フーコック島 人気のロングビーチとサオ・ビーチ ベトナム観光

フーコック島

フーコック島は、ハーティエンより西へ45kmの沖合いにあり、カンボジアの沿岸から約15kmのタイランド湾に浮かぶ島です。飛行機は、ホーチミン市から10便出ており、所要時間は約1時間です。カンボジアに近いとの理由から軍事拠点としても利用されています。一方では、ベトナム政府の国の観光開発戦略の拠点であり急速にリゾート開発が進められ、リゾート地として人気を集めています。白い砂浜と南国の海が主な観光名所として、フーコックの経済を支えています。フーコック島では、スキューバダイビングやシュノーケリング、スキューバダイビング、魚釣りなどのマリンスポーツに加え、ジェットスキー、サーフィンも楽しむことができます。
島内には10箇所以上のビーチがあり、その中でも人気なのがロングビーチとサオ・ビーチです。ロングビーチは約20kmにわたって続く白砂のビーチです。ロングビーチの砂は鳴き砂と呼ばれ、ビーチに汚れなく、綺麗な証拠です。砂の上を歩く度にキュッキュと音がなり、楽しむことができます。
サオビーチは、真っ白な砂浜が続くビーチです。周辺には漁船も民家もなく、透き通った海と白浜を独り占めできます。サオビーチには、レストランも兼ね備えている海の家やジェットスキーなどのマリンスポーツも楽しめます。

フーコック島 Phu Quoc 観光

ダイビング

フーコックではダイビングも有名です。カラフルなサンゴ礁がみることができダイビング初心者にとって最適と言われています。透明度は10mほどで、ベストシーズンは、11月から4月までです。フーコック島の南に浮かぶアントイ諸島では海の透明度が高く、魚もたくさん居るので、ダイビング、シュノーケリングに適していると言えます。

ヌックマム工場

ベトナムを代表する味と言えば「ヌクマム」と呼ばれる液体の調味料です。魚の香りが強い、特徴的な調味料で、ベトナム料理全般に使われています。伝統的な魚と塩のみで作られており、魚介類に塩を加えることで保存期間を延ばします。そのことで腐敗を防ぎ、酵素や微生物の働きによる発酵を通して肉を分解させ、うまみ成分であるアミノ酸類を生成させます。現在の主なヌックマム生産地としては、北部ハイフォン(H?i Phong)省のカットハーイ(Cat H?i)、南部のニャチャン(Nha Trang)やファンティエット(Phan Thi?t)などが挙げられます。特にフーコック島のヌックマムは美味しいと評判です。
注意点としては、ヌックマムはおみあげとして人気ですが、飛行機への手荷物禁止されており、機内預け荷物としても禁止している空港会社もあるので、注意が必要です。工場内には独特の魚の臭いが漂い、大きな樽や瓶詰め、ラベル貼りなどの工程をみることができます。

フーコック収容所

フーコック収容所は、フランス統治下の1953年に建てられたものです。ベトナム戦争時には約4万人もの北ベトナム軍の捕虜や政治犯を収容されていました。現在は博物館として無料で見学できるようにしています。月曜日が定休日となっています。ココナッツ・プリズンと地元では言われ、当時の拷問の様子や再現した模型などをみることができます。