ハロン湾宿泊船最高級ボート『エラクルーズ』体験記!世界遺産でボートの宿泊し、至高の時を楽しめます。家族にもカップルにもオススメ!


みなさん、シンチャオ!ハノイ支店のあずまです。
本日は、数多くある宿泊ボートの中でもちょっぴり高級志向の「ERA CRUISE(エラクルーズ)」を紹介します。
TNKスタッフである私が実際に一泊二日で体験してきました。
ちょこちょこ挟む私の失敗談とともに、どうぞご覧くださいませ。

エラクルーズとは一体なんだ?!


今回ご紹介するエラクルーズは、2017年12月に完成した高級仕様のクルーズ船です。
エラクルーズは、ハイフォン市カットハイ港から出航し、ランハー湾でのクルージングです。
カットハイ港はハノイ市内からおよそ車で2時間ほど、通常のハロン湾メインエリアにあるトゥアンチャウ港よりも30分~1時間ほど移動時間が短縮されます。
エラクルーズでは、革張りシート・USBポート付のリムジンカーで送迎をしますので、移動も快適です。

※こちらの写真はイメージです。

あずまは爆睡していたのでアッッッという間に到着でした。
またランハー湾はハロン湾メインエリアに比べ、宿泊ボートの数が少ないので静かに景色をお楽しみいただけるのも魅力です。
景観自体はハロン湾メインエリアとなんら変わりませんので、ご安心を。
「絶対にハロン湾がいい!!!」なんてこだわりがない人には、あずまは断然ランハー湾推しです。

一泊二日エラクルーズではこんなことをします。

カヤッキング
さて、エラクルーズでは一体どんなことをするのでしょうか。
一泊二日のその全貌を明かしていきます。

DAY1

9:00頃 ハノイ旧市街地のホテルでピックアップ
11:30 カットハイ港へ到着、ラウンジで少し待機していただきます
12:30 エラクルーズに乗船、出航です
13:15~14:30 ボートスタッフによるブリーフィング、ランチ
15:45~17:00 カヤッキング&スイミング
17:00~18:45 ハッピーアワー
18:00~18:30 クッキングクラス
19:15~20:20 ディナー
20:20~23:00 自由時間 イカ釣り、スパ、ミニシネマで映画鑑賞、セカンドハッピーアワーetc

DAY2

6:15 太極拳教室
6:30 朝食
7:10~8:15 現地のバンブーボートに乗り換え、サントイ洞窟を目指します。
9:15~9:30 受付にてチェックアウトをした後にブランチ
11:00 エラクルーズから下船
11:45~12:00 ラグジュアリーバンへ乗車
14:00~14:30 ハノイ市内へ到着

ほかのボートに比べ、アクティビティが控えめでゆったりしたスケジュールとなっています。

流れる奇岩の景色と共に楽しむ食事。

ちき
クルーズ中のお食事は、1日目の昼食、夕食、2日目の朝食とブランチの4回です。
昼食は軽め、と夕食はしっかりめのセットメニュー、朝食、ブランチは種類豊富なバイキング形式となります。
朝からアクティビティがあるので、朝食とブランチを分けてくれているのは嬉しいポイントです。

メニューは固定ではないようですが、フレンチベトナミーズのセットメニューを頂きました。
蒸し海老、フライドシュリンプ、イカのフリッター、と海鮮がメインではありましたが、チキンのソテーやパスタ、パンプキンスープ、ベトナム料理の定番パパイヤサラダなども出されました。

このフライドシュリンプが美味しかったです😋

わたしは一人で参加したので、端っこのテーブルでひっそりと頂きました…。
食事の提供スピードもテンポよく、ウエイターさんたちの態度も良かったです。

レストランの雰囲気も抜群によく、特別な夜にぴったりです。
私が参加した日は、彼女へのサプライズを計画していたカップルがいて、エラクルーズから花束とケーキのプレゼントがありました。素敵ですね♪
こんな素敵な空間でサプライズされたら、嬉しくないはずがない!

アクティビティで自然を味わえちゃいます。

ボート選びのかなり重要なポイントのうちのひとつ、それがアクティビティです。
船によって、鍾乳洞見学、カヤッキング体験、など様々なものがあります。
エラクルーズでは、以下のようなアクティビティをご用意しております。

カヤッキング&スイミング


カヤッキングで小さな島のビーチを目指します。
カヤッキングをご希望でない方は、テンダーボートに乗り換えダイレクトに島へ直行です。
大型船もクルーズする大海原へ、小さなカヤックで突入!迫力とスリルがあります。

極度の運動音痴の私はテンダーボートに乗る気満々だったのですが、1人参加の私を気遣った英語ガイドが「カヤック楽しもうよ!」と半ば強引に誘ってくれました。(笑)
(あずまは服がビッシャビシャになったので、濡れていいお洋服でのご参加してください。)
水着をお持ちの方は、ビーチでスイミングを楽しむこともできます。

