
皆様こんにちは!ホーチミン在住スタッフです。ベトナム歴もついに12年目に差し掛かろうとしているところ。改めて今回はクチトンネルをご紹介したいと思います。
ホーチミン観光で定番人気の「クチトンネル」。ベトナム戦争時代に実際に使われていた巨大地下要塞であり、「せっかくホーチミンへ来たなら行ってみたい」と考える人も多いスポットです。
そこでよくいただく質問があります。
「クチトンネルって自力で行けますか?」
そしてもう一つ。
「ツアーって直前でも申し込めますか?」
現地旅行会社のスタッフとして先に正直に答えると、クチトンネルは自力でも行けます。長時間のローカルバス移動になりますがそれも楽しめる人なら楽しめると思います。
今回は、クチトンネルへ自力で行く方法、実際の難易度、そして当日・直前ツアー事情まで、現地スタッフ目線で正直に解説していきます。
| 当記事は現地在住スタッフの体験や最新情報に基づき作成しています。交通状況や料金等は変更される場合がありますので、最新情報は各施設・サービスにてご確認ください。 |
目次
クチトンネルは自力でも行けます【結論】
まず結論から。クチトンネルは自力でも問題なく行けます。実際、ローカルバスを使って個人で訪れる旅行者も珍しくありません。ただし、「ホーチミン市内から電車一本で楽々アクセス」みたいな観光地ではありません。
クチトンネルはホーチミン中心部から約50〜70km離れた郊外にあります。道路事情や渋滞次第ですが、片道およそ1時間半〜2時間。つまり、思った以上に遠いです。
さらにホーチミン特有の交通事情、暑さ、現地ガイド問題などもあり、単純な距離以上に体力を使う観光地でもあります。正直に言うと、「行けるけど、ラクではない」というのが現地スタッフの本音です。
クチトンネルへ自力で行く方法
では実際に、自力で行く場合の方法を紹介します。
主なアクセス方法は以下の3つです。
- 路線バス
- Grab・タクシー
この中で旅行者に現実的なのは、ほぼ路線バス一択です。ベトナムのタクシーは安いとはいえ、さすがにクチトンネルまで行ってくれるタクシーはほとんどありません。
なぜなら、帰り道でタクシーに乗る人がいないからです。残念ながらタクシーやグラブを呼んでもほぼ100%捕まらないと思います。そこで登場するのが路線バス。クチトンネル方面行きのバスは非常に多く、20分に1本くらいで直通に近いバスが出ています。
バス停はどこ?

バスの乗り場は市内に沢山ありますが、おすすめは始発の9/23公園に併設したファングーラオのバスターミナルです。ここからなら、クチトンネルへ通じる13番、79番、33番すべてのバスにスムーズに乗ることができます。
おすすめは定番の13番でクチのバスターミナルにいき、そこから79番でクチトンネルの目の前まで行くルートかな。とりあえずクチのバスターミナルにつけば、クチトンネルと伝えれば運転手が教えてくれます。
筆者も2回ほどローカルバスでクチトンネルに行きましたが、バス移動が苦痛にならないのであれば充分バスでも行くことができます。
バスの料金は?

バスの料金は大人一人あたり合計で100円くらいです(笑)ベトナムのバスの料金は基本的に一律料金なので、ホーチミン市内であればどこまでいっても50円くらいです。実はクチってホーチミン市なんですよ。
お目当ての番号のバスに乗ったら、切符売りの方が同乗しているので、その方に支払うだけ。基本的に現金なので小銭があると便利です。
バスを調べるには

ベトナムでバス旅を楽しむときはローカルアプリの「バスマップ」が必至です。なんと日本語対応!リアルタイムで近くのバス停や、時刻表を表示してくれます。バス専用のGoogleマップみたいなもの。
これさえあれば、行き先にcuchiと入力するだけで次のバスのノリ場所、降り場所、時刻表まで全部表示してくれます。
事前に日本でインストールしておきましょう。ベトナム到着後にもインストールは可能ですが、電話番号認証が必要な場合があり、うまくインストールできないことがあります。
グーグルプレイ:BusMap – Xe buýt & thanh toán
アップルストア:BusMap – Xe buýt & thanh toán
クチまでのバスの楽しみ方

バスの楽しみ方はとくにないかな、、日本よりもルールは緩いのでバスの車内で食事をしても何も言われません。
ただしお喋りのしすぎとアルコールは公共マナーに反するので控えましょう。基本的に市民の足なので、静かに乗っていることが求められます。
クチに着いたら

