アンコールワットのナイトマーケットでオススメのお店とその理由をご紹介します。

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世界遺産アンコールワットがあるシェムリアップには大小様々なお土産物ショップがあります。

 

シェムリアップにある5つのナイトマーケット

シェムリアップには全部で5つのナイトマーケットがあります。

1.アンコール・ナイトマーケット

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シェムリアップにあるナイトマーケットの中で最も歴史あり、元祖ナイトマーケットと呼ばれるのが「アンコール・ナイトマーケット」です。大きく2つのエリアに分かれており、約200軒の土産物屋がびっしりと並んでいます。カンボジア土産の大定番であるTシャツやシルク製品を取り扱う店舗、手工芸品店や民芸品店のほか、スパイスショップ、アロマショップなどローカル市場のオールドマーケットなどよりもオシャレな品揃えの店が多いです。

 

2.ヌーン・ナイトマーケット

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アンコール・ナイトマーケットの目の前にある土産物市場です。約100軒の土産物店が並び、貴金属、衣料品、シルク、雑貨など品揃えは他のマーケットとほぼ同じですが、小さな店舗が密集しているため、市場内は比較的通路が広く見やすいです。

 

3.シェムリアップ・ナイトマーケット

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小規模なナイトマーケットで、シヴァタ通り沿いにあります。屋根付きのため雨季でも歩きやすいです。しかし、売られているお土産は他のナイトマーケットで売られているものとほとんど同じです。

 

4.シェムリアップ・アートセンター・ナイトマーケット

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ウェア、宝石店、土産物店、マッサージ店、レストラン、バーなどが一堂に会した外国人旅行者向けの大型マーケットです。「ナイトマーケット」と名前は付いていますが、一部の店舗は昼間から営業しており、屋根があるので雨天時でも問題なく営業しています。大型バスが停車できるスペースがあることから、団体客などにも人気で、夕方からは特に賑わいます。

 

5.フルムーン・ナイトマーケット

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シヴァタ通りと国道六号線の交差点から歩いて2分の場所にある、ナイトマーケット。

小規模ですが、シェムリアップ随一の大きさを誇るショッピングモール「Lucky Mall」に近いため、時間がなくお土産物を一気に購入したい人向けです。

 

断トツでオススメはアンコール・ナイトマーケット!

シェムリアップのナイトマーケットは全部で5つほどありますが、一番のオススメは「アンコール・ナイトマーケット」です!

その理由として

1.日系のお土産物ショップが集まっている(後述)

2.アクセスが便利

3.お土産物の種類が多い

この3点が挙げられます。

それでは、次にアンコール・ナイトマーケットにあるオススメのショップを紹介していきます。

アンコール・ナイトマーケットにあるオススメショップまとめ

オススメナイトマーケット

それでは、早速アンコール・ナイトマーケットにあるオススメショップを紹介していきたいと思います。

 

Raksmey Sorya+Saboo Sabay(ラクシュミーソリヤ+サブーサバイ)

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まずはじめに紹介させていただくのは、”支援に頼るのではなく、自分たちのできることで人に喜んでもらいたい”という思いから立ち上がった孤児院発のブランド「Raksmey Sorya(ラクシュミーソリヤ」と、100%天然成分で出来たクメールハーブ(カンボジア産ハーブ)を活かした石鹸やアロマオイルなどを取り扱う「Saboo Sabay(サブ―サバイ)」の2店舗です。

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Raksme Soryaで作られているブレスレットやネックレス、ピアスなどは全てソック孤児院で生活をしている子どもたちによって全てハンドメイドで作られています。

 

孤児院というと、支援で成り立っているというイメージが強いですが、かつてソック孤児院もその1つでした。しかし、様々な国のNGOや個人・団体様の支援が徐々に無くなっていき、自分たちで何とかしないといけない状況まで追い込まれてしまったと言います。

後藤勇太さん

そんな中、孤児院の子どもたちからの助けを求められて立ち上がったのが、日本人の後藤勇太(ごとうゆうた)さんです。後藤さんは私財を投げ売って、現在35人の孤児院の子どもたちのお父さん兼お兄さん生活をスタートされました。孤児院をサポートしながら、子どもたちが手がけた作品をプロデュースされています。子どもたちが生活している孤児院を訪問するツアーもご用意させて頂いておりますので、ご興味がある方は下記リンク先をご確認くださいませ。


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実は、カンボジアでは質の高いスパイスやハーブを採ることができ、普段の料理や伝統的な療法として現地の人々の生活に根ざしています。特に、”クル・クメール”と呼ばれる専門的知識を有する医療師が薬用植物を薬として調合するハーブ療法は、古来よりカンボジア人の日常に取り入れられてきました。

 

アロマオイル

Saboo Sabayでは、古来より伝わるハーブ療法を元に、良質なクメールハーブを使った石鹸を作っていますが、素材本来の美容成分を損なわないよう”コールドプロセス製法”という、これもまたカンボジア伝統の作り方によって製造されています。この製法は、38〜40℃前後の低温でじっくり時間をかけて石鹸化していき、約2ヶ月間かけて自然乾燥をすることで熟成させるので、大量生産することができず、より希少価値の高い贅沢な仕上がりになっています。

▶Raksmey Soryaの公式HPはコチラ◀

▶Saboo Sabayの公式HPはコチラ◀

 

Ashi(亜紙)

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特別な人へのプレゼントにぴったりなのがAshi(亜紙)のアイテムです。バナナの木から作られるバナナペーパーを素材にしたコースターやポーチ、バッグなどは全て1つ1つ手作業で生み出されています。

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Ashiが所属する一般社団法人「KUMAE(クマエ)」はカンボジア王国シェムリアップ州にあるゴミ山で働く村の人々の生活水準・教育水準向上を目的とした雇用事業と教育事業を展開しています。

