
皆様こんにちは!ベトナム在住スタッフです!ハノイは、ベトナムの首都でありながら、どこか懐かしさを感じる落ち着いた街。フランス植民地時代の街並みと、湖や並木道のある穏やかな風景が魅力で、“静けさの中に文化を感じる大人旅” にぴったりの都市です。
またハノイは1000年以上の歴史を持つ古都。街を歩けば、フランス統治時代のコロニアル建築や古刹が点在しています。今回は、ハノイをゆったり過ごすシニア世代におすすめの3泊4日、大人の癒し旅をご案内したいと思います。
| 当記事は、ベトナム在住のスタッフが実際の体験に基づいて作成しています。個人の主観による情報ですので、記事の内容が原因となるトラブルなどについては、当社では責任を負いかねます。ご理解いただけますようお願いいたします。 |
1日目 ハノイ市内到着&旧市街の街歩き
ハノイ到着初日は、長時間の移動疲れを癒しながら、街の雰囲気を感じるゆったりプランがおすすめです。ノイバイ国際空港から市内中心部までは車で約40分。市内中心部(ホアンキエム湖周辺)のホテルを選ぶと、観光にも移動にも便利です。
チェックイン後は、冷房の効いたロビーで少し休憩を。気温が高い時期は、午後からの街歩きに備えて水分補給をしっかり行いましょう。
まずはホアンキエム湖周辺を散策

午後はハノイの中心「ホアンキエム湖」からスタート。湖の中央に浮かぶ亀の塔は、ハノイ市民の象徴的存在です。湖畔には散歩道が整備されており、ゆっくり歩くだけで穏やかな時間を過ごせます。
さらに、湖周辺には、ハノイ大教会やオペラハウスなどみどころもたくさん!ゆっくりと一周すると2時間くらいはかかると思いますので、のんびりカフェなどで休憩しながら観光がおすすめです。
夕食はホアンキエム湖を眺めるレストランで

【2024年更新】ハノイおすすめ絶品レストラン【20選】本当に美味しいハノイのグルメを厳選!ご紹介からご予約までお任せください
夕食は、ホアンキエム湖を眺めながら食事ができるレストランでゆったりと過ごしましょう。湖畔には、ベトナム料理からフレンチまで、上品で落ち着いた雰囲気のレストランが並んでいます。
おすすめは、湖に面したテラス席。夕暮れ時には水面がオレンジ色に染まり、街の灯りがゆっくりとともる幻想的な時間を楽しめます。
おすすめレストランはカウゴーレストラン。少し高級なベトナム料理のレストランで、名物の「チャーカー(白身魚の香草炒め)」や、「バインセオ(ベトナム風お好み焼き)」を味わいながら、湖面に映る夜景を眺めれば、まさに“大人の癒し旅”の一幕です。
2日目 世界遺産ハロン湾クルーズへ

2日目は、ハノイから日帰りで行ける人気の世界遺産「ハロン湾」へ。エメラルドグリーンの海と無数の奇岩が織りなす絶景を、ゆったりとクルーズで楽しむ一日です。
朝はホテルで朝食を済ませ、専用車でハロン湾へ出発。ハノイ市内からはおよそ2時間半〜3時間の道のりです。プライベート送迎や少人数ツアーを選べば、体への負担も少なく快適に移動できます。
港に到着したら、いよいよハロン湾クルーズへ。デッキから望む景色はまさに圧巻で、石灰岩の奇岩群が水面からそびえ立ち、幻想的な光景が広がります。

船内では、ベトナム料理を中心としたランチをゆっくりと楽しめます。新鮮なシーフード、蒸し春巻き、香草の効いたスープなど、海を眺めながらの食事は格別です。
クルーズ中には、いくつかの名所に立ち寄ります。代表的なのが、「スンソット洞窟」。自然がつくり出した鍾乳石がライトアップされ、まるで神秘の宮殿のよう。階段や通路は整備されているため、無理なく見学できます。

そしてツアーの一番の見所であるティートップ島へ上陸!山を登った先に展望台からはハロン湾を一望することができますよ。

[tour no=706]
ハロン湾出発〜ハノイへ帰着

画像出典:https://www.foody.vn/ha-noi/cha-ca-la-vong-pho-cha-ca
午後3時ごろに港へ戻り、専用車でハノイへ。ハノイへの到着は20:00頃になります。少し遅めの到着になりますので、周辺でサッと食事を済ませて早めにホテルへ戻るのがおすすめ。
おすすめのレストランは名物のチャーカーラボンがおすすめな、その名もチャーカーラボンです笑「ライ魚の香草合え」の一品料理を味わうお店。全く臭みがなく、香ばしい香草が食欲をそそる一品です。
3日目 世界遺産ニンビン省観光へ
3日目は、ハノイから南へ約2時間。「陸のハロン湾」と呼ばれる世界遺産の地、ニンビン省をめぐる1日観光へ出かけましょう。
雄大な自然と古都の歴史が調和するこの地域は、シニア世代にも人気の高い癒しの観光地です。
ハノイからニンビンまではおよそ2時間の道のりで、途中はのどかな田園風景が広がります。車窓からは水牛や農作業をする人々の姿も見られ、ベトナムの素朴な暮らしを感じられるひとときです。
午前後半:古都ホアルー見学

