港湾都市ハイフォンとカットバ島  - ハノイ観光スポット

ハイフォン市

ハイフォン市 川

ハイフォン市とは、ベトナム北部最大の港湾都市です。
前市面積1503平方キロメートル、市民、人口は約180万人です。ハノイからハイフォンへ車で約2.5時間、船で45分行ったところにあります。またロンビエン駅からハイフォン駅まで2時間40分程で着きます。駅舎はフランス統治時代に作られたかなり立派な感じになっています。

ハロン湾までは約車で1時間かかります。ハイフォン名物、バインダークアという名物の麺類があります。茶色の麺はサトウキビを練り込んであって、だしはカニの風味が利いています。雑然としたハノイと比べて落ち着いた雰囲気になっています。
意外なところに日本との繋がりがあり2009年4月に日本の北九州市がベトナム社会主義共和国のハイフォン直轄市と友好協力協定を締結しました。首都ハノイから約100キロに位置しています。ベトナム有数の貿易港として発展していて、近年は外国投資が進み物流の良さが注目され、日本の資本で設立した工業団地があり日本企業の進出が増加しているところです。
1993年に輸出加工区として認可されたことで大きく発展し現在ではベトナム経済の発展を支える都市となりました。毎年6月ごろに咲く『火災樹』がとても美しい町としても有名です。主な観光名所としてハイフォン博物館、海軍博物館、タムバック、サット市場、ハイフォン市民劇場があります。

ハロン湾 岩

一般公開はされていませんが、フランス統治時代の建物は一見の価値があります。ホーチミンからハイフォン行きの飛行機もあり約5000~6000円で航空券を取得すことができます。

カットバ島

カットバ島はバイチャイから南へ約10キロに位置する。南北約18キロ、面積約354キロのこの島の約半分と南東側とダウベ側を含む近海約90キロは島の自然を保護するために国立公園に指定されている。

ハロン湾には大小366の島が存在していて、カットバ島はその中でも一番大きな島です。ハロン湾の島々はその大半が岩の無人島ですがカットバ島には漁村があり急成長している村があります。
その村とは海に浮かぶ家のことです。ここに暮らす人々は漁業や観光業などで海に関連した商売を行い生計を立てています。この村の起源は1970年~1980年代にかけてベトナムから移住してきたボートピープル(難民)だといいます。

カットバ島 ホーチミン 建物

ハロン湾は豊かな生態系を育んでいて、国立公園になっています。亜熱帯紅葉樹林、淡水の湿地林、マングローブ林、サンゴ礁などがあり、入り江に隠れた砂浜もあります。この豊かな環境は、多くの観光客を集めるうえで重要な役割を果たしていましたが最近では、観光、密漁、水質汚染などの影響によって生態系が脅かされるという環境問題に直面しています。

カットバ島にはトレッキングができます。30分程バスで移動して国立公園に着きます。そこから歩いて山頂を目指します。上り、1時間、下り1時間の合計2時間のコースです。登山道の近くには民家もあり、その間を歩いて山へ入っていきます。
ジャングルを歩き、初めは坂が少ないが途中から急な坂道になります。登山道は一本道で迷うことはないです。山頂には展望塔があり眺めはとても素晴らしいそうです。また、カットバ村があり観光地として人気です。
カットバ島は心の小休憩に程良い距離と海と山がもたらす雄大な景観を眺めることができ、そんな魅力溢れる島でのんびりとした一日を過ごす観光客も多いです。