【2024年版】ホーチミン現地発クチトンネルツアーを徹底比較!人気上位の日本語ツアーのおすすめポイントとは

ホーチミン現地発クチトンネルツアー

シンチャオ!ホーチミン発の日帰りツアーの定番といえば、メコンデルタとクチトンネルツアーです!1番人気のメコンデルタに行く方は多いですが、クチトンネルに行く方は少ないのでは無いでしょうか?

個人的には、クチトンネルは、メコンデルタに劣らない独自の魅力ある観光スポットです!今回は2023年12月に参加したクチトンネルツアーの参加体験記と、弊社のクチトンネルに行く上位人気3ツアーをご紹介します!

当記事は、ベトナム在住のスタッフが実際の体験に基づいて作成しています。個人の主観による情報ですので、記事の内容が原因となるトラブルなどについては、当社では責任を負いかねます。ご理解いただけますようお願いいたします。

クチトンネルとは

地下トンネル基地

クチトンネルは、ベトナムの有名な歴史的名所で、ベトナム戦争中にベトナム民主共和国(北ベトナム)と南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)が使用した地下トンネル基地です。このトンネル基地は、サイゴン(現在のホーチミン市)近郊(片道1時間半程度)のクチ地区に位置しています。

総延長が約250kmに及ぶ広範囲にわたる広大な基地の中には、戦時中の生活の拠点として様々な施設がありました。住居スペース、作戦室、病院、食堂、武器庫、様々な罠(トラップ)などが備えられており、ついに最後までアメリカ軍はこのトンネル基地が攻略できませんでした。

現在、クチトンネルは一部が見学可能となっており、博物館やレジャー施設、射撃場などが複合する観光地として、ベトナム戦争の歴史や当時の人々の生活を学ぶことができる観光スポットとなっています。観光客は、ベトナム軍のガイドのもと、トンネル内を歩くことができ、戦争当時の生活を体験することができます。

クチトンネルツアーの基本スケジュール

2023年末、実際にクチトンネルツアーに参加してきましたので、その様子をご紹介します。なお、今回参加したのは、「クチトンネル日帰りツアー」です!クチトンネルツアーでも一番人気のシンプルかつ凝縮されたツアープランとなっています。

ホテルに迎え

クチトンネルツアーの基本スケジュール

まずはホテルまで日本語ガイドがお迎えに来てくれます。日本語で招き入れてくれるので安心ですね。基本的にホーチミン市1区の中心部エリアであれば無料送迎範囲になります。

途中休憩は福祉作業所へ

出発してから1時間ほどでトイレ休憩があります。途中休憩の場合は、障害者支援施設で、貝殻で造られた絵画や装飾品を製造する場所でした。

ベトナムでは枯れ葉の影響が今でも残っています。ここでも、ベトナム戦争の影響をまじまじと感じることができました。

クチトンネルに到着!戦車で記念撮影!

クチトンネルに到着

休憩所から30分ほどでクチトンネルに到着です。トンネルには、当時使用されていた戦車やヘリコプター、飛行機などが展示されていました。

日本語ガイドさんに頼んで、写真を取ってもらうこともできます。さすがガイドさん、写真撮影も上手でした。

トンネル基地を見学

トンネル基地を見学

いよいよクチトンネル基地の見学です。まずは地上から、トンネルの排気口や入り口、爆弾跡などを見学します。

見渡す限りのジャングルで、自分たちの足元に広大なトンネル基地があるとはとても思えませんでした。

ビデオで戦争の歴史とトンネルの全容を学ぶ

ビデオで戦争の歴史とトンネルの全容を学ぶ

少し施設を進むと、大きな屋根があり、いくつかのビデオ見学スペースがあります。様々なツアー会社の人達がグループになってビデオを見ていました。

ビデオの内容ですが、怖い映像などはなく、わりと明るめにベトナムの勝利を称える内容でした。暗い気持ちにはならなかったです。

また、ビデオの跡は模型を使ってトンネルの造りや全容をガイドさんが説明してくれました。

いよいよ地下トンネルへ!

いよいよ地下トンネルへ!

いよいよ地下トンネルへ潜入です!入る前にガイドさんから説明があり、狭い所が苦手な人は、ガイドさんと地上待機になります。

トンネル内は、施設ガイド(ベトナム軍)に方が案内してくれます。

トンネル内部は本当に狭い!暗い!分岐が怖い!ちょうど良いレベルのスリルがあって、とても楽しめました。しかし、ある程度の覚悟がいると思います。

この狭いトンネルが250kmもあって、それがほとんど人力で掘られたというのは本当に信じられません。

入り口からひょっこり

いくつかトンネルをくぐるのですが、作戦室や病院、学校などでは当時の生活を再現した人形が出迎えてくれました。

また、入り口からひょっこり顔を出す撮影スポットもあります。この撮影スポットは、日本人でもちょっとでもふくよかな人は入れないほど狭いです。

こんな狭いところに隠れて、敵を迎え撃っていたと思うと、当時の人達の忍耐力を実感します。

当時の兵士の食事を再現したものを実食!

