チャウドック ホーチミン観光

チャウドック

ベトナム南部のアンザン省北部にあり、カンボジア国境沿いに位置する都市です。ホーチミンから1時間間隔でバスがでており、所要時間は7時間です。また、カンボジアに近いことからクメール人や中国人も多く暮らしており、クメール文字や漢字も見ることが出来ます。チャウドック市場では品数も豊富で朝から人ゴッタ返しになるほど賑やかな場所で、カンボジアの雑貨からタイヤ香港製の雑貨、食品をみることができます。
また、市内の西側にはサム山と呼ばれる山があり、多くの伝説が語り継がれている山です。ベトナム国内から訪れる人も多く、人気の場所となっています。ツアーでも朝日や夕日を見に行くツアーも多く、頂上からは、川の向こう側に広がるカンボジアの田園をみることができます。サム山の麓には、「バー・チュアスー廟(Mieu Ba chua Xu)」があります。この寺院は熱心な仏教徒が絶えず訪れ、旧暦の4月23日から27日は法要祭が行われ、大変な混雑が予想されます。また、バー・チュアスー廟は、ライトアップされ、参道や周辺ではナイトマーケットが広がります。屋台や市場で多くの人に盛況です。夜のバー・チュアスー廟は昼と雰囲気がまた、違うのでぜひ夜も見学してみてください。

ホーチミン 観光 チャウドック市場

チャウドックからカンボジア抜けルート

水路でカンボジアに行くツアーはチャウドックから出ている場合が多いです。このルートを「ビンスーンルート」といいます。カンボジアの国境であるビンスーンで手続きをします。また、カンボジアまでの船もあり、途中の国境でアライバルビザを習得することができます。メコン川を北上すると、約1時間ほどでベトナムの出国手続きを行う建物に到着します。ベトナムから出国手続きは、陸地に上陸することなく、川に浮かんだ施設の上で行うことができます。ベトナム出国からすぐにカンボジア入国手続きしたあと、4時間ほどでプノンペンの街並みが見えてきます。合計約5時間の国境越えの行程となります。
チャウドックは、広大なメコン川の恩恵を受け、多様な食文化を持っていることで有名です。チャウドックの特産品「マム」は、魚を原料とし、発酵させた旨みが特徴です。そのマムをスープに溶かし、野菜や魚介を煮込んだ「ラウ・マム」という鍋は、名物の料理となっています。とても塩気が強いですが、ベトナム料理の調味料、つけダレ、ご飯にのせる一品物として親しまれています。地域の屋台や食堂などで気軽に食べられるので、挑戦してみてはいかがでしょうか。

ホーチミンのチャウドック料理マグノリア

通りにあるチャウドック料理を味わえるレストランです。「失われたベトナム料理の再現」をテーマにチャウドック料理を現代風にアレンジした創作料理を食べることができます。ホーチミンに住んでいるベトナム人にとっても真新しい料理との高評価で珍しいメニューが揃っています。その中でも、注目の料理は、スイカの中身をくり抜いた器にサラダが載せてあるスイカのサラダが有名です。スタッフの制服や店内デザインなど一味違った雰囲気を味わうことができます。