
皆様こんにちは!ベトナム在住スタッフです!今回はベトナムできをつけたいボッタクリについて、最新の現状をお話しようと思います。
結論から言うと、ベトナムは凶悪犯罪こそ少ないものの、観光客を狙った小さなぼったくりや小銭騙しは、対策を知らなければ日常茶飯事なのが現実です。しかし、これらは決して恐れる必要はありません。彼らの「定番の手口」を事前に頭に入れれば被害はほぼ100%未未に防ぐことができます。
サクッと読んで防衛策を頭に入れたら、あとは安心してベトナムの熱気に飛び込みましょう!
| 当記事は、ベトナム在住スタッフが実際の体験や現地情報に基づいて作成しています。個人の主観による情報も含まれるため、記事内容が原因となるトラブルなどについては当社では責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。 |
目次
ベトナムのぼったくりは本当に多いのか?在住者の実感

ベトナムに暮らしている立場からリアルな実感を言うと「タクシーと観光客向け市場のぼったくりは本当に多い」というのが正直なところです。それ以外は普段の生活で気になることはありません。飲食店ではボッタクリはまずないのでご安心を。
観光地あるある!ぼったくりが起きやすい理由
一番の要因は、ベトナムの通貨(ベトナムドン)の桁数が非常に多いことです。1万ドンが日本円で約60円、10万ドンが約600円と、お札のゼロの数が多すぎるため、旅行者は支払いの際にどうしても計算に時間がかかったり、お釣りの計算を間違えたりしがちです。
ぼったくりを働く側は、旅行者が「パッと見でお札の区別がついていないこと」を見抜いて付け込んできます。
また、観光地周辺の個人タクシーや流しのバイクタクシー、一部の市場などは、リピーターを期待しない「一見の観光客」を相手にしているため、その場限りの利益を優先して相場以上の高値を平気で提示してくるんだと思います。
ぼったくりが起きやすい場面一覧

タクシー・バイクタクシー乗車時
ベトナムで最もトラブルが多いのが、移動時の乗り物です。空港の到着ロビーや観光地の目の前で「タクシー?」「グラブ?」と声をかけてくるドライバーの車(白タク)に乗ると、高確率でぼったくりに遭います。
よくある手口は、メーターに細工がしてあって料金が異常なスピードで上がっていくパターンや、到着時に事前の言い値の何杯もの金額を請求してくるケースです。
流しのバイクタクシー(セオム)の場合も、乗車前に「5万ドン(約300円)」と握手までして合意したはずなのに、目的地に着いた途端「50万ドン(約3000円)だ」と開き直られるトラブルが絶えません。
市場・土産物屋での買い物
ホーチミンのベンタイン市場やハノイのハンザ市場など、観光客で賑わう”観光客向け”市場や周辺の土産物屋では、値札のない商品がほとんどです。ここでは、店員が相手を見て観光客価格(通常の10倍、時にはそれ以上)をふっかけてくるのがお決まり。
Tシャツ1枚、民芸品1つ買うにしても、交渉が本当にめんどくさい。YouTubeで「ベンタイン市場」で検索すると沢山交渉?の様子が見られるのでエンタメとして見てみてください。
観光スポット周辺の物売り・勧誘
代表的なのが、伝統的な天秤棒を担いだ果物売り。「写真を撮ってあげるよ」と親切に天秤棒を肩に担がせて撮影を促し、撮り終わった瞬間に「果物を買え」と法外な値段を要求してきます。
また、靴の修理屋や磨き屋が、歩いている旅行者の足元を指差して「靴が壊れている」「汚れている」と勝手に靴を脱がせ、頼んでもいない修理やクリーニングを始めて数千円を請求する強引な手口も多発しています。
日本語で話しかけてくるバイタク
路上で流しのバイクタクシーのドライバーから、日本語で「格安で良い観光スポットに連れて行ってあげるよ」とツアーを持ちかけられるパターンも非常にトラブルが多い場面です。
実際についていくと全く目的地とは違う、お互いにバックマージンが発生するお店へ連れて行かれ、高額な商品やサービスの購入を強要されるケースが後を絶ちません。
また、目的地に到着した途端に「長距離を走ったから」などと理由をつけて、最初に合意した額の何倍もの運賃をツアー代金として追加請求してくることもあります。路上で声をかけてくるバイクタクシーの甘い誘いには絶対に乗らないようにしましょう。
これさえ知れば怖くない!ボッタクリ対策
タクシーはGrabアプリ一択!正規メーターの見分け方