バスを乗り継いでクチトンネルに着いたら入場料を支払います。入場料は一般で入る場合は125,000VND(約800円程度)です。入口にチケット売り場があるのですぐにわかると思います。
チケットにはトンネルの入場料やビデオの鑑賞料金、現地ガイドによる英語の案内が含まれています。チケットがないと絶対に入場できないので注意しましょう。
帰り道は

帰り道は基本的に来た道を戻るだけになります。途中で射撃場なども寄ることができますが、射撃場行きのバスはないので、ここだけは徒歩20分くらいになります。
クチトンネル周辺にはグラブドライバーもちょこちょこいるので、グラブが見つかればあとは楽ちんです。中にはホーチミンまで行ってくれる人もいるので、帰りは楽しよ、みたいなこともできます(保証はできませんが…)
バスでも行けるが正直ハードル高め
このように「できるだけ安く行きたい」という人は、路線バス利用も可能です。運賃は非常に安く、数万ドン程度で到着できます。ただし正直に言うと、初めてのホーチミン旅行ではかなり難易度が高めです。
乗換、待ち時間、交通渋滞、そしてベトナム語中心の案内。さらに炎天下の移動も加わります。バックパッカー的な冒険を楽しみたい人には面白いですが、純粋に観光を楽しみたい人にはあまりおすすめしません。
せっかくの歴史遺産だから日本語ガイドで

ここからは、現地旅行会社スタッフとして少し本音を話します。クチトンネルは自力でも行けます。ただし、実際に行った旅行者からよく聞くのが、普通だったという意見。
しかし絶対にそんなことはありません、クチトンネルは、ただ穴がある観光地ではありません。ベトナム戦争時代に実際に使われた地下要塞であり、作戦会議室、キッチン、病院、生活空間まで備えた歴史遺産です。
つまり、この場所の本当の面白さは「背景」にあります。現地には英語ガイドや展示もありますが、個人で回る場合は断片的な理解になりがち。
「これは何の穴なんだろう?」
「なぜこんな構造になっているの?」

そんな疑問が残ったまま終わってしまうケースも少なくありません。日本語ガイドならこれらの歴史の説明や、質問にも答えてくれます。実際、ツアー参加者と個人観光では満足度に差が出やすいスポットだと思います。
アクティビティ重視のメコンデルタなら英語ツアーでも良いかもしれませんが、歴史あふれるクチトンネルは特に日本語ガイドで行っていただきたいところです。
日本語ガイドのツアー代金は42ドル。日本円で6,000円ちょっとくらい。ちょっと良い居酒屋にいくことを一回我慢するだけいいんです。
クチトンネルにツアーでいってきた感想はこちらから。旅ならではの出会いが楽しかった。
クチトンネルツアーは直前・当日でも申し込める?
ここもよく聞かれる質問です。結論から言うと、直前や当日でも申し込みできる場合はあります。実際、ホーチミン滞在中に急に予定変更をして、「明日クチ行きたい」という相談はかなり多いです。
半日ツアー・混載ツアーであれば、空席がある限り前日や当日予約できるケースも珍しくありません。ただし、これはあくまで「空きがあれば」です。繁忙期や連休、年末年始などは状況が変わりますので予約しましょう。
現地旅行会社スタッフの本音

では最後に自力とツアー、どちらがいいのか?現地スタッフとして正直に答えます。とはいえ、こればかりは旅のスタイル次第だと思います。
冒険好きなら自力も十分あり
自分で交通手段を調べ、現地の空気を感じながら移動したい。多少のトラブルも旅の一部。そんなタイプなら、自力観光は十分ありです。自由度も高く、自分のペースで回れる魅力があります。バスで向かい、ゆっくり見学して帰る。こういう旅が好きな人には向いています。
時間効率と理解度なら正直ツアーが強い
一方で、
- 短期旅行
- 暑さや移動疲れを減らしたい
- 歴史背景をしっかり知りたい
- 移動を全部任せたい
こういう人には、正直ツアーのほうが満足度は高いと思います。送迎付き、ガイド付き、移動ストレスなし。特にクチトンネルは「話を聞いてこそ面白い場所」なので、日本語ガイドの価値はかなり大きいです。
クチトンネル観光は「旅スタイル」で選ぼう

クチトンネルは、自力でも行けます。ただし、それなりに距離があり、移動も楽ではありません。一方でツアーは、移動・ガイド・時間効率を考えるとかなり合理的。
冒険を楽しみたいなら自力。効率良く深く楽しみたいならツアー。ぜひ自分に合った方法で、ベトナム戦争のリアルを感じられるクチトンネル観光を楽しんでください。