バンブーボート

真っ暗な洞窟に次々とボートが吸い込まれていきます…。

現地の方が漕ぐ小さなバンブーボートに乗り、サントイ洞窟を訪問します。
洞窟の中は一点の光も見えず、船頭さんどうやって漕いでんだ…って感じです。
朝早くの出発ですが、空気も綺麗で、特別な景色が楽しめます。
運が良ければ、カットバ島に60頭ほどしか生息しない、貴重なカットバラングールを見ることができるかも…。

私が訪れたときは偶然にも「え、これほんとに絶滅危惧の保護動物?」というくらい、わんさかいました。

その他のアクティビティ

夕方、夜と2回に2回行われるハッピーアワー、ハロン湾を眺めながらのビールは格別ですね。
その他、イカ釣りやクッキングクラス、太極拳体験、ジムで運動、デッキのミニシネマでは映画も観れます。

有料ですが、スパも設備されており、私はカヤッキングでくたくたの体を癒してもらいました。
アクティビティは自由参加なので、参加せずにお部屋でリラックスするのももちろんアリですね。

エラクルーズのお部屋は、まさにリラックス空間。


今回私が宿泊したのは、「キングテラススートルーム」一部屋あたり$440~のお部屋です。(※2020年3月22日時点での料金)
エラクルーズの中では下から2番目のランクのお部屋ですが、十分満足できる内容でした。
アメニティはもちろん、飲料水、フルーツも準備され、清掃も行き届いていました。
エラクルーズは全室バルコニーとバスタブ付きなので、バルコニー、シャワールームからでさえもハロン湾を眺めることができます。

室内インテリアは無駄なものがなく、シンプルな色調・デザインで統一されています。
船の部屋ってなんだか狭そう、と思う方もいらっしゃるかと思いますが、エラクルーズのお部屋は全室バルコニーがある上に大きな窓からもハロン湾を眺めることができるので窮屈さはあまり感じません。
朝起きたらちょうど目の前に奇岩と朝日の光景が広がっていて、感動しました。
日帰りボートでは絶対に拝むことができない、宿泊ボート最大の魅力です!。

沖へ出てしまうとインターネットは利用できませんが、その分景色を楽しんだり、バルコニーで読書したり、思い思いの素敵な時間を過ごすことができます。

クルーズにはどんな持ち物が必要?


宿泊クルーズに持って行くことをおすすめする持ち物を紹介します。

パスポート

宿泊船はホテル同様にパスポートがマストで必要です。
原本を必ずお持ちください。

着替えは少し多めに

上でも書いてあるようにアクティビティで濡れることもあります。
カヤッキングのあとのディナータイムでは、少しだけ綺麗目なお洋服に着替えている方が多かったです。
アクティビティ用の動きやすい服、それと別にお洋服をご用意されることをおすすめします。
(あずまは着替えが足りなくて、寝巻用のスウェットでディナー会場へ向かいました。浮いてました。)

ビーチサンダル

カヤッキング中に小さなビーチを訪れるので、その際に使いたいですね。
(あずまはスニーカーで行ったので、ボートに戻ったときに床を泥まみれにしました。ボートスタッフの皆さん、その節はどうもご迷惑をおかけしました。)

インターネットがない状況で退屈しのぎになるもの

さっきも言ったのですが、船上はインターネット極貧状態になります。
少し時間があるときなんかにバルコニーで読書ができれば、とっても充実した時間になるのでは…と思います。
普段読書をされない方も、たまには気分転換にいかがでしょう。
(あずまは読書が苦手中の苦手なので、NETFL〇IXで映画をダウンロードして挑みました…!)

エラクルーズはこんな方にオススメです。


エラクルーズはアクティビティも多くはなく、ゆったりとしたスケジュールとなっております。
なのでご年配の方も無理なくご参加いただくことができると思います。
アクティビティよりもお部屋やデッキでゆっくり景色を楽しみたい、という方にもぴったりですね。
実際私が参加した日も、落ち着いた雰囲気の欧米人カップル・夫婦が多かったです。
個人的には、恋人とロマンチックな時間を過ごしたい…という方に推したいボートです。
逆にお子様連れのご家族、ハロン湾を楽しみたい!というアクティブな方たちには、少々物足りないと感じるかもしれません。

大きなスーツケースの持ち込みはできるかしら。と心配の方もいらっしゃるかと思いますが、もちろん大丈夫です。
ボートのスタッフが全て運びますので、心配はご不要です。
ただお荷物の個数があまりにも多い場合は、移動のリムジンカーに乗りきらない場合がございます。
そのような場合はお気軽に弊社へお問合せくださいませ。

あずまの総合評価


ハロン湾は初めてじゃないから~と舐めてかかったあずまは、失敗しまくりでした。
それでもエラクルーズのスタッフはみんな、礼儀正しく優しかったです。
クルージングはあっという間で、2日目の朝のお別れの時全力で手を振りました。
初めて見た外にいたおじさんにも手を振りました。
高級志向ながらも、フレンドリーでちょっぴりベトナムらしさも感じられるエラクルーズ、最高の船旅でした。
また行きたいなあ。

少しでも気になった方は、以下よりエラクルーズの詳細をチェック!

ハノイへお越しの皆様、お時間に少し余裕があるようでしたら、是非とも宿泊船・エラクルーズにご参加ください。
温かいおもてなしを受けられること、間違いなしです!

以上、あずまでした。

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