2023年、ベトナム南部最大の都市・ホーチミン市は、コロナの規制の完全撤廃や観光ビザの大幅緩和により、世界中の旅行者が集まってきています!
この記事では2023年最新の観光情報をもとに、現地在住スタッフが3泊4日でホーチミン市を味わい尽くすプランをご紹介します。定番から最新の人気スポットまで網羅していますので、ぜひご参考ください!
当記事は、ベトナム在住のスタッフが実際の体験に基づいて作成しています。個人の主観による情報ですので、記事の内容が原因となるトラブルなどについては、当社では責任を負いかねます。ご理解いただけますようお願いいたします。 |
1日目:ホーチミン到着とプチパリエリア散策!夜は定番ベトナム料理の有名店へ
日本(東京)からホーチミンに飛ぶ飛行機のほとんどが午後から夕方にかけてホーチミン市内に到着します。到着初日からアクティブに活動しましょう!
1日目午後:ホーチミン到着〜ホテルに移動
朝日本を出発した場合、ホーチミンに到着が15:00〜19:00頃になります。夕方のタンソンニャット空港から市内中心部への移動ですが、「Grab(グラブ)」を手配するか、事前に空港送迎をブッキングしておくことをおすすめします。
東南アジアの中でも比較的治安の良いホーチミンですが、ぼったくり、ひったくり、スリなどの軽犯罪は多いです。特に空港から市内まで移動するタクシーでは、ボッタクリが頻発しています。空港で声をかけてくる怪しいタクシードライバーにはついていかないようにくれぐれもご注意ください。
「Grab(グラブ)」の利用方法や、おすすめの移動方法は下記記事で詳しくご紹介しています。ぜひこちらも合わせてご参照ください。
1日目夕方:ホーチミン市内散策
ディナーの時間まで時間がある場合は、夕方のホーチミン市内を散策しましょう。初日の散策でおすすめのエリアはグエンフエ通りとドンコイ通り、オペラハウス周辺です。
このエリアは道幅も広く、道路も綺麗に整備されているため、非常に歩きやすいエリアとなっています。フランス統治時代の建物がたくさん残っており、ホーチミン市が「東洋のパリ」と呼ばれる所以を感じることができるでしょう。
1日目ディナー:定番で外さないベトナム料理の有名店へ!
1日目は早速ベトナム料理を楽しみましょう。ホーチミンのベトナム料理の有名店といえば、「ニャーハンゴン」です。世界中の旅行者で賑わう定番のお店で、味、サービス、衛生面、内装などが充実していて安心です。
価格帯は、ベトナム料理では「高級」と呼ばれる価格帯です。一品一品の値段は1,000円くらいかな。古今東西ありとあらゆるベトナム料理が揃っているので、とりあえずここに行けば間違いなしです。
1日目アフターディナー:ルーフトップバーで乾杯
ディナーのあとに余力がある方は、「ルーフトップバー」がおすすめです。ベトナムのルーフトップバーは基本的にドレスコードがありません。カジュアルなスタイルで楽しめるお店ばかりです。
筆者のおすすめは「ソーシャルクラブ」です。中心部の外縁に位置するこのバーからは、中心部のきらびやかな夜景を一望することができます。「バニラ・スカイ」というオリジナルカクテルが淡いピンク色で南国感あっておすすめです。
2日目:メコンデルタ&クチトンネルツアーに参加!夜はアクティブにバックパッカー街へ!
