The HIVE（ザ・ハイブ） - シェムリアップオススメのお店

コーヒー愛好家に愛されるカフェ The HIVE

最近のシェムリアップではカフェが急速に増えたために、美味しいコーヒーを飲めるところも増えました。しかし、2013年創業当時から変わらずに人気があり、おしゃれなカフェで美味しいコーヒーと言えば『The HIVE』です。ブレックファーストやブランチ、夕方までも、小さいお店の中は、外国人在住者や観光客で賑わっています。

地元の大学とNGOで英語教師をしていた2人のオーストラリア人が、サイドビジネスとしてスタートさせたのがThe HIVEです。こちらで働くカンボジア人スタッフは、いくつかのNGO団体に募集をかけて集まった生徒たちで、オーナーは彼らに社会経験を積んでもらえるようにと雇用しているそうです。
実際、カフェをほとんど仕切っているのは、カンボジア人のスタッフ達です。スタッフ全員が自信とプロフェッショナル意識を持って、接客をしてくれます。

小さいけれど、なんだか落ち着く空間

The HIVEはおしゃれなショップやカフェが集まるエリア“Kandal Village”の少し外れの場所、セントラルマーケット通り沿いにあります。入り口のテラスには、いくつかのテーブル席があり、暑い中でも欧米人が好んでその席に座っているのをよく見かけます。店内に入ると、フレンドリーなスタッフが迎え入れてくれます。

お世辞にも広いとは言えないのですが、カウンター席といくつかのテーブル席が1階にあり、2階（実際は中2階）にもテーブル席と床に座るタイプのテーブル席もあります。
入り口正面の壁には大きな絵が描かれています。このような店内のアートは、定期的に塗り替えられているので、それが新しく変わる度に見るのが楽しみです。

メニューが豊富なのも人気の理由のひとつ

ブレックファーストには、ミューズリーにフレッシュフルーツという軽いものから、エッグベネディクトやブリトーなどボリューム満点のものまで揃っています。 ランチメニューには、“Kottu Roti（コット・ロティ）”という、聞きなれないメニューもあります。こちらはスリランカの人気料理です。

ロティを細切りにして、肉や野菜と一緒に炒めたものなのですが、病みつきになる一品です！もちろん、ファラフェルとピタのセットやヴィーガンボールなど、ベジタリアンやビーガンのメニューも揃っているので、食にこだわりがある人と一緒に食事をすることができます。

The HIVEのコーヒーが美味しいのはもちろんなのですが、それに合うケーキや焼き菓子などもクオリティが高いです。入り口にあるショーケースを覗いてみてください。そこにはたくさんのホームメイドスイーツが陳列されています。オススメは“ライム・タルト”です。 ライムのキュッとする酸っぱさと、少しの甘み、サックリとしたタルト生地とクリームを合わせて食べれば、疲れも吹っ飛びます！

また、気軽に食べられる1ドルのスイーツもいくつか揃っています。例えば、ザクザクの歯ごたえのグラノラバーや濃厚なブラウニーなど、朝食やおやつなど小腹が空いた時にもいいですね！

The Hiveには「ジュース・クレンズ・プログラム」というものも用意されています。こちらは、新鮮な野菜やフルーツが持っている栄養を生きたまま絞ってジュースにする“コールド・プレス・ジュース”を、1日、3日、5日またはそれ以上でもよいのですが、飲み続けるというプログラムです。

このジュースを1日に1回、2回またはそれ以上を食事に置き換えると、身体をクレンジングしてリフレッシュさせてくれます。カンボジアでは生野菜を摂るのを避けていて、栄養が偏っている気がするという人にもピッタリなプログラムです。

たまには、自分の身体を気にかける日も必要ですよね！