ベトナム3都市(ホーチミン・ハノイ・ダナン)の治安を徹底解説。各都市の特徴と危険スポットを知り、楽しく安全に旅行を楽しみましょう。

東南アジアの国のなかでも、ベトナムは治安の良い国です。都市と観光地の境に地雷は埋まっていませんし、観光客が拳銃を突きつけられることもありません。

女性がひとり旅を満喫することのできる素敵な国なのです。今回は、ベトナム3大都市の治安をお伝えします。これを読んで、楽しく安全なベトナム旅行をお楽しみください!

1:ベトナムは安全な海外旅行先です!

ベトナムは、すり・ひったくり・ぼったくりの3つに注意をすれば、安全で楽しい観光先です。女性のひとり旅にもおすすめの国です。実際に私がハノイからホーチミンまでひとり旅をしたときも、ナイトマーケットの屋台とタクシーのぼったくり以外は、怖いことは何もありませんでした。

ベトナムで注意するべきなのは、すり・ひったくり・ぼったくり、の3つです。これさえ注意すれば楽しく過ごせます!詳しく説明していきますね。

2:空港は”ぼったくりタクシー”が横行します。


まず、空港です。世界各国からの観光客が集まる空港は、ぼったくりタクシーが横行する場所です。空港でタクシーに乗るときは、必ず、TAXI乗り場で制服姿のネームタグをつけた係の人に止めてもらいましょう。

安心して乗ることができるタクシーは3種類

①ビナサンタクシー


白い車体に赤と緑の文字が書いてあるタクシーです。

②マイリンタクシー


緑の車体に白の文字が書いてあるタクシーです。

③Grabタクシー

アプリケーションのGrabで呼ぶタクシーです。距離・料金・車のナンバーが表示されます。私はいつもGrabタクシーを使います。おすすめです!

アップルストアはこちらから

Google Playはこちらから

ぼったくりのパターンは2つ

①「メーターが動かない」タクシー

ビナサン・マイリンタクシーに乗ったら、メーターが動いていることを確認してください。なかにはメーターを動かさないタクシーや、前回の距離に上乗せするタクシーもいます。しっかり確認しましょう!ベトナムのタクシーはメーターの下3桁を省略しています。こちらもお忘れなく!

②「空港から市街地までは一律価格」と主張してくるタクシー

私は2回このパターンでぼったくりを受けました。メーターが動いていることを確認しても、運転手さんが当たり前の顔をして「一律価格で50万ドンだよ」といってくることがあります。空港から市街地までは800円程度で行くことができます。3倍以上の金額を請求されていますね……。

弊社がお迎えにあがります!


Grabタクシーを使えば、パターン①・②を未然に回避することができます!とはいえ、着いたばかりの異国の地で不安な思いをするのはいやですよね……。安心&快適なスタートを切りたい方におすすめなのは、弊社の空港送迎プランです。スタッフが空港までお迎えにあがります!ぜひぜひ、お声がけくださいませ!

3:観光名所では荷物に注意が必要です。


観光名所では手荷物にお気をつけください。写真撮影を楽しむためにも、貴重品は肌身離さず持っていることをおすすめします。チャックがついているかばんだとスリにあいにくいのでおすすめです!

4:大都市ホーチミンの治安

ホーチミンは、日本の新宿や六本木のような都会です。何でも揃っています。上でご紹介したすりなど以外に注意をするべきなのは、バイクタクシーです。バイクタクシーの運転手さんは日本語で呼びかけてくれますが、値段交渉が難しいためおすすめはできません。

サングラスや宝くじ・スナックを売り歩いているひともいます。必要ない場合は「NO」とはっきり伝えましょう。NOを伝えれば、しつこく売りつけられることはありません!いらない場合は商品を触らずに”はっきり”意思表示をしましょう。また、夜の繁華街や人の集まる場所はどこの都市でも注意が必要ですよね……。いくつかピックアップしてみました!

ホーチミンで注意したほうがいい場所

①ブイビエン通り

ホーチミンきってのクラブ&バックパッカー街のブイビエンは、夜になるときらびやかな顔をみせます!大音量のダンスミュージックと溢れるひと混みにもまれているうちに、スマホ・財布が無くなっていた……ということもしばしばあります。お酒を嗜まれるひとは特に注意が必要です。

夜遊びにくりだす際は、必要最低限の現金だけを持つなどの対策をとりましょう!クラブに行きたいひとには、ブイビエン通りに行くよりもラッシュやアポカリプスナウをおすすめします。

②ファングーラオ通り

ブイビエンの近くのファングーラオ通りも、夜はスリ・ぼったくりに注意が必要な通りとされています。私個人の意見を申しますと、必要以上に心配する必要はありません。

9月23日公園近くには小さな屋台も出ています。バインミーをかじりながら賑やかな街を散策するのも楽しいですよ!ただし、真夜中にひとりで歩くのはおすすめできません。それはファングーラオ通りだけではなく日本も同じだと思います。

③ベンタイン市場&ナイトマーケット

ベンタイン市場は、別名:ぼったくり市場とも呼ばれています。どの商品もとにかく”高い”ことで有名です。市場で値切る楽しさをアクティビティとして体験したい方以外は、グエンフエ&ドンコイ通り沿いのLUCY PLAZAでのお買い物をおすすめします。

また、ベンタイン市場内は通路がかなり狭いです。通路をすれ違う際は身体をななめにしないと通れません。スリも多いと聞きます。貴重品にはご注意ください。夜になると出現するナイトマーケットもぼったくり率が高いです……!

