【コロナ後】ベトナムのおすすめ観光スポット30選|旅行者必見!絶対に外さない定番の世界遺産から穴場スポット

シンチャオ!日本と同じように縦に長〜い国、ベトナム。北部、中部、南部でそれぞれ異なる文化と気候を持つベトナムには、美しい自然景観や歴史的な観光名所が数多くあります。

今回は、ベトナム現地在住旅行会社スタッフがオススメのベトナムの観光地30選を一挙にご紹介します!ベトナム旅行が気になってるけど、どこに行けばいいかわからない、という方はぜひご参考ください!

当記事は、ベトナム在住スタッフが実体験をもとに作成しています。個人の主観による情報のため、当記事の情報が原因によるトラブルなどについては、当社では責任を負いかねます。何卒ご容赦ください。

ベトナム北部の観光スポット10選

ベトナム北部は、現代の「ベトナム」という国家発祥の地。「東南アジアなのに四季がある」という珍しい気候に属し、美しい自然や歴史的な遺産が多く残っています。また、北部山岳地帯には、多様な民族が住んでおり、それぞれの文化や風習を知ることができることも魅力の1つです。北部を訪れる際には、多くの見所を訪れ、その美しさや歴史的な魅力を体験してみてください。

ハノイ

ハノイは、ベトナムの首都であり、多くの観光名所があります。特に観光スポットとして人気のハノイの旧市街は、フランス植民地時代からの建築物、世界遺産のタンロン遺跡など多くの見所があります。また、旧市街を囲むように、多数の政府関係施設があり、社会主義国家としてのベトナム文化を感じることができます。歴史と文化があふれるハノイは、北部の旅の出発点として最適です。

ハロン湾

ハロン湾は、ハノイから車で3時間ほどのところにある美しい景観が広がる湾です。カルスト地形が特徴的で、数百もの小島や岩峰が海面からそびえ立ち、幻想的な風景を作り出しています。この美しい景観が評価され、1994年には、ベトナムで一番最初の世界遺産に登録されました。カヤックやクルーズ船での観光が人気で、小さな漁村を訪れたり、洞窟探検を楽しむことができます。

チャンアン渓谷

チャンアン渓谷は、ベトナム北部のニンビン省の自然保護区です。渓谷と田園が織りなす美しい景色が広がるこの地域は、世界遺産に登録されています。また、ベトナムの古くからの観光地であり、ボートクルーズ、ラフティングやキャンプ、トレッキングなども人気です。チャンアン渓谷、タムコック川、ヴァンロン湿地、ハンムア寺など名所が点在しており、何度でも楽しめるエリアとなっています。

ホアルー遺跡

ホアルー遺跡は、チャンアンと同じくベトナム北部のニンビン省にある、かつてベトナムの古都であった場所です。10世紀から11世紀にかけてのごく短い期間、ベトナムの皇帝がこの地に都を置いていました。また、今も残る遺跡からは、当時の豊かな文化や歴史を垣間見ることができます。これらの歴史的建造物は、世界遺産に登録されており、チャンアン遺跡とセットで、世界でも珍しい複合世界遺産に登録されています。

バッチャン村

バッチャン村は、ベトナム北部のハノイ市の郊外に位置する、有名な陶器の産地です。約700年以上の歴史があり、伝統的な製法を守り続けていることで知られています。1,000年以上の歴史を持つハノイ周辺には、このような一村一芸の伝統工芸村が点在しています。この村で作られる「バッチャン焼き」は、色鮮やかで、独特の模様や形状があり、デザイン性が高いことが特徴です。人気のお土産となっています。

ドゥンラム村

ドンラム村は、ベトナム国が指定する文化遺産であり、保護された地域です。この村はどこを撮っても絵になるほど、美しい風景が広がっています。その中でも特にレンガ造りの街並みが有名です。細く入り組んだ道は、迷路のようで、ただ散策するだけでも楽しめる場所です。約100年前に建てられた家や塀が今も残されています。これらの家の一部は、見学することができ、ベトナムの原風景を垣間見ることができます。

ホー朝城塞

ホー王朝の城壁

ホー朝城塞は、北部タインホア省に位置する、ホー朝(1400年代後半から1407年)の王宮跡です。この城塞は、ベトナム最初の王朝の一つであるホー朝の首都であり、中国明朝の脅威に対抗するために建てられました。2009年にユネスコの世界遺産に登録され、その文化的・歴史的価値が高く評価されています。ベトナム屈指のマニアック世界遺産として有名です。

サパ

サパ は、ベトナムの北西部に位置する、標高約1,500メートルにある山岳地帯を示す言葉であり、山々に囲まれ、棚田や山の景色が美しいことで知られています。世界屈指の秘境として知られており、今なお多くの少数民族が暮らし、独自の文化や言語を持っています。トレッキングやハイキング、バイクツアーなど、アウトドアアクティビティが盛んであり、棚田の景色を眺めながら散策することができます。