最初の目的地は、10世紀にベトナムの都が置かれていたホアルー遺跡。ディン朝・レ朝の王を祀る寺院が残り、古都の静けさに包まれています。
立派な石門や木造の本堂、細やかな彫刻が施された柱など、歴史と伝統を感じられるスポットです。見学ルートは平坦で歩きやすく、ゆっくりと写真を撮りながら散策できます。日本語ガイドによる案内がおすすめです。
地元レストランで郷土料理ランチ

観光のあとは、ニンビン名物の郷土料理ランチを。特に人気なのは「ヤギ肉料理」や「おこわご飯(コムチャイ)」。地元で採れた野菜を使った料理も多く、ヘルシーで食べやすい味わいです。
午後は、ニンビン観光の名物手漕ぎボートクルーズへ。「チャンアン」は世界遺産に登録された美しい景勝地です。

小舟に乗り込み、川面をゆっくり進むと、石灰岩の奇岩群が両岸に迫り、絵画の中を進むような感覚に包まれます。途中には洞窟が点在し、鍾乳洞のトンネルをくぐり抜ける体験も。
洞窟は非常に狭く、頭がぶつかりそうになりスリル満点!たっぷり1時間クルーズを楽しみましょう。
ハノイへ帰着〜ディナーはピザへ

画像出典:https://www.facebook.com/Pizza4Ps/
夕方にはハノイへ戻り、ホテルに到着。少し休んだあとは名残惜しいですが最後の夕食を楽しみましょう。
自然と歴史を満喫した1日の締めくくりには、少し気分を変えてハノイで話題のピザディナーがおすすめです。日本人が手掛けるピザチェーン「4ps」はベトナム国内に20店舗以上構える人気店です。
地元野菜やハノイ産のチーズを使ったオリジナルメニューも多く、どれも優しい味わい。旅の終盤に、胃にも心にも優しい“ほっとする美味しさ”を楽しめます。
4日目は市内観光とスパで癒しのひとときがおすすめ
4日目は、旅の締めくくりにふさわしい「癒しの日」。観光や移動で疲れた体をゆっくりといたわりながら、ハノイらしい静かな時間を過ごしましょう。

市内観光でおすすめは、ホーチミン廟と文廟です。まず訪れたいのが、ハノイの象徴ともいえるホーチミン廟。ベトナム建国の父・ホーチミン主席を祀る霊廟で、荘厳な雰囲気が漂う場所です。
正面には衛兵が常駐し、静粛な空気の中で多くの人々が参拝に訪れます。建物の外観は花崗岩と大理石で造られており、重厚で力強い印象があります。早朝の国旗掲揚は必見です。
広々とした庭園や池も整備されており、ゆっくり歩きながら静けさを感じられるスポットです。

次に訪れたいのが、ベトナム最古の大学として知られる文廟(ヴァンミウ)。1070年に孔子を祀る学問の殿堂として建てられ、歴代の王族や学者たちが儒教を学んだ場所です。
門をくぐると、手入れの行き届いた中庭と蓮池が広がり、喧騒を忘れるような静かな空間が続きます。敷地内には、当時の合格者の名前が刻まれた「石碑(亀の台座)」が並び、
学問の象徴として、現在でも多くの学生や受験生が合格祈願に訪れますのでアオザイを身につけた人たちもたくさん見ることができますよ。
最後は癒やしのスパとショッピング

最後に、ベトナムならではの格安なスパもおすすめです。フライト前はさっぱりしたいですよね、おすすめは、アロマトリートメントなどの長めのパッケージ。シャワーや湯船を完備したスパもたくさんあります。
スパで心身を癒したあとは、ホアンキエム湖沿いのカフェでリラックスしたり、ショッピングを楽しんだり。お気に入りのカフェを選んで、窓際の席に座り、旅を振り返る時間を作るのもおすすめです。
フライト時間に合わせて、夕方には空港へ。渋滞を考慮して、出発の3時間前にはホテルを出ると安心です。
まとめ

ハノイのシニア向け旅行は、「静けさ」「歴史」「癒し」の三拍子が揃った大人のための旅。にぎやかなホーチミンとは異なり、ゆったりとした時間が流れる街。
古都ならではの落ち着いた街並み、緑に囲まれた湖、優しい人々、そしてどこか懐かしい空気感が、シニア世代の方々にとって心地よい旅になると思います。
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