ベンタイン市場&ナイトマーケットも、スリ&ぼったくりにさえ気をつければ楽しい場所です。市場内の飲食店は趣があるので、チェーやバインフランを食べる&写真を撮るのにもってこいです!メニューには価格が書いてあります。

しかし先日バインフランを食べたときにさりげなく「2万ドン多く請求」されかけたので、注文した食べ物の値段はしっかり覚える&主張をお忘れなく。「気付いた?」とお茶目な顔をするおばさんと微笑みあうのも、ベトナムの楽しみ方のひとつです!

④チョロン地区

チョロン地区は、ホーチミン5・6区にまたがってあるベトナム最大の中華街です。その歴史は古く、18世紀ごろから華僑の人々が集まって住んだ街です。ホーチミン在住の約50万人の華僑の人々の大半がチョロン地区に住んでいるとされています。

中華街といっても、横浜名物の中華街のような観光名所ではありません。もっとローカルなベトナム語と中国語が入り交じる街です。マニアにはたまらないチョロン地区は個人商店が多いため、夜になると明かりが少なくなります。夜にチョロン地区にお出かけするのはおすすめできません。

⑤4・8区のスラム街

観光客の皆さんは行くことはないかもしれませんが、念のためにお伝えします。ホーチミン4・8区にはスラム街があります。旅行の楽しみのひとつは、自分の価値観にはない世界を見ることですよね。気になってしまう好奇心旺盛なひともいるかもしれません。ただ、スラム街は見せ物ではないので、興味本位で訪ねることはおすすめできません。

5:歴史ある首都ハノイの治安

ハノイは、ホーチミンよりもドンと構えた雰囲気のある街です。人が少ないわけではないのにどこか余裕のある雰囲気です。身の回りのものに注意していれば怖い思いをすることはないと思います。ホーチミンの市場やナイトマーケットでは服の値段は書いてないのに、ハノイのお店はすべて値段が書いてあります。

シクロやバイクタクシーの声かけはありますが「いらないよ」と手を振ると笑顔で去っていきます。私の感覚でいうと、ホーチミンよりも押しは弱いです。ハロン湾・チャンアンなどの観光名所も東南アジア独特の押し売りはありません。全体的に清潔感があり、建物も整備されている綺麗な街です。

高層ビルの間で夢をつかむために生きる人々がホーチミンの主役だとすると、ハノイはいつ何時も人々によりそってきた街が主役の都市のように感じます。

ハノイで注意したほうがいい場所

①ナイトマーケット

基本的に値段が書いてあるハノイで注意するべきなのは、ナイトマーケットで売っている移動式屋台の食べ物です。おこげや薄いお好み焼きを売っていて、ついつい興味をそそられます……。買う前に「値段」を聞いてください。

私は一度何も聞かずに買って、お金を払うときに桁を聞き間違えたかと思いました。あまりにびっくりしたので値段は覚えていません。とにかくびっくりしちゃうので、先に値段を聞いて、納得したら買いましょう!座って食べるお店は値段付きメニューがあります!安心&美味しいです。

5:海辺のリゾート地ダナンの治安


リゾート地のダナンはベトナムで最も安全な観光地とされています。ゆったりとした雰囲気のダナンはひとが集まるといってもリゾート地のため、都会的な雰囲気はあまりありません。ダナンで注意するべきなのは、やはりすりとぼったくりです。

ダナンで注意したほうがいい場所

① ハン市場・コン市場


ダナンには市場があります。こちらの市場もホーチミンのベンタイン市場と同じく店と店の間が狭く、商品が所狭しと並んでいます。買う意思がなければ触らないようにしましょう。すりにもご注意ください!街中のお土産物屋さんではなく、雰囲気たっぷりの市場で買い物がしたい!というひとは、提示された商品の値段の半額から交渉をスタートしましょう。

② ドラゴンブリッジ

毎週土日にファイヤーショーを開催するドラゴンブリッジは、すりが多発します!交通量を制限するほど人気のショーはそれだけひとを集めます。貴重品は離さずに、スーツケースなどの大きい荷物は持っていかないことをおすすめします。

おわりに


ベトナムは、すり・ひったくり・ぼったくりにさえ注意をすれば、特別に怖いものはありません!街の人は優しい安全な国です。女性がひとり旅を満喫することができる安全かつ食べ歩きも楽しい街です。

①人気のない場所(郊外や小道)には行かない
②貴重品は離さない
③かばんは道の内側に持つ
④お釣りには注意する
⑤夜は明るい道を歩く
上の5点に注意して、ベトナム観光をお楽しみください。

私は少しぼったくられたときには「人生の経験を買った」と思うようにしています。何事も経験ですよね!ベトナム旅行が素敵な思い出になることを願っております。ちなみに、値段交渉が難しいシクロは弊社でも手配させていただいております。安心安全楽しいシクロをお楽しみくださいませ!ご相談お待ちしております。

[jvs_footer]