【2019年度版】ホーチミンからブンタウへの行き方まとめ

シンチャオ!TNKトラベルの五十嵐です。

今回はホーチミンから日帰りで行けるリゾートシティ【ブンタウ (Vung Tau) 】への行き方をご紹介いたします。バスとボートを使って2018年9月に実際に行ってきました。

ブンタウ (Vung Tau) の基本情報

ベトナム南部の港町 ブンタウとは

ブンタウは、ベトナム南部バリア・ブンタウ省に属する海に面した港町です。個人的には、地球の歩き方で紹介されている「ベトナムの熱海」と表現がぴったりだと思います。ホーチミンから日帰りでいける、港町の素朴さが残る落ち着いた観光地です。

ブンタウの歴史と現在

ブンタウは、クメール王国時代に漁師町として発展し、17世紀にグエン王朝によってベトナムに併合されました。漁業で堅実に発展してきたブンタウですが、19世紀フランス統治時代に大統領の別荘(ホワイトパレス)が建てられ、観光地として急速に発展しました。

ベトナム戦争では、南ベトナムの最重要拠点となり、港湾が整備され多くの軍艦に寄港するようになりました。ベトナム戦争終結後、油田とガス田が発見され、石油コンビナートとベトナム屈指の国際港湾都市が形成されました。

現在のバリア・ブンタウ省は、漁業、ビーチリゾート、エネルギー資源という3つの大きな産業を持ち、ベトナムで最も裕福な省の一つとされています。

ブンタウの気候とオススメの服装

熱帯モンスーン気候のため、雨季と乾季の2つの季節しかありません。12月から5月までが乾季、6月から11月ごろまでが雨季です。年間平均気温は27℃。常夏なのでサンダルやアロハシャツなど軽装がおすすめです。ただし、後述するバスやボートでの移動中は、冷房が効いているので上着は必ず持っていきましょう。

ブンタウへの行き方、移動手段 バスを利用する場合

ブンタウへの移動手段は以下の3つです。

1.バス
2.ボート
3.専用車チャーター(ツアー)

バスを利用する場合

バスを利用した場合、ホーチミンから片道2時間程度で行くことができます。本数は30分に1本の頻度あるため、最も便利な移動手段と言えるでしょう。ただし、朝の通勤ラッシュは3時間近くかかる場合もあるので注意です。

ほとんどのバスは、バックパッカーエリアのDe Tham 通りから出発します。到着地はブンタウバスターミナルですが、車内のスタッフに伝えると可能な限りビーチやホテルの近くで降ろしてくれます。

PHUONG TRANH(PHU TA)BUS(フンチャンバス)

30分から1時間に1本のペースでホーチミン⇔ブンタウを運行する最大手の長距離バスです。特に理由がなければこのバスへの乗車をおすすめします。

フンチャンバスの乗り方 まずはバスオフィスへ

Futa Bus lines Phuong Trang(フンチャンバス)
住所:272 Đường Đề Thám

チケットの購入と出発はこちらのオフィスからとなります。帰りの時間が未定の場合は、片道だけ買うのがいいでしょう。チケットは片道 100,000VND(約500円)です。

バスに乗車

チケットを見せバスに乗車です。車内にWIFIはなく、冷房がかなり効いています。途中大型バスに乗り換える場合もあるそうです。

ブンタウバスターミナルに到着

Vung Tau Bus Terminal
ベトナム名:Bến xe Vũng Tàu
住所:Nam Kỳ Khởi Nghĩa, Phường Thắng Tam, Tp. Vũng Tàu

ノンストップでバスターミナルに到着です。帰り用に看板は必ず写真をとりましょう。ビーチやホテルまでは徒歩15分程、タクシーも多く停まっています。

ブンタウからホーチミンへ

復路もブンタウバスターミナルから乗ります。本数は多いですが、最終便は20:00頃なのでご注意ください。到着場所は同じくデタム通りのオフィスです。

スピードボートを利用する場合

バスは便利ですが、ボートも人気です。Bach Dang(バックダン)乗船場から定期船が運行しています。片道2時間45分ほどでバスよりも時間がかかりますが、週末は売り切れるほど混み合います。

まずはボートオフィスへ

ボートの乗り場、チケット販売所はBach Dang(バックダン)乗船場にあります。バックダン乗船上はドンコイ通りの終点、マジェスティックホテルの目の前にあるため、非常に行きやすいです。

GreenLines DP
住所: 10B Đường Tôn Đức Thắng

青い建物がチケットオフィスで、有名なマジェスティックホテルの前なのですぐわかります。200,000VND(約1,000円)/片道とバスと比べると倍の値段です。それでも、家族連れやカップルでいつも混み合っています。

時刻表はこちら。バスよりも本数が少く、人気があるので当日券はわりと早めに売り切れます。乗船の直前ではなく、できる限り早めに購入しましょう。

いざ乗船!

チケットフィスのすぐ近くに綺麗なウェイティングポイントがあります。すくなくとも出港時間の15分前には着いておきましょう。アナウンスのあと、チケットを渡し乗船です。

ボート内は全席指定です。スピードボートのため、揺れはほとんど感じませんでした。冷房がかなり効いているので上着を必ず持っていきましょう。

ブンタウに到着

約2時間半でいくつかの停留所を経由して下船です。ビーチやホテルエリアまでは徒歩15分ほど。のんびり歩くかタクシーに乗るのがいいでしょう。帰りのチケットもこちらで購入できます。

到着場所:Greenlines-DP
住所:01A Trần Phú, Phường 1

ブンタウからホーチミンへ

到着したところと同じところからホーチミンへ出港です。下船はバックダン乗船場です。

事前予約するには

公式ホームページから予約可能です。ただし、英語でレスポンスがかなり遅かったので、当日の朝早めにいって購入することをおすすめします。

https://greenlines-dp.com/en/

専用車チャーターを利用する場合

ブンタウのビーチ

弊社でブンタウ日帰りツアー、宿泊ツアー、移動用送迎車(ハイヤー)の手配が可能です。荷物や時間を気にせず、のんびりブンタウ旅行をお楽しみください。料金はおおよそ車一台あたり$100(1万円前後)です。家族旅行、グループ旅行、お忍び旅行など、プライベート移動で優雅にお過ごしください!

※料金は人数、手配する車の種類によって変動します。

まとめ

以上、ブンタウへの行き方まとめでした。実際にいってみた私のオススメのルートは、

行きはボート、帰りはバスです。

行きは渋滞を気にせずゆったりボートで移動。復路はバスで寝ているうちにあっという間にホーチミンに着きます。

ホーチミン観光でやることがない!となってしまった方はぜひブンタウまで足を伸ばしてみてください。

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以上、ホーチミン支店 五十嵐でした。

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