ハノイから行ける伝統的な村6選!ベトナムのローカルな暮らしと工芸品を見学・購入できるおすすめ穴場スポットをご紹介します。

ハノイといえばバチャン焼き!ベトナムといえばバチャン焼き!ベトナムを背負ってたつ伝統工芸品といえば思い浮かぶ”バチャン焼き”ではありますが、ベトナムにはバチャン焼き以外の伝統工芸品もあるのです。

今回は、定番土産バチャン焼きをはじめとして、ベトナムの隠れた伝統工芸品・伝統工芸品をうみだす村をご紹介します!
ローカルハノイ村の旅、スタートです!

1:ローカルハノイ①千利休も愛用した陶磁器”バチャン村”

やっぱり最初にご紹介したいのは、赤と白と緑が鮮やかなバチャン焼きをうみだす”バチャン村“。バチャン村は、ハノイから車で30分ほどの距離にあります。とっても近い!気軽に行けちゃう距離なので、ハロン湾と一緒に巡るツアーもあります。

バチャン村は、村人の9割が陶器職人・陶器にまつわる仕事をしています。人口は約5000人なので4500人が陶器造りを行なっています。15世紀からの歴史を持つバチャン焼きは、16世紀ごろは日本に輸出されていました。ちょうど日本が鎖国をする時期ですね。

この頃までは、ベトナムと日本は貿易関係にあったのです。(ハノイとホーチミンの間にあるランタンが有名なホイアンには、鎖国以前に日本人商人が住んでいた旧市街がありますよ!)あの千利休も、安南焼という名前で輸出されたバチャン焼きを愛用していたそうです。

ところでこのバチャン焼き、私は赤と白と緑のイメージが強いのですが、一応もっともポピュラーな高級品は菊を描いた青と白の陶磁器のようです。つるっとした表面と鮮やかな色合いは、どことなく有田焼に似ているような気もします……!

現代風に色つけされたカラフルなバチャン焼きはニューバチャン焼きと呼ばれ、リーズナブルなお値段で親しまれています。ちなみに、ホーチミンのkawaiiネイルではバチャン焼きジェルネイルができます。

最高に可愛い!全部手描きで約4千円は破格ですよね……。日本だと1-1.5万円はする。しっかり1ヶ月もったのでジェルネイル派の女の子におすすめです!333ネイルや蓮の花ネイルもあります。全部可愛い。

2:ローカルハノイ②古民家と古城の宝庫”ドゥンラム村”

続いてご紹介するドゥンラム村は、ハノイから車で2時間弱のところにあります。古い街並みが残っているドゥンラム村は、2013年にユネスコからベトナム初の複合世界遺産に登録されました。(川下りと雄大な自然が有名・映画キングコングのロケ地ニンビンも複合世界遺産です!)

村全体が保存されているドゥンラム村。レンガ造りの建物や味のある白塗りの壁と古民家は、ベトナム独特の渋みと豊かさを感じさせます。このレンガはもしかして、バチャン村で焼かれたレンガだったのかな…と思ったり…ゆったりとした時間の流れる村です。

ドゥンラム村の名産は「Keo Lac(ケオラック)」というピーナツ風のおこし風お菓子です。雷おこしみたい……絶対美味しい。私はこういうお菓子とても好きです。飴でかためてある甘いナッツ類は間違いなく美味しいです。

ベトナムの蓮茶か屋台で出てくるジャスミンティーと一緒に食べたら絶対に美味しい。緑茶ともあいそうだし、ベトナムコーヒーと一緒に食べても美味しそう。JICAの支援がはいった豪華版パッケージもあります!

こちらのKeo Lacは個包装なので、バラマキ土産にぴったり!豪華版Keo Lacは先輩や上司・大切な友人に。簡易包装版Keo Lacは同僚・後輩へのデスク用お菓子にいかがですか?ハノイのお土産屋さんでも買えるそうです。

そのほか、モンフー亭やミア寺などなど古い街並みや建物が好きな方にはたまらない村です。お酒とご飯も美味しいらしいですよ!古民家レストランがあるのも良いですね……同じご飯でも、雰囲気がある場所で食べると10倍美味しいですよね!

3:ローカルハノイ③柔肌をすべるシルクが名産”ヴァンフック村”

車で30分ほどの距離にあるヴァンフック村は、シルクの村。1000年以上もシルクの歴史があるヴァンフック村は、いまも9割以上の村人がシルク産業にたずさわっています。

シルクが名産のヴァンフック村は、現在では観光職業村として栄えています。ベトナムの古城ぽい村のゲートは2010年に建造されたものなので、遺跡ではありません。

ベトナムもシルク産業は有名です。街中のお土産屋さんでも、100%シルクの鮮やかなストールやスカーフを目にすることが多いですよね!

私も前にお土産に買って帰ってとっても喜ばれました。ベトナムは、色の使い方と柄の入れかたがアジアだけどアジアっぽくなくて西洋な感じもする、とっても印象的でセンスがいいので女性人気間違いなしです。彼女さんやお母さま・姉妹などの女の子たちにおすすめですよ!ベトナムコーヒーより嬉しいかも……。

シルク産業の歴史を学んで、女性陣大満足のお土産も買える村です。市街地のお土産屋さんにはシルクと銘打ったシルクではないものもたまにあるので、ヴァンフック村に行く価値はありますよ。100%シルクを買うならヴァンフック村にいきましょう!

