【ホーチミンの穴場スポット】未来の宗教カオダイ教とは!世界が注目するベトナム新興宗教の総本山と歴史遺産クチトンネルを特集します。

シンチャオ!初めましてベトナムの暑さに負けないくらい熱いTNKトラベル土屋です。

今回はベトナム・ホーチミンから行ける穴場、【カオダイ教】とベトナム戦争の歴史遺産【クチトンネル】の2つをご紹介します。

【未来の宗教カオダイ教の核心に迫る!】

日本ではほとんど知られていない宗教ですが、ベトナムでは超有名。そんなカオダイ教をご紹介いたします!

 

★カオダイ教とは

総本山のあるタイニン省の人口の7割が信者であり、世界に300万人の信者がいるとされています。カンボジアとの国境に接している省の一つでホーチミンから約2時間半。カオダイ教最大の特徴は、宗教の混合というところです。『仏教』、『キリスト教』、『イスラム教』の三教に加え、『儒教』と『道教』の5つもの思想を合わせ持つ珍しい宗教。

崇めるべき神様は釈迦やキリスト、ムハンマドその他にも小説家や、哲学者などを祀ってるとのことで、多様性に満ちた宗教です。あまり宗教に馴染みのない日本人からすると「こんな宗教の形も有りなんだ!」と、とても新鮮ですよね(笑)

カオダイ教は戦争時、独自の軍隊を持っていたことも有名で、これは世界の宗教の中ではカオダイ教ただ一つのみ。戦争から非難する人にとっては駆け込み寺としても機能していたようです。設立者ゴ・ミン・チェンは五教(キリスト、仏教、儒教、ヒンズー教、道教)の教えを土台としたことから「カオダイ(高台)」を名付けられ、地球上の宗教を統一して人類を救おうという思想が信仰の中心らしいです。

だけど、やっぱり、新興宗教というと、日本人には少し抵抗が、、実際に行った僕が言います。そんな心配全くの無用です!!!

 

★観光客に人気の理由

正門から敷地内に入ると、すぐにインスタ映え映え映え確のドでかい建物が!!!施設内は、自由に写真撮影可能ということで沢山写真撮っちゃってください。独特な世界観を持つこの建物は中央礼拝堂となっており、カオダイ教は1日4回、0時・6時・12時・18時に約1時間の礼拝が行われています。

1日に4回て、少しやり過ぎでは、、、なんて思っちゃいました(笑)

礼拝を見学をする為に建物の中に入ると、色とりどりのアオザイを来ている人が沢山いました。話によると服装の色によって階級が決まっていて、一般の教徒は白、仏教は黄、青はカトリック、赤色は道教となっているそうです。それぞれ元に持っていた宗教は尊敬しつつカオダイ教に融合しているようで、今の宗教戦争と呼ばれる世の中において、カオダイ教の宗教概念は今の世の中には必要なことではないでしょうか。肌の色、思想の違い、環境、何もかも違う人々が協調し合える世の中をカオダイ教から何か学べるかもしれません。

とは言え、かなりオープンな宗教でミサが始まる数分前まで、ベンチで寝転がっていたり、敷地内にいる猿と遊んでいたり、観光客に手を振ってくれたりとベトナムの国民性が随所に溢れ出ています。一緒に記念撮影なんかも撮ってみてはいかがでしょうか。4回行われる礼拝は1回約1時間。礼拝堂2階では男性が楽器を演奏し、それに合わせ若い女性の方が聖歌を歌っています。女性の声が堂内に響き渡り言葉では表せないような神聖な雰囲気を作り出していました。

1つの宗教の中でいくつもの宗教の教えを共存させ、それが広く伝わっていると言うことで世界的にもとても珍しく、且つ、色とりどりな礼拝堂、階級ごとに分けられたアオザイの色、親近感のある教徒など、今、穴場スポットとしてふつふつと湧いてきている理由はそこにあるのではないでしょうか。

カオダイ教総本山(Tay Ninh Holy See)
ベトナム語:Tòa Thánh Tây Ninh
住所:Phạm Hộ Pháp, TT. Hoà Thành, Hoà Thành, Tây Ninh
カオダイ教公式サイト:http://caodai.com.vn/

 

【クチトンネルを訪れたくなる3つの魅力】

次に紹介するのは、言わずと知れたベトナムの大人気観光地、「クチトンネル」。ベトナムに来たからには行かなきゃ損!!!クチトンネルに自然と行きたくなってしまう魅力3選を紹介したいと思います。と、その前に、「クチトンネルとはなんぞや!」と思われる方もいらっしゃるので、まずはクチの歴史を少し紹介していきます!