ハザン・ドンバン

ハザン市は、ベトナム北東部に位置し、ハノイ市中心部から北に320キロメートル離れています。中国雲南省と国境を接し、ベトナムの東北部に位置しています。中心的な観光地であるドンバン町には、ハザン市から山道を150キロ進む必要があります。サパと同様に22の少数民族が住んでおり、それぞれに独自の言語や文化があります。今でも陸路や空路が発達しておらず世界屈指の秘境となっています。

バンゾック滝

バンゾック滝は、ベトナム北部のカオバン省にあります。距離的にはハノイ市から北に約340kmの場所に位置しています。高さ50m、全長300mの巨大な滝で、自然に囲まれた美しい景観が広がります。特に、雨季の6月から9月の間は一番美しく、人気があります。中国との国境ともなっており、訪れるには、パスポートや許可証が必要な場所になっています。

ベトナム中部の観光スポット10選

ベトナム中部は、ベトナムの中央部に位置する地域のことを指します。ダナン、ホイアン、フエなどの観光都市があります。南部と比べてやや寒暖の差がありますが、年間を通して温暖で過ごしやすい地域となっています。また、中部は南北の交通の要所に位置しているため、観光客にとってもアクセスが便利な地域となっています。

ダナン

ダナンは、ベトナム最大のビーチリゾート都市として近年人気急上昇中です。同市内には美しいビーチが点在しており、海水浴やマリンスポーツが楽しめることでも有名です。国際空港もあり、国内外から多くの観光客が訪れています。ビーチリゾートの発展に合わせて、ゴルフリゾートや大型レジャー施設などがどんどん建造され、特にアジア圏の人たちに人気のエリアとなっています。

ホイアン

ホイアンは、日本や中国、フランスなど、様々な文化の影響を受けた建物や文化遺産が残る美しい街並みが特徴で、1999年にはユネスコの世界文化遺産に登録されました。ランタン作りの街として有名で、夜になると軒先に吊るされたランタンが特に幻想的な雰囲気が漂います。貿易の拠点として発展した都市で、日本橋や中国式寺院などの歴史的建造物が点在しています。

フエ

フエは、ベトナム中部にある都市で、かつてはベトナムの王朝都市として栄えたことから、古都として知られています。ベトナム戦争時に多くの被害を受けたものの、多くの歴史的建造物や文化遺産が残っており、現在ではベトナムを代表する観光スポットの一つとなっています。都市全体が世界遺産として登録されており、王宮や陵墓、帝廟などの豪華絢爛な建物巡りが人気です。

フォンニャ・ケバン洞窟

フォンニャ・ケバン洞窟は、ベトナム中部にあるケバン地区にある、世界最大級の洞窟の一つです。の美しさと壮大さから多くの観光客を魅了しています。洞窟は、長さが約31kmにも及ぶ巨大な地下の洞窟で、内部には川や滝、自然の岩石の形成物などが見られます。2016年に世界遺産に登録されたばかりで、まだ調査が進んでおり、地質学的な価値も高いとされています。

ミーソン遺跡

ミーソン遺跡は、4世紀から13世紀にかけてのチャンパ王国の中心地であり、ヒンドゥー教と仏教の宗教的な中心地でもありました。遺跡には、古代チャンパ王国の王宮や寺院跡、宗教的な塔(シヴァ神殿など)などが残されており、その美しいレリーフ彫刻で有名です。世界遺産に登録されています。

バーナーヒルズ

バーナーヒルズは、ベトナム中部のダナン市の山の上に位置するテーマパークです。中世のフランスの町並みが再現されたエリアや、巨大な手に支えられた橋、室内に並ぶ多くのアトラクションなど、見どころが豊富です。国内からの訪問者も多く、外国人の訪問者も半数以上を占める人気の観光地です。

五行山(マーブルマウンテン)

マーブルマウンテン(五行山)は、ベトナム中部のダナン市南部にある山です。ベトナム語で「Ngu Hanh Son」と呼ばれ、それぞれの山には「金」「水」「木」「火」「土」の名前があり、それぞれの山が五行思想に基づいています。多くの仏教寺院や神殿があり、信仰と自然美が共存しています。また、ベトナム戦争の空襲後などがあり、歴史的な文化を学ぶスポットでもあります。

チャム島

ホイアンのクアダイビーチの乗船場から東へ約25kmの場所に位置するチャム島は、チャム諸島の中でも最大の島で、8つの島から成り立っています。正式名称はラオ島で、周囲は約32kmと小さい島ですが、半分以上が軍の管理下にあります。長年手つかずであったため、自然がそのまま残っている島です。シュノーケリングやダイビングスポットとして注目を集めています!

