【格安!美味しい!ベトナム朝ごはん】絶対に食べたい朝食メニューを厳選しました!

外食文化が盛んなベトナムでは、朝早くから食堂や屋台で「朝ごはん」を食べる人々を見かけます。出勤前にささっと済ませる人、バイクに乗ったままテイクアウトをする人、コーヒーを片手に談笑を交わす人など、ベトナムの朝食風景はバリエーション豊かです。そして食べ物にも注目してみると、ベトナム料理の代表であるフォーやバインミー、米類ならおこわやちまきなど、多種多様な朝食メニューに驚かされます。

今回はそうしたベトナムの朝ごはんを紹介しながら、旅行者の方が美味しい朝食に出会えるよう、オススメのお店や価格帯についても説明します。どれも安くて気軽に試せるものばかりなので、ぜひ早起きして食べに出掛けましょう!

①朝ごはんに食べたい!ベトナム名物「フォー」

まずはやっぱりコレ!ベトナム料理で知名度No.1の「Phở(フォー)」です。米粉から作られた平麺に、牛または鶏ダシのスープを加えた、ハノイ発祥の麺料理。北部ハノイではダシが効いたあっさり味のスープ、南部ホーチミンではやや甘みのあるスープに、香草をたっぷり入れたものが主流です。

本場のフォーを食べたい方は、ホーチミンなら「Phở hòa pasteur(フォーホアパスター)」、ハノイなら「Phở Thịnh(フォーティン)」や「Phở Gia Truyền(フォーザーチュエン)」へ行きましょう。いずれも朝6時過ぎにはオープンしています。有名店のフォーは1杯50.000~80.000ドン(約250~400円)で、相場よりもやや高い値段となりますが、一度は試してほしい美味しさです。

<フォーのオススメ店>
Phở hòa pasteur
住所:260C Pasteur, Phường 8, Quận 3, Hồ Chí Minh【MAP】

Phở Thịnh
住所:13 Lò Đúc, Ngô Thì Nhậm, Hai Bà Trưng, Hà Nội【MAP】

Phở Gia Truyền
住所:49 Bát Đàn, Cửa Đông, Hoàn Kiếm, Hà Nội【MAP】

②朝食と言えばフォーより「ブン」?ベトナムの郷土料理に注目


実はフォーよりも食べられているという、ベトナムの国民食「Bún(ブン)」。同じく米粉から作られますが、押し出し機で丸麺に製麺したものを湯がいており、プリプリした食感が特徴です。食べ方はフォーと同じくスープに入れる他、ダナンではさつま揚げを加えた「Bún chả cá(ブンチャーカー)」、フエでは甘辛いスープに牛肉を加えた「Bún bò Huế(ブンボーフエ)」、ハノイでは甘めのタレを添えたつけ麺「Bún chả(ブンチャー)」、トマトや厚揚げ入りの酸っぱい汁麺「Bún riêu(ブンリュウ)」が有名です。

都市部のローカル食堂ならどこでも食べられるため、Búnの文字を見つけたら入店しましょう。ハノイの「Bún Chả Bà Béo(ブンチャーバーベオ)」や、ダナンの「Bún Chả Cá Bà Phiến(ブンチャーカーバーフィン)」といった有名店も、朝6時頃から営業しています。いずれも30.000~50.000ドン(約150~250円)とリーズナブルです。

<ブンのオススメ店>
Bún Chả Bà Béo
住所:120 Hàm Nghi, Thạc Gián, Thanh Khê, Đà Nẵng【MAP】

Bún Chả Cá Bà Phiến
住所:63 Lê Hồng Phong, Phước Ninh, Hải Châu, Đà Nẵng【MAP】

③ベトナムコーヒーと「バインミー」で朝食を!