当時の兵士の食事を再現したものを実食

トンネル見学の後は、当時の食事を再現したものを実食します。ガッツリたべるというより、おやつをいただく感覚です。

メニューはキャッサバ芋と笹のお茶です。かなり素朴な味わいですが、ベトナム戦争当時はこれが主な主食として食べられていたそうです。

罠(ブービートラップ)の見学

罠(ブービートラップ)の見学

食事の跡は、ベトコンが使用していた罠(ブービートラップ)の見学です。これは結構怖かったです。先端恐怖症の人は厳しいかも。

シンプルな設計ながら巧妙に隠された罠にはトゲトゲが沢山ついています。重火器が不足していたため、このような原始的な罠で戦っていたんですね。

クチトンネルの見学は一旦ここで終了です。

クチトンネルを離れ射撃場へ

クチトンネルを離れ射撃場へ

クチトンネルを離れて、10分程のところにある射撃場に立ち寄ります。射撃場といっても、銃座はしっかり固定されている安全設計になっていました。でもライフルなので迫力満点です!

料金は10発600,000VND(4,000円くらい)で、結構多くの方が試射されていました。弾のシェアも可能でした。

試写できるライフルは、ベトナム戦争当時に使われていたアメリカ軍のM16とベトナム軍のAK47から選べます。

ホテルに送ってもらって解散

射撃場を後にして、そこからはノンストップでホテルに送ってもらいました。到着した時間は、13:30過ぎ、半日のツアー行程です。

私達はホテルに帰りましたが、戦争証跡博物館で降りる人たちも多かったです。1日どっぷり歴史を学ぶのも良いですね。

短時間でコンパクトに内容が詰まっていて、学びやアクティビティも多くとても良いツアーだと思います。

参加するならやっぱり日本語ガイドが良いと思いました。説明を聞きながらときに質問ができ、ベトナム戦争の知識が一気に深まりました。

クチトンネルへ訪問する人気上位3ツアーを比較!

ここからは弊社が取り扱っているクチトンネルツアーの人気3ツアーの見どころを解説して参ります。

いずれのツアーもそれぞれ違った魅力があり、どのツアーに参加しても後悔させない自身があります!気になるツアーがありましたらぜひお気軽にご参加ください。

①クチトンネル日帰りツアー

クチトンネル日帰りツアー

まずは、こちらの記事で紹介したオーソドックスなクチトンネル半日ツアーです。午前中で完結するため、午後からは市内観光など時間を有効活用できます。

クチトンネルへは、自力で行くこともできますが、往復のバスの乗り継ぎや入場料なども考えると素直にツアーに参加するのが絶対にお得だと思います。

今回は、日本語ガイドで参加して本当に良かったです。コロナ明け久々にクチトンネルへ行きましたが、学びも多くとても良いツアーだと思いました。

②クチトンネルとメコンデルタツアー

クチトンネルとメコンデルタツアー

クチトンネルへ行く2番人気のツアーは、クチトンネルとメコンデルタツアーです。ホーチミンの2大観光地であるメコンデルタとクチトンネルを1日でいってしまう贅沢ツアーです。

通常、二日間に分けていくツアーを1日で巡る弾丸ツアーです。どちらも行きたい人は時間短縮になりとても良いと思います。コスパもタイパも抜群。

午前中にクチトンネルに行き、そのまま高速道路でメコンまで一気に移動します。ホーチミン着は18:00頃、参加した後の充実感も最高です。

③クチトンネルとカオダイ教ツアー

メコンデルタはもう行ったらから、他のところに行きたい!という人におすすめのツアーです。クチトンネルがあるクチ県からさらに西へ!

カンボジアとの国境付近に総本山があるベトナムの新興宗教の「カオダイ教」は、その奇抜さからマニアックなスポットが好きな人に人気があります。

カオダイ教がある「タイニン省」の人口は約100万人ほどで、なんと人口の約70%がカオダイ教に属しているとされます。

さらに、ベトナム戦争時には、独自軍隊を所有しており、戦争から避難してきた人々の駆け込み寺のような役割も担っていたそうです。なんだかすごいぞカオダイ教!

まとめ

クチトンネルツアー

クチトンネルツアーは、本当に各社様々なツアーがあります。ぜひ比較検討してぴったりのプランを探してみてください。

メコンデルタに劣らない本当に良い観光スポットなので、ぜひ皆様にご参加いただきたいと思います。

TNKトラベルでは、その他にも様々なクチトンネル訪問ツアーがあります。下記ツアー一覧もぜひご覧ください。

TNKトラベルクチトンネルツアー取扱一覧