DMZ(ベトナム戦争当時の軍事境界線)

DMZは、フエから車でベトナム戦争中の1965年から1975年まで、南北ベトナムを隔てる軍事境界線でした。南北ベトナムの分裂を象徴し、激しい戦闘の場となりました。今日では、DMZ周辺の観光スポットや戦争遺跡が訪れる観光客に人気があります。ロックパイル、ダクロン橋、ケサン基地跡など、ベトナム戦争のメインスポットが集中しています。

ハイヴァン峠

ハイヴァン峠は、ベトナム中部に位置する山岳地帯の一部で、海抜500m以上の高さにある山岳峠です。かつては、北部と南部を結ぶ主要な交通路の一つであり、戦争中には重要な戦略的地点としても知られていました。この峠は、現在でも観光客に人気のスポットの一つであり、ベトナム中部の素晴らしい自然を堪能することができます。

ベトナム南部の観光スポット10選

かつての南ベトナムの首都「サイゴン(現:ホーチミン)」を中心とするベトナム南部は、東南アジア的な都市や、美しいビーチがたくさんあります。さらに、東南アジアを横断する世界屈指の河川、メコン川の美しい自然もたくさんあります。美しい川の景色、田園風景、水牛などが見られます。同国でもっとも多くの観光客が訪れるエリアです。

ホーチミン

ホーチミン市は、ベトナム南部に位置する都市で、ベトナム最大の都市かつ経済的な中心地です。かつてはフエの南部に位置する首都であった旧サイゴン市でしたが、1975年にベトナム戦争が終結し、南北ベトナムが統一されるとともに、現在の名称に改名されました。フランス植民地時代の建物や戦争証跡、華やかナイトスポット、ストリートフードが楽しめる市場などがあります。

メコンデルタ

メコンデルタは、ベトナム南部に広がるメコン川の河口部分に位置する地域です。多くの運河や水路が張り巡らされ、水上交通が発達しています。メコンデルタは、ベトナムの文化や歴史、伝統的な生活様式を体験できる場所でもあります。日帰りツアーでは、ボートクルージングや水上市場見学、ホタル狩りなど様々なアクティビティを楽しむことができます。

クチトンネル

クチトンネルとは、ベトナム戦争時に北ベトナム軍とベトコンが南ベトナム政府軍・アメリカ軍に対して使用した地下トンネルです。ホーチミン市から約40kmの距離にあり、全長は約250kmにも及びます。現在は一部が観光用に開放されており、トンネル内を実際に歩くことができるツアーが人気です。戦争遺跡というよりは、アトラクションに近いツアーといえるでしょう。

フーコック島

フーコック島は、ベトナム最大の島で、観光地として知られています。白い砂浜や透明度が高いエメラルドグリーンの海、豊かな海の幸などが魅力的で、ダイビングやスノーケリング、釣り、などのアクティビティも楽しめます。また、リゾートホテルやレストラン、バー、ナイトクラブなどが充実しており、バカンスを楽しむことができます。

コンダオ島

コンダオ島は世界屈指の秘境として知られている絶海の孤島です。ベトナム戦争時には南ベトナムの政治犯や反戦活動家の収容所が置かれていたことでも知られています。現在は美しい海と自然が残る、人気のリゾート地となっています。また、海亀の保護活動も盛んで、観光客が直接触れ合うことができる体験も可能です。

ニャチャン

ニャチャンは、ベトナムの南中部、カインホア省にあるリゾート地で、美しいビーチ、水上アクティビティ、マッサージ、スパなどの観光スポットが豊富にあります。また、ニャチャンには泥温泉、寺院、市場など観光名所などもあります。さらに近年オープンしたビンパールランドは、同国最大のテーマーパークとしてベトナム人に人気のスポットとなっています。

ブンタウ

ブンタウは、ベトナム南部ホーチミンから日帰りで行けるビーチリゾートとして人気があります。ベトナム人にはビーチや海岸線のリゾート地として知られていますが、どちらかというとのどかな港町といった雰囲気です。古くからの漁港としても有名であり、美味しい海産物を目当てに日帰り旅行する人も多いです。「ベトナムの熱海」とよく言われます。

ダラット

ダラットは、高原リゾート地で、標高が高く涼しい気候が特徴的です。フランス領インドシナ時代にはフランス人官僚の避暑地として開発され、ヨーロッパ風の建物や公園、庭園が多く残されています。また、ダラットはベトナムの野菜や果物の産地としても知られ、新鮮な食材を使った料理が楽しめます。滝や湖、温泉、キャンプ場などのアウトドアスポットもあり、観光客に人気があります。

ムイネー

ムイネーは、ベトナム南部のビーチリゾート地で、ホーチミン市から車で4時間ほどの場所に位置しています。広大な砂丘や美しいビーチ、透き通るような海、そして新鮮なシーフードが魅力的な観光スポットです。広大な砂丘をめぐるバギーツアー、フィッシングツアーや水上スポーツなどのアクティビティも楽しめます。

スイティエン公園

最後にご紹介するのは、スイティエン公園です。ホーチミン市にある広大な公園で、市内から車で約1時間ほどの距離に位置しています。この公園は、面積が2000ヘクタール以上もあり、テーマーパークと仏教寺院、プール、動植物園など、様々な施設が複合したカオスな空間となっています。その奇妙奇天烈な雰囲気から、世界の奇妙なスポットにも度々ノミネートされています。

コロナ後はベトナム旅行の人気急上昇!日本から一番近い東南アジア!

以上!ベトナムの観光スポット30選をご紹介いたしました。気になる観光地はありましたでしょうか?私たちTNKトラベルは、ベトナム現地で創業20年以上!ベトナムに特化したツアーを催行しています。大手旅行会社には負けない、オリジナル要素があふれるツアーを催行しています。

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