ、実はレバノン発祥のお料理なんです。
更には、レバノンは地中海に面している国、新鮮な魚介と充分なオリーブオイルを組み合わせた料理も多く、ギリシャ料理の原点とも言われています。

スパイシーなんですけど控えめの辛さ、日本人にも合うのではないでしょうか。
ベトナムのホーチミンで、新たな味の発見！
ちょっと、ベトナム料理に飽きてきたかなという方におすすめのお料理です。

ちょっと怪しいヘムの中にある「warda」

雑貨ショップが建ち並ぶドンコイ通りを右に折れ、マック・チ・ブオイ通りから路地（ヘム）に入ったところにあるレストランが「WARDA」です。
進入口となる門の付近は、ちょっと怪しい雰囲気ですが、路地の中にはレストランが並んでいて、ここは結構、穴場のエリアなんですよ。
路地の中には、お洒落なカフェレストランが軒を連ねています。
かつて「WARDA」のオーナーが、この路地の全てを地主さんから借り入れ、観光客の皆さんが来やすい場所になるように整備したことがきっかけで、現在にて至っています。

とことんこだわるレバノン・スタイル

「WARDA」の内装も、レバノン・スタイルにとことんこだわっています。
中東特有の妖しい雰囲気が漂う中、上の階では落ち着いたロマンティックな空間となっています。
カーテンを使って仕切ることのできる、セミプライベートソファがおすすめの席ですが、先着一組様なんですよ。

「WARDA」のオーナーは食材にもこだわりがあるようです。
食材のそのほとんどが、ご自分で中東や西アジアに買い付けに行っているとか。
近郊のアジア周辺のくにならいざ知らず、地元にまでの買い付けって、すごいですね。

中東料理と地中海料理の融合がレバノンの味

中東とは言っても、海の幸の豊富な地中海に面しているレバノン、そのレバノンの郷土料理を食べられるのが「WARDA」です。
中東のお料理を出すレストランは少なくありませんが、レバノン料理を中心とした中東料理は、アジアでは珍しいようです。
中東の国々のお料理は、日本人にはあまり浸透していないのですが、実は欧米ではメジャーなメニューなんですよ。

しかも、地中海にも接してるレバノンは、ギリシャやトルコ、モロッコといった、地中海料理の要素も充分に取り込んだお料理になっています。
レバノンのお料理を見てみると、トルコ料理と同じような印象を受ける人も多いはず。
これは、遥か昔々、ユーラシア大陸で実権を握っていたオスマントルコがレバノンに侵攻した際に、レバノンの食文化までをも奪い取ってしまったことが、現在のトルコ料理がレバノン料理と酷似している原因となっているのです。

意外とヘルシーなレバノンのお料理

「WARDA」では、ひよこ豆＆チーズをペーストしたメゼや、クスクスに鶏肉のバーベキュー串焼きなどがメイン料理でしょうか。
「WARDA」のオーナーが中東・西アジア・地中海から、調してきた素材は、どれも異国情緒が感じられますね。
トマトのソーセージ煮込み・サフランライス・ラム肉のケバブなどの、お料理はいかがでしょうか？

「WARDA」では、野菜のお料理も揃っているので、女性にはヘルシー料理として人気があります。
中でも、ひよこ豆やナス・ヨーグルト・クリームチーズ・パセリのペーストを新鮮な野菜につけて食べる前菜料理、マザがおすすめですよ。
お肉党の方なら、羊肉の串焼きも美味しいですね。

ワルダ(WARDA) - 店舗情報

まとめ

今回は、レバノンのお料理が食べられる、「WARDA」のご案内をいたしました。
この記事を読んで、興味をもっていただけましたのなら、とても嬉しいです。
金額的には、ベトナム料理と比較して、少々高めの設定といったところでしょうか。
でも、これを機会に、ホーチミンで地中海＆中東料理を味わってみてはいかがでしょう。
「WARDA」で食べるレバノン料理、おいしいですよ。