4:ローカルハノイ④刺繍なくしてベトナムは語れない”クアットドン村”

シルクに続いて、クアットドン村は刺繍の村です!車で1時間ほどで行けちゃいます。ベトナムといえば刺繍ですよね!筆者愛用のお財布もポーチも刺繍が施されています。

ハノイでもホーチミンでも、お土産屋さんには必ず刺繍の小物が売っています。これがまた可愛い……。私のおすすめはリップケース(口紅入れ)です。バラマキ土産にちょうどいいお値段なのに可愛い。

可愛いベトナムと切り離せない刺繍は、ベトナム女性史とも深い関わりがあります。その歴史は1世紀に遡り、バイバーチュンが後漢に反乱を起こした際にも見られます。女性たちは刺繍を誇り・美の象徴として扱ったのです。

ベトナムと切っても切れない縁のある刺繍は、現在技術の後継者不足問題に迫られています。刺繍村と呼ばれたクアットドン村でも、2-3人しか刺繍技術を引き継いで制作している人はいません。

額縁にいれて飾る繊細かつ華麗な刺繍をひと針ひと針丁寧に施していく様子は、今日まで続くベトナムの歴史を思わせます……。ハノイにある「ベトナム女性史博物館」には、刺繍文化が展示されています!刺繍好きさんはこちらもぜひ!

5:ローカルハノイ⑤好き嫌いが激しくわかれる爬虫類の王様”レマット村”

いままで可愛いベトナム伝統村をご紹介してきました。レマット村は爬虫類好きの方におすすめの村です。車で1時間ほどのレマット村の名物は「ヘビ」。好ヘビ嫌いで有名な世界の果てまでイッテQ人気タレント:イモトアヤコさんが訪れた村です!

日本でも滋養強壮として重宝されるヘビは、ベトナムでも重宝されています。レマット村のヘビたちは、ハノイの高級料理店にも出荷される一級品です。いきのいい新鮮なヘビと薬用酒を求めて、観光客のみならずベトナム中から人々がやってきます。

ヤギやアヒルの血は諸々に良いという理由で好まれるそうですが、ヘビの血も飲むのかな……。10ドル前後で10種類ほどのヘビたちの肉料理とヘビ酒が楽しめるレマット村では、ヘビたちの飼育場見学もできます。

可愛いヘビを見たい!撫でたい!食べちゃいたいくらいヘビが好き!なひとにはたまらない村ですね……!うーん、難易度が高いです。でも人生経験としてはアリだと思います!ヘビ美味しいのかな……。骨が多そうです……。若干好奇心をくすぐられます!旧暦の3月23日には「ヘビ踊り」が行われるので、ねらっていくのもおすすめです!

6:ローカルハノイ⑥時がとまる素朴な愛しさ”ドンホー村”

最後にご紹介するのは「ドンホー村」!車で1時間ほどにあるドンホー村は、版画の村です。ドンホー村は、観光用の村ではありません。遺跡や古城もありませんし、話題性のある名産品もありません。人々の暮らしと伝統的なベトナム版画だけがある村は、もしかしたら今回ご紹介したなかで1番地味な村かもしれません。

けれど、派手さがないからこそ良い部分もあります。話題性・人気のある伝統名産品をうみだす村は、どうしても観光地化がすすみます。ローカルな雰囲気は少しずつ消えていきますし、ビジネスの色は濃くなります。良い悪いの判断はできませんし、時代の流れとはそういうものですよね。

11世紀からの伝統を引き継ぐ版画職人は今では数名しかいません。彼らだからこそ描ける「ベトナム民話の世界」・「招福」・「歴史」は、テト(旧正月)に欠かせないものでした。繊細な版画も華美ではなく、どちらかというとくすっと微笑んでしまう可愛いもの。ひとによってはシュールと受け取るかもしれません。

職人技のつまった版木から写される1枚2万ドン(約100円)の版画には、不思議な魅力がつまっています。文化と伝統には触れたいけれど、ガツガツした商売の雰囲気は求めていないよ……。ローカルな村々と生活に密着した伝統文化が見たい。そんな方には、ドンホー村をおすすめします。何もない”から”こそ、惹かれるものもありますよね。

おわりに

ハノイの周辺1時間圏内には個性的な村が数多くあります。ネームバリューのある村も、マイナーな村も、それぞれの魅力がたっぷりつまった歴史と伝統あふれる村です。

買いたいお土産や、食べたいもの、見たい風景にあわせて行きたい村を選んでくださいね!ハノイに行って旧市街”だけ”で過ごすなんてもったいない!少し足をのばして、伝統文化が生活によりそう村を観にいきましょう。

もちろん弊社でもご相談をお受けしております。どの村に行けばいいか分からないよ……という方は、ローカルを知り尽くした弊社のスタッフにご相談くださいませ。お待ちしております!

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