 

★クチトンネルとは

ベトナム最大の都市「ホーチミン」から北西へ約70kmに位置し、ベトナム戦争時の南ベトナム解放戦線の前線基地。ここで米軍を苦しめたことが、ベトナムに勝利をもたらした要因の一つといわれています。アメリカ軍の爆弾や身体にとても害のある枯葉剤から逃れる為、戦争が行われている最中、死と隣り合わせで機械は一切使わず約20年で深さ3m~9m、長さ約250kmもの長さの地下トンネルをコツコツと作り南ベトナム解放戦線の人々はその中で暮らしていました。

僕は実際に見て計り知れないほどの苦労ベトナムの誇りを感じました。このトンネル、明かりが一切なく蟻の巣のように道が幾つにも分かれているので米兵が万が一侵入してきても迷子になり、途中仕掛けられている落とし穴などの罠にはまってしまうのだとか。当時、このトンネルを利用していた人々は頭の中に地図があり、迷うこともなかったらしいです。

その時代に生きていたら、落っこちていただろうな〜、なんて思ったり(笑)簡単にクチトンネルの説明を挟みましたが、今ではベトナム戦争の歴史遺産として観光地化され枯葉剤の影響は全くないそうなので安心して下さい。

お待たせいたしました!それでは参ります。ベトナム戦争の跡地として残されているクチトンネルですが、戦争の歴史を勉強するだけじゃなくアクティビティも充実しているんです!

 

★魅力その① 日本では味わえない〇〇体験

そう、一つ目の魅力のポイントは日本で体験するには、まあ難しい実弾実銃の射撃体験がここクチトンネルでは体験できちゃうんです!ベトナムは、軍事国家ということで何枚もの書類にサインして、厳格で超いかつい軍人さんに厳しいボディチェックを受けて、、、

なんて事ございません(笑)お金を払って、すぐに体験させてもらいました!初めての射撃体験、ヘッドホン型の防音器具をつけていたにも関わらず引き金を引くごとに手元で爆発が起きているかのような音と身体に伝わる衝撃!!!ベトナム戦争時に少女が最前線でこの銃を使っていたと思うと、本当にベトナムの誇りを持つ屈強な戦士だったとなおさら感じました。

この衝撃機会があるならやるしかない!

料金:10発600,000VND(約3000円)
少し高めかと思うかもしれませんが、この10発を友達とシェアすることも可能なので割り勘して体験してみてはいかがでしょうか。

※ベトナム軍の管理下の為、政府の都合によりご利用頂けない場合がございます。

 

★魅力その② 深さ6mのトンネル探索

ベトナム戦争時、実際に使用されていた地下トンネルの一部が今も安全な状態で管理されており60mほどの長さを探検できちゃうんです!!!トンネル内は細く暗い道になっており、解放戦線の人はこんなとこに住んでいたのかよ!?!?と圧巻させられすはずです。この中にはいたるところに罠が仕掛けられており、米軍の侵入を防いでいました。暗闇のトンネルの中にいきなり落とし穴があるなんて、あああ、なんて事だ、、、

体験用トンネルは案内係が先導します。落とし穴は無いので安心して下さい。トンネル内はとても暑いので制汗シートなど持参されることをお勧めします(笑)

※中腰の体勢が続くので腰を痛めている方は、ご遠慮ください。

 

★魅力その③ 日本で大人気タピオカの原料の試食

今、日本で超絶ブームになっているタ・ピ・オ・カ!!!ホーチミン市内にもいくつかお店があり日本よりも安価で買えるので是非。皆さんその「タピオカ」が何から作られているか知ってますか?僕はそれを聞いた時、まさかと思いました。

正解は、「キャッサバ」という芋なんです。

「芋!?!?!?!?」まさかですよね、実際に蒸した芋の試食があるんですけど、これがタピオカになるとは全く思いませんしまだ疑っています(笑)だけど、これはこれで普通に美味しくて暑い中クチトンネルでのいろんな体験をした最後に笹の葉のお茶と一緒に出してくれるのでHP全回復しました。

 

★まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、世界が注目するカオダイ教の総本山と歴史遺産クチトンネルを紹介いたしました。この2つのスポットは老若男女問わず思い出に残せる内容になっていました。

歴史を感じすことも出来、尚且つアクティビティに富んでいる。是非一度、訪れてみてはいかがでしょうか!

 
 
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