CHAO DOI Coffee（チャオ・ドイ・コーヒー） - シェムリアップオススメのお店

タイ国民から愛されるコーヒーチェーン店

CHAO DOI Coffee（チャオ・ドイ・コーヒー）

タイカルチャーから強い影響を受けているカンボジアには、タイのコーヒーチェーン店も増えてきています。とくに、タイ石油公社が設立した「Café Amazon」は、カンボジア国内で急増し続けています。今回は、ネクストCafé Amazonになるかもしれない（!?）、タイ国王がサポートしたことによってコーヒーチェーン店として成長をしたという『CHAO DOI Coffee（以下、チャオドイと称する）』をご紹介します！

タイ北部の山脈で育つ高品質のコーヒー豆

CHAO DOI Coffee（チャオ・ドイ・コーヒー）

タイ北部の山岳民族のことを「Chao Doi（チャオドイ）」と呼ぶそうです。かつてこの辺りの山脈は、コーヒーの栽培よりもアヘンの栽培の方が盛んでした。しかし、タイ国王の先導によって山岳民族がコーヒーの栽培に力を入れ始め、それ以来彼らの生活の質は格段に良くなったそうです。豊富な栄養を含んだ土、恵みの雨、そして山頂の天候のおかげでコーヒーの木は育ち、高品質のコーヒー豆を生産するまでになりました。チャオドイの山をイメージしたロゴデザインやテーマカラーの深みどりは、このストーリーから作り上げられたものだったのですね！現在は、タイの強いアイデンティティを持つコーヒーチェーン店として、地元タイ人から絶大な支持を得ていて大人気です。

「ロイヤルガーデン」を散策後の休憩にオススメ

CHAO DOI Coffee（チャオ・ドイ・コーヒー）

シェムリアップの中心地、ロイヤルガーデンが目の前に広がるカンボジア王家の別荘の隣にチャオドイはあります。ロイヤルガーデンは地元住民にとって憩いの場であるのと同時に、最近はキレイに整備されたことによって、たくさんの観光客が訪れています。チャオドイの店舗は小さくて席数も少ないのですが、持ち帰りのお客さんも多いため、店内が混み合っていることはありません。新設なのでキレイなうえに居心地も良いですよ！。

ちなみにチャオドイの真正面には「プレアンチェック・プレアンチョム」という、パワースポットして現地カンボジア人にはとても人気のお堂があります。恋愛、健康、ビジネスなど、オールマイティに願いが叶うそうです。また、お堂の前で籠の中に入った鳥を放すという姿も目にします。こちらは「放生」といい、捕獲された生き物を逃す仏教の戒律で、放生を行うことで功徳になるそうです。そんなカンボジアの文化も興味深いチャオドイから眺めて見るのも良いでしょう

濃厚で香り高いマウンテンコーヒー

CHAO DOI Coffee（チャオ・ドイ・コーヒー）

独特の技術で焙煎された高品質のチャオドイコーヒーは、その香りと濃いめの味が特徴です。チャオドイで使用している豆の種類は100%アラビカコーヒーだそうです。濃厚で苦味がありますが、これがまさに「タイ北部のマウンテンコーヒー」という感じで美味しいです。驚くべきは、この美味しさで料金が他のカフェの約2分の１ということです！

また、チャオドイで美味しいのはコーヒーだけではありません。紅茶もちゃんと茶葉から煮出してくれるので、濃くて美味しい味わいです。とくにオススメは「タイミルクティー」で、強く発酵させた紅茶を濃いめに作り、そこにコンデンスミルクを加えたものです。もちろん甘いですが、濃い紅茶によく合います。砂糖や氷の量は表記されていませんが、注文の際にスタッフへ伝えれば好みの量で作ってくれますよ！さらに、もちもちのタピオカやコーヒーゼリーなどのトッピングもあり、好きなドリンクに追加することもできます。自分好みの組み合わせを見つけるのも楽しいですね！

チャオドイがオープンしたての頃はスイーツやスナック系が販売されてなかったのですが、最近は続々と新商品が販売されているようです。気軽につまめるクッキーやビスコッティのほか、ロールケーキやミルクレープなどのケーキ類もあります（常時あるとは限りません）。