2日目は、日帰り観光地として有名な「メコンデルタ」と「クチトンネル」を1日で制覇しましょう!この二箇所はホーチミンに来たら外せません。
道路の発達で、これまで、でどうしても2日必要だった2大観光地に1日でいけるようなりました。
2日目午前:オプショナルツアーでクチトンネルへ
クチトンネル&メコンデルタツアーでは、まず最初にクチトンネルへ向かいます。クチトンネルは、ベトナム戦争時に使用された地下トンネルの名称です。1960年代から1970年代のベトナム戦争時に、南ベトナム解放民族戦線(通称ベトコン)がゲリラ戦術を行うために使用されました。
ベトナムによる華々しい勝利を称える施設となっており、暗い雰囲気はありません。ガッツがある方は、現地ガイドが無料で案内してくれるトンネル内の観光もおすすめします。かなり狭いですが、学ぶものがたくさんあります。
2日目ランチ:メコンデルタの郷土料理
クチトンネルの観光を終えたあとは、メコンデルタで大移動!新しい高速道路で2時間程度でメコンデルタに到着します。メコンデルタに到着してすぐにランチです。
ランチはメコンデルタの郷土料理です。エレファントイヤーフィッシュと呼ばれる奇抜な川魚や、フルーツや生胡椒などを使った南部ベトナムの郷土料理をお楽しみください。
2日目午後:メコンデルタでジャングルクルーズ
午後はメコンデルタ奥地のジャングルエリアへ。メコンデルタは「メコン川の三角州地帯」を指す言葉で、豊かなジャングルや水田地帯が広がっています。
メコンデルタでは、手漕ぎボートクルーズが人気のアクティビティとなっています。
その他にも、ココナッツキャンディー工場やハチミツ農園見学ができ、日本では見ることができない珍しい果物や植物を間近で見ることができます!
ツアーのご予約はこちらから。
2日目ディナー:ストリートフードマーケットへ
クチトンネル&メコンデルタツアーのホテル帰着は夕方19:00頃になります。そこからシャワーを浴びると、活動開始は20:00頃。ディナーはカジュアルにサクッと食べれるところがおすすめです。
おすすめはストリートフードマーケット。2023年にオープンしたばかりの屋台村です。屋台文化をインスパイアしており、小さなお店からテイクアウトして座席で食べるスタイルです。
2日目アフターディナー:活気あふれるブイビエンエリアを散策!
ディナーのあとは、朝までにぎやかなブイビエンエリアの散策に繰り出しましょう。世界三大バックパッカー街に数えられており、とにかく朝までにぎやかなエリアです。
路上に並べ慣れた椅子に座ってビールを飲めば、底抜けの開放感を堪能することができます。
ただし、このエリアはスリなども多いので、歩く時は要注意!飲み過ぎも要注意です!おすすめのお店は、Food & Beer 102 Bui Vienです。
100番台に連なる小さな個人商店街は、周りのビアクラブに比べてビールの価格が5分の1くらいです(笑)
3日目:ゆったり疲れを癒やす市内観光&スパ
2日目はアクティブに過ごしたので、3日目はゆったりホーチミン市内で観光を楽しみましょう。コンパクトな街なので、1日で回ることができます。
市内観光は日本語ガイドツアーがおすすめです。歴史あふれるホーチミンの土地土地をただ眺めるだけはもったいない!日本語ガイドの案内があるからこそ、より深く、楽しく、観光を楽しむことができます。
3日目午前:サイゴン中央郵便局と統一会堂、ベンタイン市場を見学
まずは、サイゴン中央郵便局を見学。サイゴンはかつて南ベトナムの首都であったときの名前です。
サイゴン中央郵便局は1800年代のフランス統治時代に作られた由緒正しき現役の郵便局です。エッフェル塔で有名なエッフェル氏によりデザインされました。
そのすぐ近くにある「統一会堂」は、ホーチミンの歴史の生き証人。フランス統治時代、南ベトナム時代、そしてベトナム戦争終結の地として、激動の時代の常に中心であった建物です。
また、ボッタクリ市場として有名?なベンタイン市場も見学だけならおすすめです。個人的にここでの買い物は、ボッタクリが酷いのでおすすめしません。ただし、場内の食堂は良心的な値段で美味しいので、屋台料理を楽しみたい場合はおすすめです。
3日目ランチ:日本人が手掛けるベトナムの定番ピザ「4ps」へ
