メコンデルタ2番目の街・ミトー -ホーチミン観光

ミトー

ホーチミン市の人気の観光ツアー、メコンデルタツアーでよく訪れる観光地です。バスでホーチミン市から国道1号線を南西に約1時間半から2時間ほどで行くことができます。日帰りで行くことができる場所なので、多くの観光客が訪れます。米粉から作られたフー・ティウ麺の本場であり、トロピカルフルーツの名産地でもあります。街の東側にはミトー市場があり、南国のフルーツリュウガン、マンゴー、ランブータンなどが楽しめることができます。メコン川クルーズでは、ココナッツ工場見学や川沿いの人々の暮らしを見ることが出来ます。ミトーの名物料理といえば、エレファントイヤーフィッシュ(象耳魚)が有名であり、ライスペーパーで巻いて食べると絶品です。
ミトーは、ホーチミンの喧騒から離れ、南国の雰囲気を十分に楽しむことができます。ミトーの周辺には4つの島があり、トイソン島(ユニコーン島)、フーン島(フェニックス島)、ロン島(ドラゴン島)、クイ島(トータス島)で構成されています。最も大きい島は、トイソン島で、それぞれの島には、果樹園があり、観光用に整備が行き届いています。

ホーチミン 観光 ミトー

夜のホタル

ミトーの見どころは、メコン川の夕日とカイバンの木に群がるホタルです。天気に左右されることがありますが、365日毎日真っ赤に染まる太陽の元、点々と夜の闇に光るホタルをみることができます。メコンデルタには、多くのホタルが生息しており、夕方から真夜中にかけてホタルをみることができます。その様子は言葉にできないほど幻想的であり、ホタルを見に行くために何回もメコンデルタに行く人も多いです。
皆様は、ホタルがなぜ光るのかご存じでしょうか。ホタルが発光する理由は、3つあります。1つめは、驚いたときに反応するために発光します。2つめは他の動物がホタルを捕食しないように発光します。この光は、敵を驚かすための光です。3つめは、暗闇の中で自分たちの場所を教え合うことです。オスとメスで光り方は異なり、この合図の光はプロポーズの光と言われています。メコン川はホタルが生息するのに適している環境と言われ、多数のホタルが生息します。

夜のホタル

永長寺

ミトーには仏教寺院である永長寺(ヴァンチャン寺)があります。中国とフランス建築が取り入れられ、日本とまた違った神秘的な外見が楽しむことができます。中にはお坊さんの学校があり、ここで4年間の修行生活を経て、お坊さんになるそうです。

永長寺 ホーチミン

ベンチェ

メコン川対岸にはベンチェという街があります。2009年に国道60号線ラックミエウ橋(C?u R?ch Mi?u)でミトーとベンチェを結が結ばれました。全長8331mの大橋はトイソン島、フェーン島とも結ばれており、陸路で2つの島にいけるようになりました。ベンチェーには、ココナッツキャンディの家内工場が数多く点在します。民家の中に仕事場があり、手作業で製品化する小規模なものです。