ベトナムでの移動は、流しのタクシーやバイクタクシーは使わず、配車アプリ「Grab(グラブ)」が最も安全で確実な対策です。アプリ上で目的地を入力した時点で料金が確定し、ドライバーの身元や走行ルートも記録されるため、ぼったくりの余地がありません。
どうしても通常のタクシーに乗る場合は、信頼性の高い大手「マイリン・タクシー(緑の車体)」か「ビナサン・タクシー(白地に赤と緑のライン)」の2社のみを選びましょう。乗車時は必ずドライバーがメーター(通常は初乗り料金が1万〜2万ドン付近からスタート)を入れたことを確認。
グーグルプレイ:Grab – Taxi & Food Delivery
・言語設定(日本語推奨)
・顔写真の登録(任意)
・電話番号認証
・支払い方法の選択(クレジットカード登録を推奨)
「グラブ 登録方法」と検索すれば、多くの旅行者が登録手順を紹介しているので、参考にしてみてください。
観光客向け市場で買い物はしない

まずは買い物を始める前に、ある程度の相場を頭に入れておくこと。しかしそれは中々難しいので、正直こういった市場では買い物はしない方が良いと思います。食べ物系は比較的良心的なので、市場飯を楽しむ場所として割り切るのが楽しむコツだと思います。
普通に正規価格で売ってくれれば、観光客も安心して買えるようになるのにな。本当にもったいない場所だと思います。
ツアーは宿泊先か公式窓口で予約する
路上でのバイクタクシーによる格安ツアーの勧誘や、出所不明の怪しい旅行代理店でのトラブルを避けるためには、信頼できる場所で予約すること。おすすめはインターネットで事前決済。最近の現地ツアー会社は、ほとんどこの形態に移行しています。
どうしても現地で予約したい場合は、自分が滞在しているホテルのフロントを通じてオプショナルツアーの手配を依頼することです。万が一トラブルがあった際もホテルが間に入ってくれますし、悪質な業者を回されるリスクが低くなります。
ぼったくられたらどうする?その場での対処法

どれだけ警戒していても、ふとした隙にぼったくりに遭遇してしまうことはあります。にんげんだもの。大切なのは、その場で慌てず、被害を最小限に抑えるための行動を。
はっきり断ることが大切
不当な高額請求をされ時は、感情的に怒鳴ったり大声を出すのは逆効果です。ベトナムの人はプライドを傷つけられると強く反発する傾向があるため、揉め事が大きくなって身の危険に繋がる恐れがあります。
対処の基本は、毅然とした態度で「ノー(No)」とはっきり拒否することです。スマホの電卓画面で事前に確認していた正しい金額を示し、「これしか払わない」という意思を静かに示しましょう。
もしタクシーなどで車内から出してもらえない、あるいは相手が威圧的な態度をとってきた場合は、「ポリス」と一言言って、強行的に外に出てナンバーの写真を撮る態度がおすすめ。
警察・日本大使館への連絡方法
パスポートを盗まれた、法外な大金を脅し取られた、身体的な危険を感じるなど、個人の手におえない深刻なトラブルに発展した場合は、速やかに公的機関を頼りましょう。
現地の警察(公安)に通報する場合は「113」が緊急連絡先ですが、ベトナム語しか通じないことが多いです。深刻な事件の相談については、日本国大使館へ連絡を入れて指示を仰いでください。万が一に備え、空港でSIMを開通させておくことをおすすめします。
対策を知ってベトナム旅をもっと楽しく

ネットにある体験談だけを見ると、ベトナムはぼったくりばかりの国のように思えてしまうかもしれませんが、実際はそれ以上に温かく親切な人々がたくさん暮らしています。
ほんの少しの防犯意識と事前の対策を心がけるだけで、トラブルはほとんど無くすことができます。身を守る術を身につけたら、あとはリラックスして、美味しいローカルフードや異国情緒あふれる街並みを全力で楽しんでください。