3日目のランチは日本人が手掛けるベトナムで最も有名なピザ屋チェーン「4ps(フォーピース)」へ!オープンから10年足らずでベトナム全国で26店舗のチェーン展開を誇る成長を見せています。日本人として誇らしいですね。
4psで提供するピザは、一枚一枚、お店にいる職人が石窯で焼いた本格派です。ランチタイムは市内のどこのお店も混雑しているので、予約をおすすめします。
3日目午後:高島屋周辺でショッピング&カフェ巡り
午後はゆったりとお土産物ショッピングやカフェ巡りを楽しみましょう。お土産物店やカフェが集中しているエリアは、ドンコイ通り、グエンフエ通り、高島屋(TAKASHIMAYA)周辺です。
お土産でおすすめのお店は「サイゴンキッチュ」です。カジュアルなお土産が揃っており、ここに行けば高確率でお気に入りのアイテムを見つけることができると思います。
バラマキ土産は、高島屋地下1階のスーパー「アンナムグルメマーケット」またはコンビニがおすすめです。ベトナムチョコやコーヒー、即席フォー、ジャスミンティー、ドライフルーツが定番です。
3日目夕方:旅の疲れをゼロにするスパ&マッサージ
ベトナム旅行の醍醐味といえば、リーズナブルでハイクオリティな「スパ」です。市内の中心部にはスパやマッサージ店が沢山あります。3日目ともなると、ちょうど旅の疲れが出始めるころ。スパでリフレッシュしましょう。
スパは夕食前の空腹時に行くのが一番おすすめです。おすすめのスパはこちらのご紹介しているので、ぜひ合わせてご参照ください。
3日目ディナー:創作ベトナム料理に舌鼓!シークレットガーデン
3日目のディナーは創作ベトナム料理はいかがでしょうか?ベトナム料理は、世界三大料理のうちの2つである中華とフレンチがミックスした料理と言われています。
近年はベトナム料理をさらに進化させたフュージョン料理が誕生しています。 5分その筆頭と言えるのがシークレット・ガーデン。
定番のお店ですが、料理の実力は頭ひとつ抜けていると思います。個人的に、狭く大混雑している本店よりも2022年にオープンしたばかりのカルメッテ店がおすすめです。
3日目アフターディナー:サイゴンホップオンバスへ!
3日目のアフターディナーは、2階建てバスのサイゴンホップオンバスへ!夜風を感じながらホーチミン市内の夜景をゆっくり眺めることができます。発着地点はサイゴンオペラハウス前。約45分のドライブとなります。
ドリンク持ち込み可。最終便は21:00、料金は一人180,000VND(約900円)です。オペラハウス横のチケットセンターで購入可能です。
ホップオンバスで夜景を楽しんだあとは、ルーフトップバーやクラフトビールバーなど、夜をまだまだお楽しみください。
4日目:最終日は写真撮影スポット巡り&市内散策でやり残しゼロに!
4日目(最終日)は、フライトまでの時間を各々自由に過ごしましょう。人気のインスタ映えスポット巡りや、屋台料理巡り、もう一回スパ!などがおすすめです。これまでにご紹介していないスポットをご紹介します。
インスタ映えスポットとして有名なピンク教会
ピンク協会こと、タンディン教会はその奇抜なピンクカラーから、定番観光地として有名です。教会周辺はかなりローカルなエリアなので、周辺散策も楽しいです。教会の目の前のタンディン市場も見応えがあっておすすめです。
ベトナム式のタイルがかわいいスリタンディユッタパニ寺院
個人的にホーチミンの最強インスタ映えスポットといえばここだと思います。ヒンドゥー教の寺院であるこちらは高島屋のすぐ脇にある小さな寺院。ベトナムを感じるキャッチュなタイルばりが非常に美しいです。
バインミーやフォー、生春巻きの屋台に挑戦!
ベトナムといえばフォーやバインミー、生春巻き、バインクオンなどのストリートフードが有名です。安くてサクッと食べられるローカルストリートフードにもぜひチャレンジしてみてください。
個人的に一番おすすめのお店は「ニューラン」です。バインミーや麺料理などの軽食が、昔と変わらない値段で食べることができます。ビテクスタワーの眼の前、大都会の中にポンと取り残されてしまったようなレトロ感が大好きです。
まとめ 3泊4日のホーチミン旅行のすすめ
以上、3泊4日でホーチミン観光を網羅するモデルプランを作ってみました。東南アジアの活気とフランス統治のおしゃれさが残るベトナム、ホーチミン。
日本からの直行便も数多く飛んでいますので、コロナ明け最初の海外旅行はぜひホーチミンへ!もちろん、現地発のオプショナルツアーは私たちにお任せください。