果樹園や水上マーケットなど楽しめるカントー ホーチミン観光

カントー

カントーはメコンデルタ最大の街であり、経済の中心地でもあります。ホーチミン市から車で約3時間30分の場所にあり、国内外から多くの観光客が訪れる観光エリアとなっています。カントーは観光に力を入れており、果樹園や水上マーケットなど楽しめる街となっています。カントーの見どころは、カイラン水上マーケットと果樹園のミーカン・ツーリスト・ビレッジとです。

永長寺 ホーチミン

カイラン水上マーケット

カイラン水上マーケットは、カントーから南下すること約30分で着くエリアにあるメコン川支流のことを指します。多くの水上マーケットがメコンデルタ地方に点在しますが、観光客にとって一番行きやすい場所がカイランです。午前六時を過ぎる頃には、約1kmにわたって水上マーケットができあがります。また、多くのツアー会社がカイラン水上マーケットを見学するツアーを組んでいます。ピークの時期は、午前5時から午前8時までの時間帯です。農家から収穫された野菜や果物を買って、それをまた水上マーケットで売られます。フォーやコーヒージュースやお菓子を売る雑貨屋の船であったり、燃料のガソリンを売る舟もあります。地上の市場と全く変わらない規模の市場がメコン川に広がっています。
水上マーケットの注意点は、3つです。
バインミーやフォーなど軽食やバナナやパイナップルといった果物を食べることができます。水上マーケットの衛生は悪く、メコン川の水で食器を洗ったりしているので、体調を崩される人も多いです。
2つめは、個人旅行で行く場合は、船の運転手にも飲み物を買う心遣いが必要です。無理におごる必要はありませんが、心遣い程度のお金を使うことで、運転手の機嫌がよくなり、よりトラブル無く、過ごすことが出来ます。
3つめは、水上マーケット流看板を理解することです。手こぎボート以外の船にはサオの様な棒が立っていて、その先端にはイモやかぼちゃなどがぶら下がっています。これは、ウチの船ではこれを売っていますという証拠なので参考にください。

ミーカン・ツーリスト・ビレッジ

カントーの果樹園の中でも観光村として有名です。カントーの市内から約10キロ離れた場所にあります。広さは約2ヘクタールあり、20種類もの熱帯の果物が植えられています。日本のガイドブックにも取り上げられており、果物狩りやその場での試食が楽しめます。動物のショーであったり、宿泊施設も完備しています。

カントー市場

ベトナム雑貨や服飾雑貨がおいてあり、深夜まで営業しているので、観光客には人気の場所です。また、夜にはライトアップするなど夜でも賑やかな場所となっています。

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カントー博物館

カントーの歴史をはじめとして、ベトナム戦争の様子や当時の様子などを模型や写真にてみることができます。民族衣装やカントーに住む人々の文化、風習をみることができ、嬉しいことに入場料は無料です。

カントー軍事博物館

ベトナム戦争時の貴重な記録をみることができます。写真であったり、絵が飾られています。