ベトナムの朝食と言えば、誰もが想像するのはベトナム風サンドイッチ「Bánh mì(バインミー)」でしょう。フランス統治時代に生まれたバインミーは、米粉を使用した小さめのフランスパンに、肉類やパテ、なます、香草などの具材を挟んだものが一般的。ベトナムの魚醤、ヌクマムで味付けした独特な風味のサンドイッチです。

バインミーの屋台は早朝からあちこちで営業しており、1個20.000ドン(約100円)程度で購入できます。追加したい具材や苦手な具材があれば、指さしでリクエストすればOK。カフェやベーカリーで、ベトナムコーヒーと一緒に注文するのもオススメです。有名店で食べるなら、ハノイの「Bánh Mì 25(バインミー25)」、ホーチミンの「NHU’LAN(ニューラン)」や「Bánh Mì Hòa Mã(バインミーホアマー)」が朝から営業しています。

<バインミーのオススメ店>
Bánh Mì 25
住所:25 Hàng Cá, P, Hoàn Kiếm, Hà Nội【MAP】

NHU’LAN
住所:50 Hàm Nghi, Street, Quận 1, Hồ Chí Minh【MAP】

Bánh Mì Hòa Mã
住所:53 Cao Thắng, Phường 3, Quận 3, Hồ Chí Minh【MAP】

④朝から食べるベトナム風おこわ「ソイ」

引用:https://www.foody.vn/ho-chi-minh/xoi-ga-number-one

フォーやブン、バインミーなどに米粉が使われている通り、米食が浸透しているベトナムでは、朝ごはんにもち米を食べる事も多いです。米の上に肉でんぷやサラミ、錦糸卵、青ネギをトッピングした「Xôi mặn(ソイマン)」、鶏肉やフライドオニオンを乗せて魚醤をかけた「Xôi gà(ソイガー)」といったおこわは、腹持ちが良くて朝食にぴったり。

ホーチミンはベンタイン市場からすぐの「Xôi Gà Number One(ソイガーナンバーワン)」、ハノイは旧市街にある「Xôi Yến(ソイイェン)」がオススメです。朝7頃から営業しており、安いものは20.000ドン(約150円)から食べられます。少量でもお腹いっぱいになるので、食べ過ぎにご注意ください!

<ソイのオススメ店>
Xôi Gà Number One
住所:21 Đường Nguyễn Trung Trực, Phường Bến Thành, Quận 1, Hồ Chí Minh【MAP】

Xôi Yến
住所:35b Nguyễn Hữu Huân, Hàng Bạc, Hoàn Kiếm, Hà Nội【MAP】

⑤ベトナムの伝統料理「ちまき」を朝ごはんに!

引用:https://www.foody.vn/ho-chi-minh/tim-kiem/b%C3%A1nh-gi%C3%B2

ベトナム人にとって身近な伝統料理といえば、ベトナム風「ちまき」が挙げられます。旧正月や端午節、ベトナム建国の祖であるフン王の命日など、様々な行事に合わせて作られる「Bánh chưng(バインチュン)」や、うずらの卵とひき肉餡を包んだ米粉の生地を、さらにバナナの葉で包んで蒸した「Bánh giò(バインヨー)」などが知られています。

街中のローカル店では、これらのちまき類が入った巨大な蒸し器が店頭に置かれていたり、コンビニのショーケースで肉まんと一緒に並んでいる事もあります。1個10.000ドン(約50円)程度から購入できるので、朝ごはんにテイクアウトしてみましょう。

⑥朝食にも夜食にも!ベトナム風おかゆ「チャオ」

引用:https://www.foody.vn/ho-chi-minh/chao-muc-pho-duc-chinh

中華圏の朝ごはんでお馴染みのおかゆですが、実はベトナムにも「Cháo(チャオ)」というおかゆが存在します。朝昼晩の食事時には、路上のおかゆ屋台やおかゆ専門店で食べる人もおり、思いのほかベトナムの食生活に浸透しています。現地のおかゆは日本よりもドロっとした重湯のような状態で、中華風の薄味がついたシンプルなもの。好みで揚げパンを浸して食べたり、調味料やライムを効かせてアレンジできるのも特徴です。

ホーチミン1区の「Cháo Mực Phó Đức Chính(チャオムックフォードゥクチン)」など、イカ=Mực(ムック)入りのシーフード粥が食べられるお店は朝食にぴったり。ハノイは深夜営業の店も多く、ホアンキエム区で夜食に食べるのがオススメです。他にも、シンガポール発のカエル粥が人気だったりするのですが……大丈夫な方はチャレンジしてみてください。

<チャオのオススメ店>
Cháo Mực Phó Đức Chính
住所:10 Phó Đức Chính, Phường Nguyễn Thái Bình, Quận 1, Hồ Chí Minh【MAP】

