ホーチミン市の歴史あるタオダン動植物園

タオダン動植物園

市内観光も一通り終わったら、次は動物園へ行ってみませんか?海外で動物園に行く機会は、なかなかないのではないでしょうか。ホーチミン市にある動物園は「動植物公園」と言い、フランス統治時代に作られた歴史ある動物園です。

また、園内には植物園、歴史博物館が併設されおり、結構な敷地を有しています。一日ゆったり訪れるにはぴったりな場所です。場所は市内中心部からタクシーで10分程ですので、小さなお子様がいても行きやすいのではないでしょうか。

動植物公園に着くと、右手に簡単なチケット売り場があり、左手には歴史博物館があります。少し進むとなんとも気だるい感じで座っているスタッフがチケットを切ってくれます。

タオダン動植物園 ゾウ

動物園と思って行くと、動物の割合に比べて広い敷地があると感じると思います。大きな公園に動物がいる、といったイメージです。
入り口から一番近いのはキリンです。間近でキリンを見ることができます。柵を乗り越えて来るのではないかというぐらい近いです。
その後はシマウマなどの動物を横目に、ネコ科の動物がいる場所へ。ガラス越しに中を見ても見当たらないことがありますが、いるのかいないのか、よく分からないこともしばしばありますが、これがベトナム、なのでしょうか。日本だったら一言お知らせの紙が貼ってあると思いますが……。のんびり経営?もまた良いですね。

タオダン動植物園 ライオン

さて、ネコを見た後は爬虫類館へ。結構外観が凝ったデザインになっています。
中の構造はぐねぐねと、まるでヘビのように作られています。見ることができるのは、とにかくヘビ、ヘビ、ヘビ、時々カメ、イグアナなどです。ヘビも、可愛らしい小さな……ではなく、大蛇が多いです。
色も、白や黄色と、鮮やかです。なぜこんなにもヘビに力を入れているのか謎ですが、好きな方にはたまらない場所かもしれません。苦手な方はどうぞご注意下さい。さて、その後はシカや水牛などが集まっている場所へ。
上から動物達を見るようになっています。シカの子供はとても可愛らしく、まさしくバンビと言ったところでしょうか。

タオダン動植物園 マップ

その後は動物園といえばのゾウがいる場所へ。やはり人気があるのか、老若男女、一番人だかりができています。ゾウは5頭ほどいます。
常識的に考えて、動物園で動物に食べ物を与えることはしませんが、何人かの子どもたちはバナナを投げたりしています。しかし、係の人は何も言わないので、問題はないということでしょうか。ここでも文化の違いを感じることが出来ます。
さて、この時点で園内の半分ほどを見終わったことになります。途中小腹が空いた際は、園内に数カ所ある露店や軽食コーナーへどうぞ。また、コンビニや屋台で食べ物を買ってきて食べるのも、ピクニックみたいで良いかと思います。
現地の方も家族連れ、友達同士、恋人同士など、平日でも賑わっています。