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老若男女問わず使える豊富なデザインを取り揃えており、友人だけでなく自分用のお土産にもお薦めです。和紙のようにあたたかみあり、可愛らしいデザインというだけでなく、この素材に使われているバナナペーパーのすごいところは、水に濡れても破れないということです。触ってみるとわかるのですが、薄くても繊維同士の結びつきが強固なため、ちょっとやそっと乱暴に使ったとしても敗れることはありません。

 

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使えば使うほど味がでる革製品のように、自分で演出できる色合いの変化がお楽しみいただけます。

 

▶Ashiの公式HPはコチラ◀

 

NATURAL VALUE(ナチュラルバリュー)

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カンボジアでは大量に生えた水草(ヒヤシンス)による水害が発生しており、人々の生活に悪影響をもたらしています。

そんな水草を使いオシャレなカゴバックやポーチを作っているブランドがある。その名も、「NATURAL VALUE(ナチュラルバリュー)」です。

ナチュラルバリューはNPO法人「GLOBE JUNGLE(グローブジャングル)」が2014年に始めたプロジェクトの1つで、

水害の原因となり捨てられるだけの水草を活かすだけでなく、カンボジア人の女性たちが自立して生計を立てられるようになる支援をしています。

 

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水害をもたらしているエリアを中心に採取された水草は、一度天日干しされ完全に干上がってからバックに使用されます。

そのバックを頑丈に作るためには一つ一つ丁寧に編み込んでいく必要があり、1つのバッグを作るためには全て完全手作業で3日間を要するとのことです。

そうして作られたカゴバッグはとてもかわいいだけでなく、ちょっとした重い荷物も運べるほど頑丈な1品です。

 

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数あるアイテムの中でもナンバーワンの人気を誇るのが、こちらのポーチ。底には自立しやすいように水草が使用されています。

可愛らしいパステルカラーの布地はカンボジアの伝統布クロマーで出来ており、縫い付けられたコルクには、「NATURAL VALUE」のロゴが焼印されています。

女性なら自分用のお土産としても買っておきたいくらい可愛らしいですね。

 

▶NATURAL VALUEの公式HPはコチラ◀

 

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Shippos(シッポス)

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shipposは、約40年前の内戦で人だけでなく多くの物を失うことになったカンボジアで、「カンボジア発の新しいヴィンテージ物を作る」というコンセプトを掲げて日夜アイテムを作り続けているブランドです。

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革を使用したオリジナル雑貨をメインに取り扱っており、スマートフォンケース・キーホルダー・マネークリップ・名刺入れ・長財布など、実用的でオシャレなデザインのアイテムを取り揃えています。

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shipposとは、”unsophisticated(荒削りな)” という単語から由来する造語でです。カンボジア人の若きクリエーターたちによる、”粗削りだけどどこか繊細な感性が光る”雑貨たちと、shipposのオーナー兼クリエーターの日本人シンさんが生み出す、こだわり抜かれた商品が店頭に並べられています。

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Shipposが手がけている「FORKS FOR FOLKS」というブランドでは、内戦時代から残った負の遺産である地雷や銃弾といった武器を、実用的なアイテムに生まれ変わらせています。人を殺すために作られた武器が、フォークやスプーンといったような(食べることで)人を生かすために生まれ変わらせるというアイデアは、外国人だけでなく地元民にも深く感謝され、応援されています。

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ナイトマーケットにある店舗では、実際に銃弾から作られたフォークやスプーンなどの食器類を購入していただきます。購入された資金は、地雷除去にあたるカンボジア人の人々の活動資金として寄付されます。

▶Shipposの公式HPはコチラ◀

 

HARI HARA(ハリハラ)

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カンボジア発のオリジナル製品を制作・販売されている「HARI HARA(ハリハラ)」も見逃せません。

日本人デザイナー兼オーナーが自ら織物工房に出向き、選ばれた布を使ったアイテムはどれも可愛らしさ満点です!

ちなみに、店名のHARI HARA(ハリハラ)とはインドの神話に出てくる創造神ヴィシュヌと破壊神シヴァが合体した神様の事らしく、別名はアイヤッバンと呼ばれるそうです。

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一番の人気商品はアンコールワットが描かれたホワイトTシャツ!上下逆さまに描かれているTシャツは男女問わずに着やすいデザインです。

ネイビー色のシャツはクロスステッチ風に描かれたアンコールワットがレトロチックでこれまたユニークな仕上がりになっていてオススメです。

 

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カンボジアの土から作られたセラミックピアスは2種類あり、ハンドメイドの温かみのあるデザインは可愛らしさとオシャレを両立させています。

 

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他のお土産物ショップではあまり見かけない、カメラのストラップはキュートなチェック柄でカメラ好きならマストバイです!

 

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カンボジア伝統布クロマーを使用したハンドタオルなどもあり、汗っかきな僕も愛用しています(笑)

 

▶Hari Haraの公式HPはコチラ◀

 

まとめ

まとめナイトマーケット

いかがでしたでしょうか。

アンコールワットのお膝元シェムリアップのナイトマーケットでオススメのお店を紹介させていただきました。

どのお店もそこにしかないオリジナルのアイテムを販売しており、ついつい買いすぎてしまうかもしれません(汗)

 

お土産物といえば、お菓子などの無難な物を選びがちですが、食べたら終わり。あとには何も残りません。。。

せっかくお土産を買うのなら、その国に行ったことを思い出せるようなアイテムを1つくらい買っておきたいと思いませんか?

今回ご紹介させていただいたおみやげショップはどれも、ここカンボジア・シェムリアップでしか買うことの出来ないものばかりです!

ぜひぜひ、ご友人だけでなく自分用のお土産物もセレクトしてみてくださいね♪

 

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