⑦ベトナム南部の朝ごはん!モチモチ麺料理「フーティウ」

引用:https://www.foody.vn/ha-noi/co-tuan-bun-bo-hu-tiu-xa-xiu-chien

フォー、ブンに続いてベトナム人に親しまれている麺料理「Hủ tiếu(フーティウ)」は、米粉から作られた細麺で、噛むとモチモチしたコシを感じる南部の名物料理です。豚骨ダシのスープにたっぷりの肉や野菜を加えた汁麺「Hủ tiếu nước(フーティウヌック)」や、フライドオニオンをかけた混ぜ麺「Hủ tiếu khô(フーティウコー)」、フーティウと中華麺を半々にした混ぜ麺「フーティウミー(Hủ tiếu mì)」など食べ方も様々です。

ホーチミンにはフーティウ専門店がたくさんありますが、1区の「Dì Năm Sadec(ディーナムサデック)」は、1杯300円程度と手頃な価格でオススメです。ハノイはティエクアン湖付近の「Cô Tuân(コートゥアン)」がそれなりに人気のようです。どちらも朝7時以降にはオープンしているため、興味がある方は覗いてみましょう。

<フーティウのオススメ店>
Dì Năm Sadec
住所:83D Bùi Thị Xuân, Phường Phạm Ngũ Lão, Quận 1, Hồ Chí Minh【MAP】

Cô Tuân
住所:49C Trần Quốc Toản, Trần Hưng Đạo, Hoàn Kiếm, Hà Nội【MAP】

⑧いきなり朝ステーキ!?ベトナム風ビフテキ「ボネ」

引用:https://www.foody.vn/da-nang/bo-ne-3-ngon-bep-quang-nguyen-van-linh

ベトナムでは、朝から路上で肉をジュウジュウ焼いている人を見かけます。何をしているのかと言えば、ベトナム風のビフテキ「Bò Né(ボネ)」をなんと朝から食べているのです。鉄板の上に薄いステーキ、目玉焼き、パテなどが乗せられ、具なしのバインミーと一緒に食べるジャンクな朝ごはん。昼や夜に食べる人もいますが、エネルギーをチャージするなら朝食に食べるのがオススメです。

チャレンジしてみたい方は、ベトナム各地に店舗を構えるボネ専門チェーン店「Bò Né 3 Ngon(ボネバーンゴン)」へ向かいましょう。店舗ごとに営業時間は異なりますが、ダナンのNguyễn Văn Linh(グエンバンリン)店は朝から営業しており、40.000ドン(約200円)程度で食べられます。もちろん、蒸し暑い路上に座って食べてもOK。道端でボネを食べている人を見かけたら、ぜひ隣に座ってオーダーしてください!

<ボネのオススメ店>
Bò Né 3 Ngon
住所:66 Nguyễn Văn Linh, Nam Dương, Hải Châu, Đà Nẵng【MAP】

⑨少食派にやさしいベトナムの蟹スープ「スップクア」

引用:https://www.foody.vn/ho-chi-minh/sup-cua-soup-bong-truong-sa

朝からガッツリ食べるイメージが強いベトナムですが、少食の人は蟹スープ「súp cua(スップクア)」を食べる事もあります。とろみが強い中華風にスープに、蟹やうずらの卵、パクチーを散らして、お好みで辛味を加えていただきます。具だくさんでホッとする美味しさに、ローカルはもちろん日本人在住者からも人気の朝ごはんです。

路上の屋台で買うこともできますが、店舗に行くならホーチミンの「Soup Bông(スープボン)」や「Súp Cua Hạnh(スップクアハン)」、ハノイは観光エリア外になりますが、「Súp Cua Hoa(スップクアホア)」が朝から営業しています。テイクアウトもできるので、ホテルやカフェでのんびり食べるのも良さそうですね。

<スップクアのオススメ店>
Soup Bông
住所:59C Mạc Đĩnh Chi, Đa Kao, Quận 1, Hồ Chí Minh【MAP】

Súp Cua Hạnh
住所:173 Nguyễn Thị Minh Khai, Phường Phạm Ngũ Lão, Quận 1, Hồ Chí Minh【MAP】

Súp Cua Hoa
住所:75 Ô Chợ Dừa, Chợ Dừa, Đống Đa, Hà Nội【MAP】

⑩都会っ子の朝食は「インスタント飯」という現実

これまで様々なベトナムの朝食を紹介しましたが、都会で働く若者の朝ごはんを見てみると、結構な頻度で「インスタント食品」が登場します。スーパーで買ったカップ麺、カップ焼きそば、カップお粥などのインスタント飯は、忙しく過ごす都会っ子達には欠かせない存在なのです。コンビニで買った肉まんや、路上のカフェで買った激甘カフェオレも一緒に…なんて事もあります。

しかし健康が気になるのか、フルーツやヨーグルトしか食べない日もあり、日々食欲とダイエットとの狭間で戦っている模様です。どの国の若者も変わりませんね(笑)ベトナム旅行に来た方も、興味があればぜひコンビニに立ち寄ってみてください。ベトナムには日系コンビニも多く出店しており、店内にはカップ麺用のお湯、お箸、電子レンジ、イートインスペースが完備されています。意外と快適に過ごせるのでオススメです。

ベトナムで朝食を食べるときの注意点

ローカルなお店や屋台で朝食を食べる方は、利用時の注意点についても確認しておきましょう。今回ご紹介した店舗の営業時間は、ベトナム版食べログと呼ばれる「Foody」を参考にしていますが、予告なしに休業や時間変更があったり、チェーン店は店舗によっても営業時間が異なります。料理が売り切れたら終了!本日は閉店!という事も普通にあるため、営業時間内に行けば、絶対に食べられる訳ではない旨をご理解ください。

また、カードや大きい紙幣での支払いは好まれません。なるべく100.000ドン以下の細かい紙幣を持っていきましょう。食事中に使うおしぼりやお茶代も会計に含まれるため、支払いの際に10.000ドン(約50円)程度プラスされる可能性もあります。気になる方は、自分でお手拭きやドリンクを持ち込むと良いでしょう。

ベトナムのホテルの朝食は美味しい?何が出てくるの?

ベトナムで朝食付きホテルに宿泊予定の方は、ホテルの朝ごはんも気になるところだと思います。ハノイ・ホーチミン・ダナンなどの主要エリアにある5つ星ホテルは、どこも素晴らしい朝食メニューを用意しています。ブッフェ形式となっており、洋食から和食、もちろんフォーなどのベトナム料理も楽しめます。

ローカル店ではちょっと気が引ける生野菜や、色々な種類の南国フルーツが試せるのも、ホテルの朝ごはんならでは。外で食べる予定の方も、サラダやデザートだけでも食べに寄ってみてください。1日3食ベトナム料理だと思いのほか飽きてしまうので、朝食だけでも違うものを食べた方が、ベトナムのごはんがより一層美味しく感じられるはずです。

ベトナムの高級カフェで、優雅な朝食を満喫しよう!

 

都市部にある外国人向けの高級カフェでは、モーニングセットなどを提供しています。時間を気にせずゆったりと過ごしたい方、おしゃれなカフェでフォトジェニックなモーニングプレートを食べたい方は、街中のカフェを訪ねてみましょう。

観光エリア内で済ませるなら、早朝の美しいホアンキエム湖が臨めるハノイの「S’Patisserie」、屋上のテラス席が気持ちいいホーチミンの「Café Marcel」などがオススメです。高級と言ってもお会計は1,000円弱で収まるためコスパも◎。この機会に素敵なカフェで過ごしてみてはいかがでしょう?

<カフェのオススメ店>
S’Patisserie
住所:17 Hàng Khay, Tràng Tiền, Hoàn Kiếm, Hà Nội【MAP】

Café Marcel
住所:96 Nam Kỳ Khởi Nghĩa, Bến Nghé, Quận 1, Hồ Chí Minh【MAP】

ベトナムの朝ごはんまとめ

以上、ベトナムの朝ごはんを紹介すると共に、オススメ店や価格の目安、旅行者が気になるホテルの朝食事情などもお伝えしました。想像以上にバリエーション豊かで、誰もが思い思いに過ごせるベトナムの朝時間は、旅行者にとっても貴重な経験になるはずです。

皆さんもベトナムを訪れたら、ぜひ早起きして街へと繰り出し、地元の人々と触れ合える「朝ごはん」の時間を大切に過ごしてください。きっとその日は素晴らしい1日になるはずです!

 

 

 

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